話○ 抜○ 消小 総合○
したい盛りな少年少女が欲望のおもむくままドキドキ甘々ガチファック短編全10本。えっちの気持ちよさを覚えたばかりの思春期バカップルが互いの身体をむさぼるように求めきつく抱きあいながら10代まんこに中田氏三昧の性春スウィートドリームズ全面展開の作者最新刊は黄色い楕円物件としての6th単行本にして当社からの第5弾コミックスだ。
前単行本「乙女心は恋の色」が上梓されたあたりはちょうどそれまでの本拠地だった「COMIC RIN」が休刊したばかりのタイミングでしばらく成年誌掲載がなく、しかも一般仕事が増えてこのままアチラへ行ってしまうのかと内心やきもきしていたところ。しかしながらその後無事RIN後継の「Juicy」が創刊となり引き続き活躍の場を得てひと安心。
季刊ペースゆえ原稿がたまるのが遅く3年半のインターヴァルが空いてしまったが、キュートなアニメ絵ベースの作画はいつもながらに訴求力抜群かつ口当たり良好だ。執筆時期の幅が広いだけにいくらか絵の新旧差は感じられるものの(初出明記がないので描いた順序は正確にわからないけれどおおむね時系列と逆順の収録か)、ほわんと柔和な描線はずっと共通であり読んでるうちにすっかり心おだやかに。
現掲載誌の誌風そのままに、登場ヒロインは義務教育最終段階のティーン少女専科。元来このあたりの年齢層をもっとも得意とする作家だけに、JCシバリはむしろ本望だろう。付随して10代前半女子特有のきわめて微妙な発育具合を十全に反映させたボディデザインもたまらない。ほんのりくびれを帯びはじめたトルソやはっきりと起伏を見せつついまだ発展途上のおっぱい、そして滑らかな無毛地帯の奥で次第に女らしい輪郭をあらわにし出す柔肉などが青い果実スキー男子の勃起中枢をチクチクと刺戟する。
お歳および肢体描写の幅がレギュレイションにより固定されたことで、ストーリー展開もアドレッセンスなお年ごろのカップルたちによる小さな恋のメロディ一本やりに。同級生もしくは先輩後輩、あるいは年の近い兄妹で構成の中学生男女が2人だけのクローズドな空間のなか赤面必至のピロウ・トークを交わしながら愛を確かめ合う非常に浮世離れした展開が全編にわたりくり広げられる。作品世界の広がりが極端に狭いかわり、彼氏彼女の細やかな心象描写や多彩な表情変化を刻一刻ととらえ本番に向けて気分を盛り上げてゆく緻密な演出はピカイチ。ここまで理想論的な恋愛プロセスに徹すると逆に現実味には乏しくなるけれど、この甘美な妄想世界に浸かり続けるうちそんなのはどうでもよくなってくるから不思議だ。
じっくり下準備を整えたのちいよいよ合体のエロシーンはこれまたこっ恥ずかしくもスウィーティ。お互い思う気持ちを隠しもせずスキスキ言い合いながらの思春期セックス満漢全席は特別な器具やギミックなど投入せずともひたすら熱く激しく甘やかに推移する。以前は露骨なくらい血管ピキピキのいきり立つ怒張が充血しきった大ぶりのビラビラに吸いこまれてゆくさまをえげつなく描出していたのが若干性器描写がプリティ寄りになって画風にマッチしたものに。そうはいっても景気よく結合部を見せつけながらのハードファックは従来どおりで、2人して気持ちよくなりながら射精に合わせ同時に達するほほえましいフィニッシュに心はほっこりちんこはモッコリ。
犯りたい気持ちを抑えきれずにルパンダイヴする少年の暴走を少女は優しく受け止め自分からたぎるシャフトへ口づける。準備万端の濡れそぼつ蜜壷へみずから指をあてがい暴れん棒を誘導して性器どうしの摩擦運動をスタートだ。手と手をつなぎ激しくキスを交わしながら粘膜も破けようかという勢いで蠕動をくり返しては頬を紅潮させ瞳をうるませてこみ上げる快感に耐え続ける彼女の艶姿にいっそうエレクチオン。呼吸を荒げうわごとのように嬌声を発しながらしきりに中田氏を懇願するヒロインのご要望どおり、最後はティーンエイジまんこの最深部めがけて熱い飛沫をたっぷりとお見舞いだ。
誰ひとり大人が顔を出さない少年少女だけの特権的なアジールのなか覚えたてのセックスに没頭する2人のパーソナルなセックスが横溢するさまを頭からシッポまで堪能できる中学生インピオの金字塔。最愛の男子の前でだけド淫乱な本性を全開しながら涙ながらに絶頂するえっちなJC盛りだくさんで愚息も大忙しだ。欲を言えばおっぱい大きめ女子が今回控えめだったので次はまた増量してくれるとさらにありがたいのだけれど。そんな俺なので本作中では比較的バストの豊かなヒロイン登場の2本、身体目当てと思われるのがイヤで手出しを躊躇する男子だったが女の子の方はもっと積極的でした……の「林檎遊戯」と、物心ついたときからずっと一緒の幼なじみと初えっちから息もぴったりガッツリ膣内射精「未来レール」が最愛。
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