今月のヘヴィ回し。

• 小菅勇太郎「BOYS n' GIRLS」一迅社 ISBN:4758002614

話○ 抜×-○ 消小 総合○

男装少女×同級生男子表題作7話（未完）＋短編5本。ハートフル鬼畜エロをやらすと右に出る

もののなかった人だが昨年末急逝、単行本未収録作をまとめた遺作集。初出一覧を見ると

6～7年前の作品があったりで古いもの主体だがさほど絵柄のブレはなく、ファンならば単なる

香典代わりでなく実用にもなりそう。とはいえ長編はストーリーメインでエロは添えもの

なので（個人的には男装ショートカットっ娘は激しくツボではあるが）抜きツールとしては

効率はよくない。一方うしろの短いのはライト・ダーク半々で凌辱ものはこの人の本領発揮で

なかなか使える。なんで評価は相殺したがこの人の繊細かつキャッチーな絵柄は他になかなか

代替のきかないもので、かえすがえすも惜しい人を亡くしたものだ。あと当然あとがきページは

本人が書きようがないのでアシスタントの人が作品解説してます。