2013-02-23

本日のシュラバ★ラ★バンバ。

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-睦茸「そとの国のヨメ」ワニマガジン社 ISBN:9784862692344
話○ 抜◎ 消小 総合○

幼いころから同居中のハーフ少女と長いつきあいの大親友のサキュバス2人にご飯代わりにザーメンしぼり取られて主人公は毎日大変表題作長編6話&描きおろしインターミッション2本&三者あまあま同居生活後日談3本。艶めくエロボディをハードに使役し子宮の奥へたっぷり種つけされちゃうキュートガールズの挟撃に辛抱たまらんですたいな作者通算4冊めの単行本は当社からの初お目見えだ。なお今回購入のものはドラマCDが付属の限定版だが、円盤は未開封なのでこちらでは漫画本体のみについての評価を実施する。
ジーウォークより上梓された前単行本「たぷりこ」発売から1年ちょっとと順調なペースでの刊行だが、本来ならもう少し早くリリースされていたかも知れない。初出一覧を見ると描きおろし等を除く本筋の部分は2012年に入ってすぐ完結しており、コア/ワニ両出版社間での騒動がなければすみやかに本にできたはず。こういうふうに作者の思惑以外のところで作業を遅延させるのは今回のケースを最後にしてもらいたいものだ。
2つ前のコアマガジン刊「あまみドコロ」と同じ担当編集であろう今作はこれまでの読切/連載ミックスではなく初の1冊まるごと長尺もの。隔月ペースで順調に執筆され旧作収録もないので、単行本トータルでは既刊中もっとも絵柄の統一がとれている。アニメ絵ベースで強めのディフォルメがかけられたカワイイ系のタッチは非常に訴求力が高く、最近ではついに一般誌のコミカライズ担当に招集されてしまったほど。
このすばらしき筆致で描かれるのは表紙にも登場する対照的なルックスのダブルヒロイン。もとよりぺたっ娘と爆乳さんのどちらも描ける作家だけにわざわざ両極端なデザインにして対比を強調する。長髪パツキン貧乳ちびっ娘・ルフと身長高めショート黒髪ビッグバスト女子・タマオのサキュバス2名が主人公たる人間男子・トウジをめぐり丁々発止のやりとりをくり広げるのが本作のストーリーの主軸だ。
自分はこの雑誌連載をリアルタイムで読んでいたのだが、物語の発端ですでにいっしょに暮らしているトウジとルフがらぶらぶちゅっちゅ展開になるのは予想できたけども第2話からタマオが突如レースに参戦したのには心底ビックリ。というのも初登場時の「彼」はまごうかたなき男性だったからだ。それが2話め以降でいきなり「彼女」になっちゃってTS耐性ゼロの俺は抜いていいものか否かものごっつ葛藤しましたよ。結局のところキャラ属性的にはドストライクだしその後は基本女性体だしでなんとかちんこをしごけるようになったものの、この経験を経て別の作家の性転換ネタが使えるようになったかというと全然そんなことはないのであくまで今回だけの特殊事情っぽい。
ともあれ突如ヒロイン2人の性的猛攻にさらされるようになったトウジのうれしはずかし搾精ライフが以後延々と続くのだけれど、その部分だけでなくルフ/タマオのそれぞれ微妙に異なる恋心のありようや2人の揺れる気持ちをガッシリ受けとめるトウジの侠気あふれる言動など細やかな心象描写の積み重ねが物語に深みを加える。読み手たる男子諸兄が自然に共感を抱くことのできる好漢としてトウジを造形することにより、めくるめくハーレム展開の数々にもリア充死ね的なジェラシーではなく大いなるシンパシーを持ちながら快く読み進めることが可能となるのだ。
女子のお肌のやわこさをヴィヴィッドに表現した独特のトーンワークに彩られた肢体が乱舞するエロシーンは密度も過激度も天下一品で、とりわけ快感に身もだえし汗と涙と唾液にまみれながらイキまくるおにゃのこのトロ顔絨毯爆撃は破壊力抜群。ピキピキちんこを粘膜でキュッと締めつけしきりにザーメン分泌をうながす性器結合断面図の多用もたいそうエロっちく、モノローグでも擬音でも饒舌に淫語発しながら絶頂を迎えるヒロインのサキュバスまんこにエンドレス膣内射精で愚息も昇天。
淫魔らしくやらしいディープキスで骨抜きにしたのちおもむろに胸の谷間でシャフトをはさみこみねっとりお口でご奉仕だ。とろける舌技にたまらず射精すると彼女はうっとりと腔内で白濁液をこね回しながら徐々に濡れそぼつ下腹部を押し広げ誘うような視線をこちらに向ける。ガマンできず乱暴に怒張を内奥へねじこめば女子どもたちまち全身を打ち震わせはわわわよがりまくりだ。抽送のスピードが増すごとに膣内の締めつけはいっそう強まり子種の受け入れ準備も万端。いよいよ恥も外聞もなくハートマークをまき散らしはじめたヒロインの懇願するままに総仕上げとして大量のスペルマを卵巣の奥まで届こうかという勢いで遠慮会釈なく叩きつける。
見ているこちらがこっ恥ずかしくなるほどのイチャラヴぶりと濃厚きわまりない肉体の交わりと二方面からの波状攻撃に身も心もすっかり睦茸色に染められること必定の特級抜きツールだ。欲を言えば連載終了後にちょくちょく描いていた単発作品も一気に読みたかったがまあそれは次作以降のお楽しみ。この人の描くものではどちらかというと巨乳さん好きの自分は、ヤキモチ焼きっぷりがかわいい小動物系金髪っ娘のルフも捨てがたいけれど大胆不敵なくせに変なところで遠慮しいででも一途で……な男装爆乳女子タマオの献身LOVE模様に脳髄が灼き切れるかと思いましたよ。

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