2006-12-13

今宵の東京Be-Bop。

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話○ 抜○ 消小 総合○

委員長×男性教師夫婦前後編+短編6本。前作の時代もの長編はこの人の弱点である構成力のなさが出てしまっていまいち締まりのない作品だったが、今回はキレのいい短編オンリーで長所だけが引き立ち大正解。
いつもどおりアニメ/漫画絵の気持ちいい部分だけを抽出したキャッチーなタッチを武器にラヴラヴ和姦~ライト凌辱までたゆんたゆんな美乳たちとぷっくりまんこたちが気持ちよく乱舞。また1on1から複数乱交になだれこむ展開が多く、そのぶんエロのヴォリュームも増していっそう美味しい。
そんな塩梅でヒロインたちが顔を赤らめながら快感に喘ぐ表情がたまらなくちんこを刺激する。昔は貧乳もそれなりに描いていたけど最近はもうデフォで爆乳で、最低ラインがEかFくらいの趣(まあサブキャラでごくまれにつるぺたもいるが)。
個人的にはこの人のナイチチも好きなのでそちらもたまには思い出してほしいが、乳描写の頂点を極めようといそしむさまはすなおに応援してます。
話○ 抜△ 消小 総合△

見かけスク水少女な水の神様レビアたんと彼女をめぐる人間たちの1話完結型オムニバス全8本。
エロ漫画というよりはSF(すこしふしぎ)の香りが濃厚で、どの話もセンス・オヴ・ワンダーの固まり。魅力的なガジェットたちを堪能しつつ縦横無尽に張りめぐらされた伏線を脳みそで解きほぐしながらあっという間に読了。
ちんこ&玉と脊髄とが直結状態のまま自動書記でレヴュる俺もこの作品に関しては大脳皮質までお話がしみ入るほど読みこんでしまったが、逆に言えば抜きツールとしては余分なものが多すぎるということでもある。
性交描写そのものはけっこうハードでダイナミックな構図の多用や過剰な擬音の投入など量的には充分なはずなのにストーリーテリングが性欲を抑えこんでしまうというか。
絵柄も現在主流の萌え系とはかけ離れた、少し前のマニア系SFアンソロジーあたりにありそうなタッチで、ポピュラリティの獲得という面ではやや厳しい。ググってみたら非エロの創作系同人をやってた人のようでなるほどと得心。これはどちらかというとエロを踏み台にさっさと一般誌に行くべきタイプの作家かもしれない。
そんなわけでちんこを活用するには不向きで採点も辛くしてしまったが、おなかにたまるストーリーを摂取したい人はチェックしておくべき1冊。


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