2011-05-30

本日の融和運動。

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-白ぅ~凪ぃ「まるちぷるフラワーズ」コアマガジン ISBN:9784864360272
話△ 抜○ 消小 総合○

4とおりのキャラクターすべてで兄を愛する多重人格ヒロインと彼を取り巻く女の子たちとでくり広げられる甘々ハーレム絨毯爆撃表題作長編7話+独立短編2本。きらびやかなタッチで描かれるキュートな萌えっ娘どもがステディな彼の前でだけはド淫乱へ変貌するさまがなんとも眼福な作者2nd単行本はコアマガジンからの初リリース。
他社から刊行の前作「聖天使ユミエル エンドレスフィード」は原作つきのせいなのかはたまたなじみのないレーベルのせいかチェックすらしていなかった俺だが、今回はメガストアHでの連載時からそのパワフルな筆致に圧倒されていたので当然のとごくデフォ買いを敢行。
まず先に雑誌初出時点から気になっているアラを述べると、単発予定だったものを強引に長尺化したせいで展開がいささか行き当たりばったり。それと画面構成や科白まわしが煩雑で、雑誌でぶつ切りのを読んでいたときは正直あまりストーリーが頭に入ってこなかった。しかしながらこれから言及する美点の数々により、瑕瑾をカヴァーしてありあまる意欲作となりおおせたと思う。
オタ/オサレ/ガーリィの美味しい部分だけをピックアップしてさらにメッキをかけたみたいな売れ線まっしぐらのカヴァーイラストがまずぼくらの脳髄を直撃。中身もディジタル仕上げならではの繊細なトーンワークが映える美しい作画だ。このすばらしくキャッチーな絵柄は若干方向性は違うが近年のコアやワニの執筆陣のうちハイセンスさを売りにする人たち――たとえばモチ、tosh、藤ますetc.――あたりに共通する匂いがする。実際いますぐにでも電撃や角川にアニメやラノベのコミカライズ担当として青田買いされそうで、その意味ではとても心配ではあるのだけれど。
後半部の読み切り2本もなかなかにレヴェルの高い作品ではあるが、やはりこの作家の本領は冒頭長編にこそあると言える。メインヒロインである主人公の可愛いヤンガーシスター・瑠亜が性格も口調も名前までも異なる4つのキャラを使い分けてお兄ちゃんラヴを実践という、いってみればそれだけのオハナシなのだが、人格が交替するたびに体幹までが変化してつるぺたから爆乳まで4種類のボディが堪能できちゃう超お得仕様がこの作品のキモ。華やかな絵面におっぱいやお尻の伸縮までが加わってなんとも忙しくうれしいごほうびだ。
さらにこれだけでは飽きたらず2話め以降では彼の属する生徒会メンバーや女性教師など居並ぶ女性陣みなが主人公にZOKKON命というヒロイン回転寿司展開がお待ちかね。居並ぶ彼女らとコッテリ濃厚なセックスを交わしたのち最終話では全員集合して仲よく5P(メインヒロインが四重人格なので実質8Pだ!)。かくのごとく男のよこしまな妄想がすべて具現化されたエルドラドに地球滅亡のその日までどっぷり没入できることだろう。
つるぺたロリからばいんばいんアダルトさんまで等しくツヤツヤ光る滑らかな肢体をフル活用して快楽追求にいそしむエロシーンはみっちり詰まった作画ともあいまって非常にゴージャス。突き立てた指が沈みこむほど柔らかなお肌をムニムニもてあそびながら蜜壷をこね回し、たちどころに呼吸を荒くして発情する彼女らが懇願するままにジョイスティックを挿入だ。随喜の涙を流し断続的に淫語をばらまくおにゃのこのたいそう可憐なイキ顔を堪能しながら往復運動のスピードを増せば女子どもいっそう腰を使いよがりまくる。汗と涙と愛液とが入り交じりグチャグチャになったボディをのけぞらせ全身で快感を享受するヒロインたちの秘密の花園の奥深くへ許容量を軽くオーヴァーの特濃ザーメンをにぎやかな擬音とともにたっぷり注入するその刹那全員テクニカルノックアウト。
物語の整合性にはあまり気を配らず、ひたすらムードに流され勢いで突っ走るストーリーテリングはそうとう粗っぽい。ことにネームは方向を制御しきれず好き勝手にあふれ出しているかのような印象を受ける。にもかかわらずグダグダ感より快さの方が勝るのはひとえにセンスのよさゆえ。たとえるならば嗅覚とひらめきだけでフィールドを支配してしまう天才型MFのごとしだ。持って生まれた才能の輝きに洗練が加われば……と思わず想像をたくましくしてしまう、今後が楽しみな逸材。なお自分的に今回のヒロインズのなかでは年上志向の希薄な俺にはめずらしくショートカットむっちり爆乳眼鏡女教師さんがフェイヴァリット。最終話のぶっかけ→中田氏シーンでは気絶するほど抜かせてもらいましたよ!

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