2020-01-26

本年度の一軍キャンプ。

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-NABURU「家庭崩悶」クロエ出版 ISBN:9784908099823
話○ 抜○ 消小 総合○

やかましくも平和な家庭に突如現れた闖入者はとてつもない災禍と苦痛とを彼らにもたらし……長編5和+独立短編1本。問答無用勧悪懲善人権蹂躙絵巻を飽くことなくくり広げ純真な少女から貞淑な人妻までもれなく終わりなき受難劇に遭遇させられる壮絶な光景をたっぷりとお届けの作者最新刊は通算11冊めにして本名義での9thコミックスだ。なお今作はどういうわけか早々に某密林の商品情報が削除されているので、書誌データはまんが王のサイトへ。
かつてはほかにも筆名を使いさまざまな出版社でお仕事していた人だけど、この出版社の看板誌「COMIC真激」に腰を落ちつけてからはほぼここがホームグラウンドとなっており、ここの原稿執筆に専念しているぶんストックがたまるのも速い。だもんで2018年晩秋に上梓された前単行本「獄姦恥域」からこの新刊リリースまでもおよそ1年あまりといつもどおりのハイペースで到着だ。
オーソドックスな一般青年誌系の絵柄にほどよく現代風のエッセンスを添えたそれはこの界隈で10年以上も継続的に活動するヴェテランとは思えないアップ・トゥ・デイトなもの。とりわけ女性キャラたちの黒目がちの大きな瞳がキュートネスを強調しなんとも端整だ。巻末短編を除き前単行本発売後の真激掲載分を収録と執筆時期も新しく表紙と中身の絵柄は完全コンパチ。ゆえに店頭で目にした瞬間の衝動買いでもなんら支障はないと思うが、万全を期すのなら版元公式サイト内の著者別ページであらかじめサンプル画像を確認ののち本屋へ向かうのをオススメ。
最後尾にポツンと収録された読み切り「魔法少女ラブラブ☆ライブ」(NABURU作品にはめずらしくギャグ風味)を除けばほぼまるごと1コンテンツの構成なので、通常行うキャラ造形の傾向分析とかはサクッとすっ飛ばし、いきなり実質的なタイトルチューンたる冒頭長編「団欒の檻」の紹介をば。
ときに優しくときに厳しく家庭を守る美しき母・帆乃火(ほのか)、仕事に遊びに全力投球の長女・風夏(ふうか)、口は悪いが元気な長男・大地(だいち)、やかましい姉と兄とを尻目に優等生な次女・水樹(みずき)――笑顔と口げんかの絶えない東雲(しののめ)家に、ある晩兄貴分を射殺し逃亡中のヤクザ・影山(かげやま)が侵入し彼らを人質にして立てこもる。帆乃火の美貌に目をつけた影山は両手を椅子に縛りつけ拘束したままの彼女へ近づきゆっくりその手を敏感な部分へと伸ばしはじめるのだった……というのが物語の発端。そんなこんなで玄関開けたら2分でレイプのママンをはじめ帰宅後速攻でいただかれる長女、ずっと隠れていたのにあえなく見つかり処女を散らされる次女と順調に犠牲の生贄になるって寸法ですよ。さらには長男も意に反し近親相姦を強要されさらには超巨根の舎弟まで加わり凌辱フルコースというまいどおなじみ胸糞NABURU漫画が全開だ(むろんホメてます)。影山の狂った欲望の餌食となり好きなだけ肉体を蹂躙され痛めつけられながら絶望の淵へと墜ちてゆく東雲家の女たちに待ち受ける運命は……貴方自身の目でぜひご確認を。
必然的に強姦輪姦一辺倒となる濡れ場はむろんおそろしいほどに密度が高く、1話あたり30ページ、最終話に至っては40ページを超える大ヴォリュームのほとんどを壮絶なレイプ調教シーンへと費やす。行為内容もまた度を超したハードコアぶりであり、陰茎挿入ののちコッテリ膣内射精では飽き足らず前後の穴をフル活用ののちフィストファックだの緊縛だのチョーキングだのやりたい放題。もはや女性陣も快楽を覚えるどころでなく嗚咽したり白目剥いたりの阿鼻叫喚ぶりをお披露目だ。流血沙汰にこそしないものの生命に危険を及ぼすレヴェルの身体酷使をへっちゃらで実行しているのでグロ苦手の方は覚悟を決めて読むこと。
最愛の家族の惨劇をなすすべなく見守る少年の前でさらなる肉体蹂躙は続く。母が/姉が/妹が、悪漢に組み敷かれ真珠入りの怒張をくり返し内奥へねじこまれては粘度の高い白濁を幾度も注ぎこまれ苦悶にあえぐ凄惨な情景がイヤでも脳裏へ叩きこまれるのだ。四肢の自由を奪われ柔肌には縄目が食いこんで紫色に鬱血していくさまがなんとも痛々しい。ついには天井から吊されて首くくり覚悟の危険なロシアン・ルーレットを強いられ恐怖に絶叫する彼女らに果たして救いの手は……。
いつものように酸鼻きわまりない凌辱地獄絵図を臆面もなく展開の完全無欠純度100%NABURU漫画をお腹いっぱい味わってゲップが出そう。最近はまったくの勧悪懲善でなく最後にほのかな希望を持たせるエンドにするのでハッピー大嫌い派の方は欲求不満を覚えるかも知れないが、第1話冒頭とオーラスとで見事に関連性を持たせた秀逸な構成といい本作に関してはこのオチを全肯定。今回ヒドい目に遭いまくりのヒロイン連中のなかでは、JSのくせしてすでにご立派な胸部をお持ちの純真無垢な末っ子・水樹ちゃんがいっとう好みであります。

ひとりぼっちを交して あたしをひらいて Hey あなたの中のDNA

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1/26借出。

-榊原智子「「孤独な育児」のない社会へ」岩波新書 ISBN:9784004318163
-今泉忠明「猫脳がわかる!」文春新書 ISBN:9784166612321
-中川一徳「二重らせん」講談社 ISBN:9784065180877
-久世番子「よちよち文藝部 世界文學篇」文藝春秋 ISBN:9784163911441
-小熊英二「地域をまわって考えたこと」東京書籍 ISBN:9784487812202
-山田清機「パラアスリート」PHP研究所 ISBN:9784569845647

2020-01-22

シオンの娘

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1/22購入・借出。

-竹田いさみ「海の地政学」中公新書 ISBN:9784121025661
-小林章/田代眞理「英文サインのデザイン」ビー・エヌ・エヌ新社 ISBN:9784802511438
-泉麻人「1964」三賢社 ISBN:9784908655159
-牧野雅子「痴漢とはなにか」エトセトラブックス ISBN:9784909910011
-G・サリバン「海を渡ったスキヤキ」中央公論新社 ISBN:9784120052507
-「別冊宝島special 真相 戦後の昭和怪事件&スキャンダル」宝島社 ISBN:9784299000392
-「コミックバベル」2020年3月号

2020-01-19

今週のダイナマイトパワーランチ。

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-おたべさくら「むかしえっち」楽楽出版 ISBN:9784867044117
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

性に関する奇妙なしきたりの残る田舎を舞台に女たちはときに翻弄されときに積極的に身をゆだねて連作シリーズ6本(うち単行本描きおろし1本)。無垢な少女も貞淑な人妻も因習のもとその滑らかな肢体を思うがままに蹂躙され遠慮会釈なく精を注がれ絶頂するマーヴェラスな光景をたっぷりとお届けの作者最新刊は通算2冊めのコミックスにしてこの版元からの初お目見えだ。
昔はもっぱら商業誌しか追いかけていなかった自分も2010年代に入ってからは積極的に薄い本を買うようになり、その関係で先に同人で知ったエロ漫画家もずいぶん多く。このたび評価の俎上に載せるこの作家もそんなひとりで、2016年にコアマガジンより上梓された初単行本「愛蜜遊戯」をレヴュったときも発売ギリギリまで雑誌でも描いていたのを知らなかったくらい。そんなこの人が再度商業単行本を出すと知ったのはまたしてもリリース直前のことで、「でも最近どっかで商業仕事してたっけ?」と疑問に思いつつも購入したところ……なるほどそういうわけですね。
キュートネスあふれるアニメ/ゲーム系の絵柄はさすがに長年活動しているだけあり最新流行という感じではなくなったけど、業界の潮流に合わせたアップデイトをおこたらずまったく古びないのは立派。愛らしさと淫靡さが高いレヴェルでバランスしたそれはまさに売れ線そのもの。さっそく収録作の初出を確認……とばかりにページを手繰ると薄い本で見た話があるじゃないか! というわけで昨今流行りの同人作品として発表→まとめて商業単行本化ってやつですよ。よくよく考えるとコミックス表題の時点で気づくべきだったのだけど(だいいち一部は購入していたものだ)、そうであれば雑誌執筆の痕跡がないのにいきなり本が出たのも納得。初出の明記がないが作者ツイート等と照合するに表題作シリーズ既刊5本&描きおろし漫画で構成のようだ。最古の原稿と最新のそれとでは執筆時期にけっこうな開きがあるものの作画の極端な乖離はない。やる気のない出版社公式サイトの単行本情報では書誌データしか閲覧できず絵柄については実物の表紙から判断してもらうほかないのだけど、おおむねジャケ買いでも期待を裏切られるようなことはないはず。
薄い本では元ネタに応じょぅι゙ょからアダルトさんまでおよそなんでも描きこなしてみせるけど、オリジナル同人の再録となるこちらは表紙で訴求するような大人女性多めのラインナップだ。裏表紙でもオモテ同様に登場ヒロイン中の年長グループを起用しており、おそらく版元の意図としては熟女属性向きに売りたいのだろう。とはいえ基本的にキュートフェイス/ビッグバストな肢体描写をする人であり幾人か存在する10代女子は当然のこと奥さま連中までみなティーン同然のラヴリィな顔立ちなので童顔巨乳スキーの俺大歓喜。むしろフェロモンダダ漏れマダムてんこ盛りを期待すると若干アテが外れるかも。
前述したとおり本作コンテンツは舞台を因習残る田舎の村へ設定したオムニバスシリーズとなる。一部お話をまたぐキャラはいるものの作品ごとにメインヒロインは交代するので独立した短編としても読むことが可能だ(だもんで電子配信では単話切り売りもあり)。21世紀の現代にも夜這いや筆おろし、村の男女が会しての乱交など性に奔放だった時代の残滓が色濃く残るこの村で生まれ育ったもの、あるいは外部から嫁いできたもの、それぞれの立場でこのいにしえの習わしに直面し、彼ら彼女らが隠微な欲望の隘路へと堕ちてゆくさまをじっくりねっとりつむいでゆく。その狭間には意中の人とのほのぼのした恋模様もあれば良人をよそに身体は禁忌を犯してしまう背徳の構図も浮かびそのありようは一様ではない。そんな環境にいつしか順応しついには見知らぬ誰かの胤を注がれイキ狂う女たちの浅ましき行状を浮き彫りにしてゆくのだ。
アモラルな空気を濃厚にただよわせるなかの激しい情交はまことに濃密で、我々読み手の勃起中枢を効果的に励起せしめる。1本あたり24-36ページの潤沢な容量をフルに活かし人間関係でがんじがらめの頽廃的なセックスを怒濤の勢いで展開するのだ。日中はのどかな会話を交わす隣人がたわわな肢体へむしゃぶりつき容赦なくナマ中田氏してゆくかと思えば、夫以外のちんこを大量に受け入れさせられてはくり返しイカされる、そんな道徳破壊を目の当たりにさせられて彼女らはそれゆえにいっそう燃え上がり刹那的な快楽に身をゆだねては獣じみた咆吼を発して幾度も昇りつめその都度体躯を打ち震わせながら誰とも知らぬ子をその胎内に宿してゆく。
先祖代々の決まりごとと称し執り行われる禁断の儀式にいざ相対して見ず知らずの他人の前で豊満な肢体を開かされる恥辱に彼女は涙するも情欲のセレモニーはよどみなく進行だ。愛する人以外に許したことのない秘密の花園を押し広げられ敏感な部分を執拗に刺戟されるうちいつしかそこはしとどに濡れる。拒む気持ちとは裏腹にすっかり受け入れる準備ができたそこは強引に押しこまれたシャフトを難なく飲みこみやがて激しく奥を貫かれるたび嫌悪の表情は愉悦のそれへと変化。もはや自分から積極的に腰を振り四肢を打ち震わせながら快楽享受に没頭する。ついにはトロトロのイキ顔見せつけながら恥も外聞もなく膣内射精を懇願しきつく抱きついてくる彼女のドスケベまんこの許容量いっぱいに妊娠確実特濃ザーメンの奔流をプレゼント。
ファンシィな作画でもって問答無用ハードコアファックの応酬をくり広げとまことに使い勝手良好な1冊。自分の嗜好的にアダルトさん主役の回だとややマイサンの勃ちが悪くなりこの実用性採点だけど、むしろそっちのがご褒美の方は評価2割増しで。いまも昔もこの作家の活動のメインはあくまでも同人誌であり雑誌執筆の機会はあまりないかも知れないが、今回のような形でモリモリと既存作品のコミックス化を進めてもらえるのならそれはそれで大いに歓迎。本シリーズのなかでは先に述べたとおりティーン主演の話がもっともマイサンにグッときて、毎晩夜這いをかけられる美人の姉を横目に劣等感を覚える妹にもついに性の手ほどきをしてもらえる日が……の「処女喪失の儀式編」と、祭りののちの野合で幼いころから想い合う2人は結ばれ「夏祭りの夜編」でもってガッツリ抜きまくりました。

みんなのたあ坊

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1/19借出。

-今尾恵介「地名崩壊」角川新書 ISBN:9784040823003
-L・クレットマン「クレットマン日記」平凡社東洋文庫 ISBN:9784582808988
-原武史「地形の思想史」KADOKAWA ISBN:9784041080221
-中山大将「国境は誰のためにある?」清水書院 ISBN:9784389501129
-岩本宣明「科学者が消える」東洋経済新報社 ISBN:9784492223901
-毎日新聞「幻の科学技術立国」取材班「誰が科学を殺すのか」毎日新聞出版 ISBN:9784620326078
-野地秩嘉「スバル」プレジデント社 ISBN:9784833423519
-北海道新聞社編「拓銀 敗戦の記録」北海道新聞社 ISBN:9784894539617

2020-01-18

今晩のエレクトリック・キーヤー。

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-雨山電信「彼女が裸を見せるとき」エンジェル出版 ISBN:9784873068886
話◎ 抜○-△ 消小 総合○

古よりの風習として女たちが奔放に春を売る風光明媚な離島性活オムニバス4話+独立短編5本。男と女の濃密で淫靡な関係を卓越したお話運びでつむぎつつド迫力ボディが画面せましと行き交いフェティシズムを炸裂させる超高密度ファックをモリモリと展開の作者最新刊は通算4冊めにして本レーベルからの第3弾コミックスだ。
その昔なんの予備知識もなくこの人の処女作「雨山式雌穴マンゲ鏡」を衝動買いしたところ度肝を抜くようなコッテリ特濃エロスが横溢するさまにたちまち圧倒され以後はその存在を脳裡に深く刻まれた次第。そう言いながらもきわめてクセの強い作風はときに受容の障害にもなって、リイド社より2018年末に上梓された前単行本「あぐりちゃんとひみつのなつやすみ」はヒロイン造形のあまりのピーキーさに申しわけなくも購入を見送ったので(作者さますいません)、当ブログで評価の俎上に載せるのは同じエンジェル出版から2018年3月にリリースの前々作「今宵、好きな穴から」以来2年近くのインターヴァルをはさんでのこと。
勢い重視かつ濃口の絵柄を武器とする執筆陣の多い当社の看板雑誌「エンジェル倶楽部」にあっても、雨山電信の骨太でダイナミックな筆致はひときわ目を惹く。ことに油絵の具で仕上げたかのごとく大胆な筆遣いのカラー彩色は白眉で、その個性を前面に押し出した本作の表紙絵は読者の視線をグッととらえて放さない。収録作すべて2018-19年にかけてのエンクラ掲載分と最新原稿ばかりゆえ作画品質の高さも折り紙つきだ。なお版元の提供する単行本情報ページおよび著者pixivアカウントの発売告知エントリから内容サンプルをたっぷりとおがめるので、この作家初挑戦の方はぜひそれらを先にチェックしておくべし。
この躍動感あふれるタッチから生み出される女性陣は掲載誌の誌風もあって大半が成人済みから下手すりゃ子持ちママンまでだいぶ上方向に寄っているのだけど、この新刊はそれでもJKなど青い果実も数名配置して本来熟女苦手な自分も美味しくいただける。もっともお歳を問わずボディラインは爆裂おっぱい&ド迫力ヒップの超絶グラマラス専科ゆえスレンダー嗜好の方には少々つらいかも知れない。さらに強烈なのがアンダーヘアのみならず腋にもモサモサと大量に生い茂るその剛毛具合で、両腕を上げたとたんモワッとわき出る蒸れた空気と濃厚な匂いとが二次元の世界からこちらまで直接伝わってくるかのよう。このへんははっきりと好き嫌いが分かれる要素でもあるので、そうしたジャングルに恐れをなす諸兄はこの時点できびすを返すべし。
かくのごとくカロリー過多なヴィジュアルにも増して雨山電信が独自色を発揮するのがそのストーリーテリング。読み切り主体だった既刊に対し今回は温暖な瀬戸内の離島を舞台に四季を駆け抜ける連作「人魚の島」が全体の半分を占め、残りのスペースをこれまでどおりの短編群で埋めるという構成になるのだけど、物語の基本的なテイストはおおむね不変。いずれも特殊なシチュや奇抜な性癖を盛りこみつつも全体としては人間存在の愛おしさを打ち出した一種のビルドゥングス・ロマンを思わせる作劇となっている。ダークな味わいを見せる作品も一部存在するものの、総体としては前にも増してポジティヴな印象のお話が増え読後感もきわめて良好だ。これらヴァラエティ豊かな題材をロジカルかつ緻密に制御するお話運びの冴えは漫画のみならず彼のSNSの発言や文章のきわ立ったキレからも非常に納得できるもので、いずれ小説や評論などへ足場を広げていってもおかしくないと自分はにらんでいる。
むろん抜き物件であるからにはエロシーン構築もおこたりなく、1本あたりほぼ20ページ固定の比較的タイトな容量のなかでも目を惹くエキセントリックな構図の多用と淫語マシンガン連射の雨あられでたちまち超高密度ファック満漢全席のできあがり。清楚な少女や貞淑な母親がたちまち1匹のメスへと変貌しだらしなくアヘ顔さらしながらムチツヤボディをハードに使役し精液搾取に夢中だ。腋や下腹部の茂みをいろんな分泌物でグショグショに濡らしながら粘度のひときわ高いザーメンを子宮の奥深くへ打ちこまれてド派手に絶頂のスペクタクルな光景で読み手の自慰表明もはかどりまくり。
運命の男と女は巧まずとも自然に惹かれあいやがて狂おしく身体を重ねる。豊満な肢体をあたかも誇示するかのように最愛の人に見せつけては陶酔したような表情で挿入を懇願する彼女のご要望どおり、ムワッと牝臭を発する蜜壷をいきり立つ怒張でこじ開け粘膜どうしを激しく摩擦しあうのだ。執拗に内奥を貫くたび獣じみた咆吼を発し法悦の態でよがり狂う浅ましき行状にいっそう興奮。下品な音を立てながら性器をこすり続けついには感極まり雄叫び声をあげるヒロインのドスケベまんこめがけ2度3度4度と大量の白濁をぶちまけ性の饗宴はなおも続いてゆく。
いっそう密度を増したストロングファックの応酬とこちらはより前向きに進化した力強いお話運びの両輪をじっくりと堪能しお腹いっぱい。マニアックに振りすぎた他社刊前作に比べればいくぶんマイルドに――意地悪な言い方をすると世間に迎合した――キャラメイクであり、これまで以上に幅広い層にアピールできそうだ。個人的嗜好のいかんによりアダルトすぎたり脇毛すぎたりする一部の方々では私的実用度が低下したものの、総じて優秀な精液分泌支援装置といえよう。登場ヒロインたちのなかでは今回メイン扱いの連作「人魚の島」でも表紙に抜擢されたりといちばんいい目を見ている短髪巨乳日焼けJK・茜ちゃんと、巻末短編「淫魔にラブ・ソングを」ヒロインの目隠れオドオド修道女・佐久羽(さくば)さんが自分はことのほかお気に入り。

エロス+虐殺

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1/18購入。

-栗原康「村に火をつけ、白痴になれ」岩波現代文庫 ISBN:9784006023164
-一ノ瀬俊也「特攻隊員の現実」講談社現代新書 ISBN:9784065184400

2020-01-13

今宵のイルリガートル。

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-左橋レンヤ「働く看護師の性事情」ヒット出版社 ISBN:9784894658233
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

多忙でなかなか会えない彼女の勤務先の病院で2人だけの逢瀬にいそしむも美人女医に現場を発見され両手に花連作2本+新人看護師は夜の巡回で先輩の痴態を目撃し……連作2本+独立短編4本。ドスケベな白衣の天使たちが看護のみならず下半身のお世話でもフル回転で患者ザーメン搾取しまくりのワンダフルな光景を頭からシッポまでみっちり充填の作者最新刊は通算11冊めにして本レーベルからの3rdコミックスだ。
元来は故「COMIC RiN」(茜新社刊)を本拠地として活動していた作家だが、RiNのみならず後継/系列誌がバタバタと倒れるなか当版元の「COMIC阿呍」へ新天地を求めいまやすっかりこちらがホームグラウンド。デビュー当初からの長所だった恐るべき筆の速さはヒットへ来てからもあいかわらず健在で、前単行本「シェアハウスへようこそ」刊行からこの新作リリースまでちょうど1年とこの業界にあっては驚異的ともいえるペースで早くも再会である。
いわゆるエロ漫画っぽさはあまり濃厚でなく、むしろふつうにヤンマガだのヤンジャンだので描いていそうな一般青年誌系のクリーンな筆致がキャリア初期からの変わらぬ持ち味。むろん歳月の経過とともにムダな描線は整理されトーンワークは洗練されてと相応の進化をとげてはいるものの、昔もいまもパッとひと目で「made by 左橋レンヤ」とわかるのは得がたい個性。web配信された巻末掌編1本を除きすべて阿呍誌上で2019年に掲載されたものを収録と最新原稿ばかりゆえその高クオリティにも太鼓判。例によって出版社提供のコミックス情報ページからサンプル画像を参照できるので、この作家のプロダクトにはじめて触れる方は事前にそちらを覗いておくのをオススメ。
このたび我々の股間の愉悦に貢献してくれる女性陣は単行本タイトルが示唆するとおりのナース専科……と言いたいところだが一部女医さんも存在するのでまあ病院関係者オンリーというくくりですか。現実世界では老年スレスレまでおられるだろうけどそこはエロ漫画なので彼女らはみな10代ラスト~20代中盤あたりのゴールデンエイジで占められる。顔立ちや髪型に性格づけなど細かく差異を設けられたヒロインたちはしかしながらみな砲弾型のド迫力おっぱいに安産間違いなしのビッグヒップ、それでいて腰は極限までキュッと締まった2次元ならではの完璧ボディでまさに男子のちんこをしごかせるためだけに生まれてきたナースたちが勢ぞろいですよ。
物語は読み切りだったり続きものだったり形態はさまざまながら、おそらくは同一の病院を舞台にしたゆるやかなオムニバスストーリーの様相を呈する。少年だったり青年だったりの入院患者がふとしたことで担当してくれる看護師さんたちの淫猥な素顔を知って……という導入が本シリーズの黄金パターン。必要最低限の世界設定をセッティングしたのちはひたすらえっちなナースさんと彼女らをゴチになる(あるいはむしろ美味しくいただかれる)男性陣との軽妙なやりとりを中心とするエロコメ仕立てで推移。間違っても骨太なテーマを提示したりだの波瀾万丈のドラマをくり広げたりだのはしないけれど、作者もそんなものはハナからねらっておらずシンプルなラヴ・アフェアに徹する職人の技だ。
お話にさほど重きを置かないかわり、濡れ場はこのうえなく密度が高く非常にユースフル。1本あたり24ページ固定(巻頭作の加筆部分を除く)の平均的な容量ながらエロシーン突入はきわめて早く、情熱的なフェラ&パイズリの前戯にはじまりいざ本番ののちは執拗にハードな抽送をくり返したのち女子みな大ゴマ使ってド派手に絶頂のスペクタクルな光景が視界360度どこまでも広がるのだ。加えてここ最近は以前にも増しておにゃのこ連中の絶品アヘ顔描写が充実してきて、ほおを紅潮させだらしなくベロ出してケダモノじみた咆吼を発するさまに読んでるこっちも辛抱たまらずオタマジャクシを大量放出。
甲斐甲斐しく世話してくれる白衣の天使もひと皮むけば肉欲をむき出しにしドスケベボディをみずからご開帳しては患者へ馬乗りになり情交をおねだりだ。リクエストにお応えしてたぎる怒張をゆっくりと蜜壷の奥へねじこみ性器どうしの真剣勝負をスタート。激しくストロークを刻むたびビッグバストをブリブリ揺らし法悦の態で四方八方へエロワードを乱射する艶姿を目の当たりにしていっそうエレクチオン。タイトに抱きつきながらイクイク連呼し執拗に膣内射精を懇願する彼女らのナースまんこの最深部めがけ最後に特濃ザーメンの奔流をお見舞いだ。
もはや恒例の度淫乱ヒロインズ大量供給&ストロングファック絨毯爆撃の壮絶なコンボに精嚢のストックもたちまち枯渇すること請け合いの鉄板抜きツール。個人的嗜好のいかんによりアダルト色の濃い数人ではマイサンの勃ちが若干悪くなってしまったとはいえ、総体としておそろしくコスパの高い精液分泌支援物資なのは間違いない。これからも変に大河ドラマ志向に走ったりせずガチハメ連続中田氏マイスターとしてその道を極めていただきたいもの。どのお話もたいそう愚息がお世話になりまくりだったけど、ひそかに思っていた元同級生と病室で再会したヒロインが女医の後押しで果敢にアタックの「検査入院の夜に」と、初心な新人ナースが尊敬する先輩のド派手な痴態を目撃しいつしか感化されて「新米ナースの初夜勤」/「新米ナースの初○○○」連作の、ショートヘア巨乳っ娘登場2作品がマイベストでございます。

絆會

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1/13購入。

-阿部岳「ルポ 沖縄 国家の暴力」朝日文庫 ISBN:9784022620002
-山之内幸夫「山口組の平成史」ちくま新書 ISBN:9784480072771
-「COMIC快楽天BEAST」2020年2月号

2020-01-12

気持ち悪い以外は有能

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1/12借出。

-西田浩「秋吉敏子と渡辺貞夫」新潮新書 ISBN:9784106108266
-田中均「見えない戦争」中公新書ラクレ ISBN:9784121506719
-丸々もとお/丸田あつし「日本夜景遺産 15周年記念版」河出書房新社 ISBN:9784309290560
-栗山英樹「栗山ノート」光文社 ISBN:9784334951177
-坪内政美「鉄道珍百景」天夢人 ISBN:9784635821995
-上杉一紀「ロマノフの消えた金塊」東洋書店新社 ISBN:9784773420357
-小田部雄次監修「幕末 志士の作法」G.B. ISBN:9784906993789
-E・スノーデン「スノーデン 独白」河出書房新社 ISBN:9784309227863

2020-01-11

電気あんまの万駄木さん

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1/11購入。

-灰羽ねむみ「足芸少女こむらさん(3)」秋田書店 ISBN:9784253207997
-「comicアンスリウム」2020年2月号

2月の新刊チェック。

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ソースはここ。

http://www.mangaoh.co.jp/catalog/product_list_day.php?category=comic_adult&group=label&term=month&date=202002&view=LIST&count=all(成年向け)

http://www.mangaoh.co.jp/catalog/product_list_day.php?category=comic_all&group=label&term=month&date=202002&view=LIST&count=all(コミック全般)


確定:崎森ダン・長い草・Noise・ポン貴花田

二番粉:上田リエコ・梅玉奈部・Cuvie・沢尻メロウ


ってなとこ。

1月に続き刊行点数は少なめだけどそんなことはどうでもいい! なんといってもロリ巨乳界期待の新星・崎森ダンの初単行本がついにリリースされるのだ。元来薄い本メインの作家で商業作品の発売はずっと先のことかと思っていたがこんなに早く出るとは……これをレヴュるまでは絶対死ねん。

2020-01-08

余市川温泉 宇宙の湯

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1/8借出。

-川端和治「放送の自由」岩波新書 ISBN:9784004318101
-笹井恵里子「救急車が来なくなる日」NHK出版新書 ISBN:9784140885949
-太田匡彦「「奴隷」になった犬、そして猫」朝日新聞出版 ISBN:9784022516565
-稲泉連「宇宙から帰ってきた日本人」文藝春秋 ISBN:9784163911076
-小笠原みどり「スノーデン・ファイル徹底検証」毎日新聞出版 ISBN:9784620325965
-小笠原欣幸「台湾総統選挙」晃洋書房 ISBN:9784771032712
-J=C・ビュイッソン「暗殺が変えた世界史(上)(下)」原書房 ISBN:9784562057146 ISBN:9784562057153

2020-01-05

今夜のコミックジャンボ。

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-今河ようじん「嫌でも犯すよ」ティーアイネット ISBN:9784887747593
話△ 抜○ 消小 総合○

親の再婚でできたかわいい義妹に劣情を抑えきれずついに一線を越えたのちは行為もエスカレート前後編+独立短編2本+竿役全員監獄集合妄想ショート後日談。純真無垢な少女がキモメンの毒牙にかかりなすすべなく純潔を散らされたのちひたすら凌辱の限りを尽くされる人権蹂躙アラカルトを疾風怒濤の勢いで展開の作者これが本名義での記念すべきファーストコミックスだ。なおペンネームは特段ひねることなく「いまがわようじん」と読み下せばよろしい模様。
日本有数のガチ実用オリエンテッドな総合エロ漫画誌「COMIC夢幻転生」を自分は定期購読こそしていないものの、その特性ゆえにエロ漫画レヴュワとしては執筆陣のチェックをけっしておこたることのできない媒体。なので書店へおもむいた際は必ずその月の新刊見本に目を通すのだけど、これまでまったく知らない名前がドーンと飛びこんできたので「これはどこのどなた?」とさっそくレジへ直行。そんなわけで完全に予備知識ゼロの状態で本作のページを手繰りはじめますよ。
イラストといいタイトルといい最初から「甘々イチャラヴ好きはあっち行け!」という空気を濃厚にただよわせているこちら、いささかオーセンティックな一般青年誌系の絵柄は白黒原稿になるとさらに暗めのトーン処理ともあいまってなんとも陰鬱な雰囲気だ。わずかな例外を除きこの出版社は収録作の初出を明記してくれないので検索してみたところ、どうやら直近の夢幻転生掲載分を収めたらしく筆致はそれなりに安定。さらにググるとこの名前とは別に「YO-JIN」名義でも活動実績があり、著者公式ブログから仕事履歴をたどったところなんと10数年前から電子書籍で作品を配信しているという立派なヴェテランの模様。正直言って画力がどうこういうタイプではないので駆け出しの漫画家だと誤認していたのだけど実際はまったく異なりまことに申しわけございません。ともあれサンプル画像のほか1話試し読みへのリンクが付属した単行本情報ページが版元サイトに用意されているので、今河ようじんに興味を抱いた方は先にそちらを閲覧しておくのをオススメ。
このたびぼくらの股間の愉悦に貢献してくれる女性陣は年のころ推定ミドル~ハイティーンの制服女子専科で、作者の趣味なのか明朗快活というよりはおとなしくか細い内気なタイプの少女ばかり。みなさん同世代のなかにあっても明確に小柄でありおっぱいサイズも巨乳爆乳流行りの昨今にあっては比較的ささやかな部類なのだけど、けっしてつるぺたというわけではなく華奢な手足や細い腰との対比もあってむしろ抜群の存在感を誇る。そんな見るからに庇護欲をそそる彼女らが無残にもよこしまな情欲の餌食となるのだからたまりませんな!
前後編1本&読み切り2本と本数こそ少ないがいずれも大ヴォリュームの作品が並ぶ本作コンテンツはコミックス表題が示唆するとおり全編にわたってレイプレイプまたレイプ。義理の兄だったり赤の他人だったりいずれにしても女の子とは縁の薄い無精ヒゲに非モテフェイスの立派なキモメンズが罪もない少女を卑劣な手段で拘束し無慈悲にも処女を奪ったしたのちはひたすら彼女の意志などおかまいなしに専用精液便所として凌辱の限りを尽くすというのが今河ようじん漫画の黄金パターン。率直に言ってどの話も同工異曲なので物語的コクは希薄なのだけど、泣き叫ぶ女の子の哀れな姿やただただ乱暴に男根をねじこまれ嗚咽するその光景のみにひたすら注力するさまはある種のテクノ・ミュージックのごとく無意識に脳裡へ刻みこまれしだいにクセになっていくのだ。
そういう趣向なのでくり広げられるファックも当然のごとく血も涙もない凌辱調教絵巻がエンドレス。1本あたり40-46ページのとんでもない容量のほとんどを濡れ場に割くので本のどこを開いても強姦シーンといっても過言ではない。プレイ内容もさまざまな責めが用意されており、序盤でさっさと破瓜したのちはコスプレだのアナルプレイだの拘束だの露出だのありとあらゆるシチュを総動員して彼女の尊厳をおとしめてゆくのだ。これに対しヒロインは少なくとも表情にはなにひとつ感じているそぶりを見せずひたすら嫌悪と絶望の様相のみをさらけ出して陰惨さもいっそうマシマシ。一方的に蹂躙され涙ながらに絶叫する少女の狭隘な子宮がキモメンスペルマで許容量いっぱいに満たされるまで悪夢のごとき婦女暴行満漢全席は果てることなく続いてゆく。
疑うことを知らない純朴な少女の気持ちは無残に踏みにじられある日突然彼女は四肢の自由を奪われて乱暴に着衣を剥がれては滑らかな素肌を白日のもとさらけ出すハメになるのだ。無造作に乳房を揉みしだかれ指先で強引に前人未踏の秘密の花園を押し開かれてその屈辱に涙するも無言の抗議など聞き入れられずたちまちロストヴァージン。気持ちよさなど感じるひまもなくただガツガツと腰を使われその都度未曾有の苦痛に絶叫するも救いの手はどこからも伸びず、やがて絶望のあまり声すら発しなくなった少女の子袋へ無慈悲にも男の汚らわしい精液が幾たびも注ぎこまれ無残な凌辱劇は終わることがない。
そんなわけで純度100%、どこへ出しても恥ずかしくない強姦地獄絵巻の爆誕だ。ほの暗さただようダークトーンの絵柄もその物語世界にふさわしく、逆にこのタッチでイチャラヴとかを間違えて描いたら読者も卒倒しそう。ふつうに同人の電子配信で食えていただろう人がいきなり名義まで変えて商業進出したのはなにか心に期するものがあってのことだろうし、今後の活動もぜひ応援していきたい。今回収録のお話たちのなかでは唯一の前後編たる義妹凌辱調教フルコースの「兄妹になろうよ」がもっともお気に入りで、義兄の邪悪な欲望の犠牲となり毎日毎晩前後の穴を犯されドプドプ精液注ぎこまれる可憐なヒロイン・ナズナちゃんの終わりなき絶望の日々に涙しつつもおっきしまくりです。

51

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1/5借出。

-岸本裕紀子「定年女子」集英社文庫 ISBN:9784087440546
-本郷和人「権力の日本史」文春新書 ISBN:9784166612390
-蛯原健介「ワイン法」講談社選書メチエ ISBN:9784065179055
-石田雄太「イチロー・インタビューズ 激闘の軌跡」文藝春秋 ISBN:9784163910673
-西花池湖南「日本プラモデル 世界との激闘史」河出書房新社 ISBN:9784309256450
-佐藤政人「世界のスープ図鑑」誠文堂新光社 ISBN:9784416519530
-日経トップリーダー編集部編「なぜ倒産 平成倒産史編」日経BP ISBN:9784296103324
-O・ダベーヌ/F・ルオー「地図で見る ブラジルハンドブック」原書房 ISBN:9784562056958
-C・デュボワ「大豆と人間の歴史」築地書館 ISBN:9784806715894

2020-01-04

今月の特別ダイヤ。

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-シロノマヒロ「この淫娘(スケベ)にしてこの淫母(スケベ)あり」クロエ出版 ISBN:9784908099809
話○ 抜○ 消小 総合○

欲求不満の母と娘は偶然同じエステに入り特濃セックスマッサージで仲よく昇天前後編+チャラい娘の彼氏に誘惑され禁断の関係にどんどんハマって前中後編+独立短編3本(うち前単行本収録中編幕間エピソード1本)。淫乱の血は争えず親子そろってちんこを求め無情の快感に我を忘れて没頭する浅ましきガールズ&レディースの痴態を頭からシッポまでみっちり充填してお届けの作者最新刊はこの名義での通算3冊めのコミックスだ。なお本書はどういうわけか早くも某密林のデータが死んでいるので、書誌情報のリンクはまんが王のサイトへ。
当ブログを訪れる人にはバレバレかも知れないが、自分はもう長いこと人妻/母親系のエロ漫画を大の苦手にしていて、その手のを題材にした単行本を取り上げる機会はほとんどない。そんな若い娘スキーの俺でもこの作家の描く奥さま漫画は例外で、本ペンネームでの1冊目から書かさず購入している。作品執筆ペースもなかなかに堅調で、一昨年3月にリリースの前単行本「妻とられ」から2年経たずのそう長くないインターヴァルを経てこの新作のお目見えだ。
ウェッティな女体を惜しげもなく2体並べドギツい色遣いで男子の勃起中枢へダイレクトに訴えかける本書のカヴァーはまさにエロ漫画のお手本。中身の白黒原稿はもう少しアクが抜けキュート寄りな印象だが、それでも唇や性器附近にコッテリとトーンを乗っけた濃厚な画面処理は露骨なまでに抜きツールであることを主張する。収録作すべて当社刊の「COMIC真激」へ2018-20年にかけ掲載の最新原稿ばかりゆえ表紙とのギャップもなく不見転の衝動買いも安心だ。例によって版元公式サイト内の新刊情報ページから内容サンプルも参照できるので、シロノマヒロに関する予備知識のない方はまずそちらのチェックを。
当初からほとんどの作品に人妻ヒロインを採用する作家であり、この新刊でも誠実な夫そっちのけで肉欲を満たすフェロモンダダ漏れマダムがズラリ。ただコミックス表題で謳うとおりいくつかの作品では母娘丼展開を行う関係上めずらしく制服ティーンズが登場している。とはいえ彼女らもシロノマヒロの手にかかればだらしなく熟れきったボディの娼婦さながらの造形になるので、結果的に過去作からの人妻大好きっ漢たちが恐れをなすようなことはないはずだ。
そんな彼女らがダンナ以外の男に抱かれすっかり極太ディックのとりことなってゆく堕ちもの展開がシロノマヒロ漫画の黄金パターン。読み切り/連作とも貞淑だったり奔放だったりの女盛りヒロインが最愛の夫以外に身体を許す王道NTRがてんこ盛り。それに加え今回は前半部の続きもの2本で新たに親子丼シチュを導入しヴァリエイションを広げてきた。母娘をセットで落とす連作2つはしかしながらそれぞれ微妙に味つけを変え、片方でオーソドックスな転落劇を描いたかと思えばもう一方では寝取られ漫画ではめずらしく奪還オチになってと読み口を違えて飽きさせない。詳細についてはむろん本編を直に参照してほしいが、このようにベースは共通でもギミックはまいど変えてきてマンネリ化を防止する試みは大いに賞賛すべきもの。
シロノマヒロ作品最大のストロングポイントはなんといってもエロシーンそれ自体。前作番外編である「種の無い鉢~狭間~」以外は1本あたり24~30ページと余裕のある容量で、潤沢なスペースの大半はエロメスどもがなすすべなく堕ちてゆく浅ましき痴態へと費やされる。ちんことまんこ以外なにひとつ介在するもののないシンプルな交合ながらその密度はむやみやたらと高く、とりわけベッドや相手の肌とぶつかり歪んだ女体がこみ上げる快感にプルプルと打ち震え全身汗みずくになりながらテラテラと妖しく輝くさまがとてつもなく扇情的なのだ。下腹部のジャングルをかき分け強引にねじこまれたビッグコックがせわしなく往復し粘膜のすき間から勢いよく愛液を飛ばしながらのストロングファック絨毯爆撃のすえ、女たちは肉欲への全面屈服の証として大量のザーメンをおのが胎内へと受け入れ法悦の態で白目剥き絶頂へと至る。
逃れられない状況に追いこまれおずおずと良人ではない別の男の前で女はその豊満な体躯を白日のもとさらけ出す恥辱に直面。やがて邪悪な意志を持つ指先が秘所へと伸び執拗にそれらをいじり倒されて思わず甘い声が漏れる。おのが意志に反し蜜壷は期待に濡れそぼつなか不意にシャフトをその奥へねじこまれて乱暴にストロークを刻まれるものだからたちまち淫らな咆吼を発し彼女は乱れるのだ。舌先をねっとり絡め合いながらゴリゴリ内奥を貫かれるたび汗と涙とヨダレまみれで四方八方へ下品な嬌声をばらまくさまが淫猥でたまらない。ビッグバストをブリブリ揺らし体液を激しく飛ばしながら昇りつめてゆくヒロインのドスケベまんこめがけ最後に疾風怒濤の勢いで特濃孕み汁をくり返し叩きつけフィニッシュだ。
とまあいつもながらに画面全体から熱が伝わってきそうなえげつないファックの連発でまことに使い勝手良好。前2冊より短めの作品が多く読後感も極端にヘヴィな話はないのでシロノマヒロ入門としても好適かと。ただ個人的には母娘丼ものだとさすがにママンの年齢層が自分の嗜好からは上すぎるのと物語を盛り上げるためとはいえ序盤ゴムつきセックスが多めでそのぶんトータルでならすと私的実用性評価はこんな感じに。なんにせよ今回の親子同時攻略みたいな新たなシチュ導入を積極的に行い陳腐化を防ぐ工夫は作家としての向上心の表れであり大いに賞賛したいところ。どの作品もマイサンがお世話になりまくりだけど、おにゃのこのルックス的には娘の彼氏がその母親までも毒牙に……の「家族の果て」前中後編に登場の制服JK・小春(こはる)ちゃんと、セクハラ義父にオナバレし本番突入「愉悦の遺伝子」ヒロイン・爽陽香(そよか)さんの髪短め巨乳ガールズ&レディースが好みです。

How Soon Is Now?

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1/4購入。

-ブレイディみかこ「THIS IS JAPAN」新潮文庫 ISBN:9784101017518
-日野百草「ルポ・京アニを燃やした男」第三書館 ISBN:9784807419982

2019-12-31

「酒とエロ漫画の日々。」Selected 2019年エロ漫画ベスト10

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諸事情あり今年はレヴュウを書く機会が激減してしまったのだけど、それでも例年どおりとびきり股間に響くスペクタクルなエロ漫画が多数生み出されまことにありがたい限り。それら逸品たちに強く後押しされ恒例の年間ベスト企画をお届け。なお、これまでの歩みは過去記事を参照(2011年/2012年/2013年/2014年/2015年/2016年/2017年/2018年)。居並ぶ超弩級抜きツールたちを前に愚息も疲労困憊のなかこの年末にどうにかこうにか無理やり10作品をセレクトしたその結果はいかに!?

先ほどまとめた総括記事で集計したように、2019年は全部で120冊のエロ漫画単行本を評価の俎上に載せた。その際に当ブログでは冒頭で実用度をはじめ物語性や修整具合といったファクターを○×式で評価している。そこで抜き評価が「◎」のものだけをまずピックアップし、そのなかからさらに厳選したのがこの10冊だ。
今年も作品性とか売上ランクとかはまったく考慮せずひたすら「俺のちんこに響いたか否か」のみが唯一無二の選考ポイント。ストーリーが超おもしろいとか作画がとんでもなく美麗とかいう単行本ももちろんあり、それはそれですばらしいことなのだけど、本稿ではあくまで実用性にこだわりその観点からだけ順位を決定した。
なお詳細なレヴュウ内容についてはそれぞれに記されたリンク先をクリックしていただきたい。

2019年総括。

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今年俺が書いたレヴュウをさかのぼってカウントしてみた。で、その月別集計結果。


1月:8 2月:10 3月:13 4月:12 5月:12 6月:11
7月:8 8月:10 9月:7 10月:8 11月:9 12月:12
計 120冊(成年マークつき120冊/マークなし0冊)

……売価を仮に1冊平均1100円として、購入金額 132,000円也。

いやはやレヴュウ数が減ってたのは自分でもわかってたけどここまで悲惨なことになってたとは……。去年の6割とかそろそろマジでエロ漫画レヴュワの看板を下ろさなきゃならない日が近づいてきた感じ。少しだけ言い訳をさせてもらうと、去年新しいお仕事に就いてからわりとハードワーク&長時間クルマ通勤で体力が奪われまくり以前のように力任せでゴリゴリ記事書きするということができなくなってしまったのです。ああ老化はイヤだ。



そして例によって出版社別も集計してみたので、上位5社までのデータを(カッコ内は2018年の冊数)。


1位 ワニマガジン社 26冊(40冊:1位)
2位 ティーアイネット 15冊(21冊:2位)
3位 ジーオーティー 13冊(18冊:3位)
4位 コアマガジン 12冊(15冊:5位)
5位 ヒット出版社 10冊(17冊:4位)



ここ数年は出版社別順位もそんなに変わらないというか、2010年代前半にジーオーティーがエロ漫画業界に本腰を入れて参戦したのが最後のインパクトだった気がする。それ以降はどこも現状維持でずっと続いている感じだ。ただ界隈のトレンドとしては電子化がますます進んでいまや紙の新雑誌はほぼ出なくなった状況。そのうち単行本も電子専門って流れになるかも知れない(現にいくつか電子のみでリリースの作品が出ている)。


今年もすばらしい作品を読ませてもらったすべてのエロ漫画家様たち、志を同じくするエロ漫画レヴュウサイト管理人のひとびと、そしてなによりこの零細サイトを訪れてくださった、あるいはコメントやweb拍手、ツイッターなどで言及いただいたみなさまへ感謝。
みずからの体調不良もありレヴュウ数が減ってしまって、それゆえにブログのページビューもどんどん目減りするという悪循環が続いている。来年は全盛期とまではいかずともせめて今年の体たらくからは少しでも上積みをしたいと気持ちを新たにしつつ締め。

2019-12-30

今年度の叙勲対象。

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-藤丸「ユアソング」ワニマガジン社 ISBN:9784862696878
話◎ 抜○ 消小 総合○

沈みゆく世界のなかで育み慈しんできた愛は刻を経ても永遠に……連作オムニバス全11本。葛藤に悩み煩悶を抱えながらシビアな環境を生き抜く人々が愛に歓びを見いだし性の愉悦に心打ち震わせながら前を向き力強く生きてゆくさまを点描しつつ最後すべての道筋がひとつにつながる壮大なストーリーを描いてみせる作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
誰もが認めるエロ漫画雑誌界の最大手にして総本山たる「COMIC快楽天」はいかにも売れ線まっしぐらのドエロい抜きツールぞろい……と思いがちなのだけど、他誌でもなかなかお目にかかれないような個性派も随時起用して懐の深いところを見せている。このたび評価の俎上に載せるこの人もエロいのはエロいけれどもなにより強烈なストーリー志向が横溢していてときにはオハナシがおもしろすぎて使いづらくなったりするくらいの独自路線だ。そんなこの人が世に放ったデビュー作たる前単行本「ラブミーテンダー」を一昨年の末に上梓してからほぼ2年経過しての2nd Editionはまたしてもとびきり凝った趣向で我々を出迎えてくれましたよ。
上品なマット仕上げの瀟洒な表紙はエロ漫画らしからぬエレガントさで、ほかの単行本とは異質すぎて逆に新刊平台での存在感抜群。いささかコッテリ感のあるカラー彩色とは異なりモノクロ原稿は少々パサついた印象だけど、端整かつムダのない描線でつむがれる一般青年誌系のタッチはさすが画力至上主義の快楽天にあっても相応の存在感を放つ。1本のみ電子配信を初出とするほかはすべて前作刊行後の快楽天掲載分でまとまった収録作たちは集中的に執筆されたこともありクオリティは高値安定。いつものようにワニ公式サイト内のコミックス情報ページからサンプル画像をおがめるので、藤丸初チャレンジの方は先にそちらのチェックをば。
おおむねハイティーン~20代前半あたりの黄金世代を描くのが十八番の作家であり、それはこの新刊でも同様。顔立ちはキュートなのにおっぱいは特盛でドドーンというみんな大好き童顔巨乳系の肢体描写をする人で、当然この俺も大好物ですよ。なお唯一存在する貧乳さん1名も物語のなかで立派に成長するのでご心配なく。それに加えやかましいのからむっつりさんまで、単純明快なのありなに考えてるのかわからないのありと多種多様なキャラメイクで単行本1冊ぶんの長丁場を飽きさせない。
藤丸漫画にあって他を圧倒し唯一無二の個性を発揮するのはなんといっても物語構築において。ことに本作は一見関連性のない読み切りたちがいつの間にか撚りあげられ最後にはすべての糸がつながってひとつの壮大なストーリーが浮かび上がるというシームレスな構成が特徴的だ。それゆえにちょっとでも深いところへ近づくと速攻でネタバレになりかねないので、この稿の説明では非常に遠回しな記述をしたり故意に肝腎な部分をすっ飛ばしたりするのであしからず(紹介スキルが足りないとも言う)。ちなみに可能であれば1冊めを引っぱり出し最後に載っている短編「8月の灯」を脇に置きながらこの新刊を読み通してほしい。なんとなれば、この単行本まるまる1冊がいわば短編1本では到底語りきれなかった部分を補完しひとくくりのストーリーとして完結させる、いわば「8月の灯」完全版だからだ。
もはや両親公認で毎日犯りまくりの高校生バカップル・ひろ(通称ひろくん)と紗和(さわ)、彼ら2人の無邪気な交合から物語はスタート。次の話ではいきなり別の幼なじみたちが、その次はまたしても違う彼氏彼女が/研究者が/人外っ娘が/スポーツ少女が……と物語はパッと見ただの読み切り連発のように思われる。しかしながら日常パートをよく読みこむとそこには共通のバックグラウンド――水位が上昇しどんどん居住地が狭まっている世界――が横たわり、しかも事態は着実に進行しているのだ。快楽天掲載時にこれら最初の数本を読んだときには「同じ世界観なのかな」と感じつつもまだそこまでの確証はなく、また本当につながりのなさそうな作品も掲載されていたので気づかなかったのだけど、終盤になるとそれら無関係に見えた話までが欠かせないピースとして綿密に関連していたのがわかり心底ビックリですよ。そして完結2つ前の「終わりの電気羊」でこれまでの伏線がすべて回収され物語の到着点が明確に示されるあたりはまさに圧巻。これら長きにわたる彼ら彼女らの物語を最後「8月の灯(了)」で藤丸は驚くような形で締めくくってみせるのだが(自分はラストを見てガルシア=マルケス「百年の孤独」をちょっと想起してしまった)、その鮮やかな手腕については実際にみなさま自身が読んでのお楽しみ。
かくも壮大な物語に対しエロシーンもけっして圧倒されっぱなしというわけではなく、1本あたり20ページ内外のそう多くない分量ながらガツガツと激しく身体を重ねるのだ。とりわけ藤丸謹製の魅惑のビッグバストがブリブリ揺れながらのガチハメナマ中田氏は壮観で、ぷっくりまんこにいきり立つ怒張を突き立て粘膜も破けようかという勢いでストロークを刻んでは幾度も子宮の奥へ特濃ザーメン放出のスペクタクルな光景を惜しみなく披露。
ゆるやかに喫水が上がり続け人の営みそのものが水没していこうとする世界のなかでも愛し合う男と女はタイトに抱き合い性器どうし激しく干戈を交えては互いの存在を確認するのだ。艶めく肢体を白日のもとさらけ出し豊かな双丘をあらわにして2人終わりなき性の饗宴に没頭。両者臆面もなくラヴワードを乱射しながらゴリゴリちんこまんこをこすり合わせ日本語にならない咆吼を発するさまが淫猥でたまらない。いよいよ感極まりイクイク連呼の彼女の子袋の許容量いっぱいに2度3度4度と白くねばつく液体をお見舞いだ。
さまざまな形で張りめぐらされたヒントの断片が最後ひとつにつながり一気に解放される物語のカタルシスを存分に味わい読後感まことに爽快。ネタバレ防止でずいぶん不親切な紹介の仕方をしたけれど、その全容を存分に味わうためにも即座に本屋へ向かい本書をレジへゴリゴリ押しつけるのを強くオススメ。なお全編読み通してもピンと来なかった方のために作者は親切にも複数の箇所でお話のアウトラインを開示しているので解読の補助にぜひ(最初に読んじゃダメよ!)。最後本当のハッピーエンドを迎えた2人に拍手するとともに、実用目的では中途のエピソード2本、「青年期の憂」の短髪巨乳水着っ娘・花代子(かよこ・通称カヨ)ちゃんと、「はるの牛飼い」に登場する名無しおっぱいちゃんでもって愚息をハードユース。

Rocket Man

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12/30購入。

-都築響一「独居老人スタイル」ちくま文庫 ISBN:9784480436269
-尾崎俊介「ハーレクイン・ロマンス」平凡社新書 ISBN:9784582859300
-岡本有佳/アライ・ヒロユキ編「あいちトリエンナーレ「展示中止」事件」岩波書店 ISBN:9784000613781

2019-12-29

今宵のシックスパック。

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-イコール「カラオケボックスで隣のJC2人組と乱入即ハメ」ヒット出版社 ISBN:9784894658219
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

ヒトカラ現場に突如踏みこんできた制服巨乳女子2名にちんこ出し入れし放題前後編+学年首位/2位カップルはテスト勉強そっちのけでガチハメ三昧連作2本+独立短編4本。幼いくせして大人顔負けのビッグバストを標準装備の義務教育世代ガールズがステディな男子に抱かれ絶品イキ顔さらしながらJCまんこにガッツリ膣内射精され絶頂する魅惑の光景をたっぷりとお届けの作者最新刊は成年向け仕様としての通算13冊めにして本レーベルからの第3弾コミックスだ。
キュートネス炸裂のふんわり柔和なタッチを武器につるぺたから爆乳まで、ちびっ娘あり大人女性ありと多種多様なヒロインを描き分けながら複数の出版社で同時執筆しときには一般誌連載までこなしてしまう業界きってのワーカホリック。それだけに原稿が仕事先各社へ分散し逆に思ったほどコミックス刊行のペースが上がらないのが困った部分で、とくに今回はけっこうインターヴァルが空いてしまい、コアマガジンより一昨年上梓された前単行本「イやらしいコとシて」からおよそ2年あまり、当社物件としては2016年に刊行の2冊前「はついくコレクション」以来3年以上経過してのニューエスト・モデルとなった次第。
ほおを朱に染め恥ずかしげな表情のおにゃのこが華奢な体躯とは不釣り合いの豊かなふくらみを堂々とアピールのカヴァーイラストは2019年屈指のドエロさ。中身の白黒原稿も表紙の印象そのままにキャッチー&キュートなアニメ系の絵柄で、つぶらな瞳の愛らしい顔立ちは万人が認めるカワイさ炸裂のそれ。いつもはきちんと収録作の初出を明記するこの版元が今回に限りまったく記載がないのは遺憾だが、おそらくは当社前作刊行後の「COMIC阿呍」掲載分がまとまっているはずで作画の安定感は抜群。ちなみに出版社公式サイト内の単行本情報ページで1話試し読みが可能、また著者pixivアカウントの発売告知エントリでは内容見本を閲覧できるので、イコール初挑戦の方はそれらをぜひ購入前にチェックしておくのをオススメ。
前述したように多彩な作風を使い分ける作家だが、ヒット出版社においては参戦最初期を別にしてもっぱら思春期入りたておっぱいティーンズ――すなわちロリ巨乳を選択的に物語のヒロインとして起用する。この新刊でもそれは同様で、頭からシッポまでどこを見渡しても義務教育後半世代のビッグバスト女子がてんこ盛り。自分のような巨乳JC大好きっ漢にとってはまさに夢のような空間で、このすばらしき世界にいつまでもひたっていたくなるほど。むろんロリっ娘だってアダルトさんだってなんでもそれらしく描ける作家なのだけど、ゼロ年代なかばあたりで確立した「絶品ロリ巨乳の描き手」というブランドイメージはいまも色あせないこの人の代名詞。
どこでお仕事してもイコール漫画のストーリー構築の基本形はヒロインの年齢層とは無関係におおむねオーソドックスなラヴコメ仕立て。この新刊だと女の子サイドがJC固定で相方には同級生もしくは兄だのおじさんだの年長男性を配し、3Pもの1本を除けば甘やかなタイマンラヴの構図を採る。ありふれた現代日本を舞台にこれまたどこにでもいるような平凡な少女と青年たちが織りなすなんてことない恋愛模様はしかしながらそれゆえに読み手の心へたしかな実感を持ち染みこんでくるのだ。見ず知らずの女の子と即ハメしたり特段意識していなかった相手とHな雰囲気になったりとタナボタ展開はあるけれどそんなささやかなワンダーもほのぼのエロスにはよい味つけで、すみやかに恋愛成就しカップル成立の2人の今後に幸あれと率直に応援したくなるのですよ。
前後編合わせ74ページの長大な分量を確保した冒頭前後編「となりのカナリア」のみ例外で残りは1本あたり20ページ内外の平均的な容量となるが、いずれも必要充分以上のエロシーン密度が確保されなんら寂寥感はない。寝こみを襲ったり言葉巧みにボディタッチしたりと一部不穏な導入はあれど最終的には熱烈イチャラヴファックとなるので甘エロ感も満点。そしてイコール最大のリーサル・ウェポンたる執拗かつ濃密な性器結合/膣内射精断面描写のキレもまた健在で、合体部分を大胆なアングルでこれでもかと見せつけつつハードな交合をじっくりつむぎ出したのち粘膜同士激しくこすれ合い狭隘な子宮の奥底めがけ白くねばつく液体を大量注入のフィニッシュに至るまでの一連のシークエンスをみっちりと活写。
中学生にあるまじき豊満な肢体を最愛の男子の前でだけおずおずと押し開きながら彼女らは覚えたての行為にふける。豊かなバストを揉みしだきニップルに吸いつきながら下腹部へ指を伸ばすとそこはすでに濡れそぼち受け入れ体制も万全。いきり立つ怒張をゆっくりとインサートしながらゴリゴリ内奥を突き上げるとたちまち日常の素朴な笑顔を淫蕩なメスのそれへと変貌させ四方八方へハートマークを乱射だ。乱暴にシャフトを打ちつけるたびたわわな双丘をブルンと揺らし法悦の態で甘い吐息をもらすさまがいとおしくもエロっちい。いよいよ感極まり周囲もはばからずイクイク連呼の少女の思春期まんこへ疾風怒濤の勢いで特濃ザーメンの奔流を叩きつけ性の饗宴もようやくグランドフィナーレ。
熟達のお話運びに超絶ドエロいナマ中田氏ファックの応酬とヴェテランならではの安定したプロダクトを今回も過剰摂取しお腹いっぱい。前作のアダルト尽くしから一転大好物の巨乳JCてんこ盛りとなって愚息もご満悦ですよ。むやみに本番突入までが間延びした冒頭前後編や一部外出しフィニッシュの作品では若干私的実用度が低下したものの、総体として気持ちよく抜きまくれる鉄板ロリ巨乳物件だ。どの作品も大いにマイサンを酷使したけど、なかでも付き合いたて犯りたい盛り優等生男子女子が眠姦やら病室Hやら変則シチュでいっそうセックスも燃え上がり「し/し/する/する/すれ/しよ!」/「やら/やり/やる/やれ/やれ/やろ」連作と、はじめての彼女への妄想をつのらせる少年は念願の初体験で欲望フルスロットル全開の「COME TOGETHER」がことのほかマーヴェラス。

Boots on the ground

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12/29購入。

-新野泰典「「鎖国」を見直す」岩波現代文庫 ISBN:9784006004125
-東京新聞社会部「兵器を買わされる日本」文春新書 ISBN:9784166612444

2019-12-28

今週の8番らーめん。

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-さいかわゆさ「いもうとコレクションH」ジーオーティー ISBN:9784823600043
話○-△ 抜◎-○ 消小 総合○

たいそう発育の早いヒロインは実の兄の性欲処理の道具として毎晩使われていたがそれこそは彼女の願いで……表題作長編5話+片やセックスで支配し一方では翻弄され巨乳JCオムニバスシリーズ2話(未完)。とびきりキュートなビッグバストティーンズがド派手に乱れ受胎確実の特濃孕み汁を幾度も子宮に注がれ絶頂するマーヴェラスな光景を頭からシッポまでみっちり充填の作者これが記念すべきファーストコミックスだ。
まず最初にお断りしておくが、いつものレヴュウとは違い今回の評価記事については忌避すべき夾雑物たる自分語りがひんぱんに混入することをまずは深くお詫びしたい(それくらい俺にとっては決定的に重要な作家なので)。そもそもがこの人はいわゆる商業エロ漫画家ではなく、のみならず随所でずっと同人専業でいくことを表明していておそらく通常ならばこのブログで取り上げることは永久になかったはずだった。それがどういう経緯で単行本刊行に至ったのかはこのあとザックリと触れてゆくが、まずは初のコミックス発売へ無事こぎ着けたことをすなおに言祝ぐとしよう。
そういうわけでこの漫画家との最初の出会いは当然商業誌ではなく数年前に出た某ブラウザゲーの二次創作たる巨砲戦艦ちゃん本で、ひと目見たそのときから「世のなかにはこれほどまでに扇情的な膣内射精断面図が描ける漫画家がいるのか!!」と度肝を抜かれたものだ。以後は熱病にとりつかれたようにさいかわゆさ作品であればパロもオリジナルもなんでも買いあさり(過去作の追っかけまでした)、失職中で貧乏していたときもこの作家のコミケ新刊だけは必死にゲットしていたほど。その人がなんとISBNコードつきのブツを出すというのだからこれはもう絶対コレクションに追加せざるを得ない。
いそいそと購入してきたこちらのカヴァーイラストときたらこの一枚絵だけで即座にちんこしごけるレヴェルのすばらしくエロっちいもの。オーソドックスなオタ絵と少女漫画絵(女性作家であることを明かしている)がほどよく混淆したキュートネス炸裂のタッチはまさに訴求力のかたまり。中身のモノクロ原稿も表紙に準ずるラヴリィな雰囲気で、うるさすぎないトーンワークが画面を引き締めている。しかしながらキャラの顔立ちのバランスなどはいくらか差異が感じられるところ。それもそのはず、この新刊は昨今流行りの同人再録で、最初に同人誌として発売されたのが2012-13年とこの作家のキャリアではかなり前の方になるのだ。むろん作画のベースラインはあらかた確立しているとはいえネット宣伝等で公開している素材は直近の描きおろしが主体なのでギャップがあるのは否めない。出版社提供によるコミックス情報ページおよび著者公式ブログ内の発売告知記事からサンプル画像や各ショップ購入特典を確認可能なので、まずはそれらを吟味したのちの購入可否決定をオススメ。
薄い本では元ネタ次第でロリから熟女までなんでも描いてみせるけれど、本作収録の2シリーズは推定年齢ロウ~ミドルティーンと比較的低めのラインで推移。しかしながら序盤回想のみつるぺたがおがめるものの、場面の圧倒的多数でお歳に似合わぬたわわな双丘を存分に堪能できる仕掛けであり、童顔巨乳大好きっ漢の俺大歓喜ですよ。幼い顔立ちのその下はボンキュッボンの2次元世界でしか実現不可能な垂涎のプロポーションであり、まさに男子にちんこをしごかせるためだけに生まれてきた彼女らのナイスバディに乾杯。
後半収録の巨乳ちうがくせい2ヒロインが活躍の連作「JC」2本も悪くはないのだが、なにせ未完のシリーズで非常に尻切れトンボな展開でありどちらかというとこの本にあってはおまけパート。ゆえに以後の作品紹介ではほとんどをタイトル・チューンたる冒頭長編に費やすこととなるのでご了承いただきたく。ちなみにじつは同人でもこちらの総集編が出ていたのだけど、そのときに併録されていた別の短編もたいそう楽しく読み大いに使ったので個人的にはそっちを踏襲してもらいたかった(まあページ数の都合とかもあっただろうけど)。
小学生なのに心身ともすっかり成長し同級生は子供にしか見えないマセた少女・佐藤理香(さとうりか)。そんな彼女はじつは毎日のように兄に犯され未成熟な子宮に遠慮なく精液を注がれ続けている。だがその関係こそは彼女がそう仕向けた意図的なものだったのだ――というのが物語の発端。そんななにやら不穏な様相でスタートするオハナシはしかしながらミステリアスな雰囲気はいつの間にか雲散霧消し、中途に別居生活をはさんだのち兄妹めでたく再会してからは互い想い合う気持ちを確認したこともありもはや誰彼はばかることなくイチャラヴ三昧。血縁の禁忌などそっちのけでガツガツ交合にいそしみついには2人して同棲生活を開始し朝から晩までガチファックだ。その後どうやって日本の法律を回避したのかわからないけど堂々と結婚しひと粒種の娘まで誕生してこんどはその子まで立派に育ったらなんと父のちんこをおねだりしはじめたのだからたまりませんね! というわけでみごとなほどに社会的常識の枷をスルーしまくった一種ぶっ飛んだシチュが臆面もなくくり広げられるのがさいかわゆさ作品のスゴみ。二次創作だと原作愛が勝るのかオーソドックスなお話運びをする人だがオリジナルだと一転弾け道徳的に許されない関係をゴリゴリ押し通してきて、そのうち読んでるこっちまでそれが別に異様と思えなくなってくるから不思議。こうした倫理とか規律とかをあっさり乗り越えた独特の飛揚感はしかしながら商業雑誌で無条件に受けいられる部分ではおそらくなく、それゆえにこの作家がもっぱら同人のみを主戦場にしてきた所以なのだろう。
さいかわゆさ漫画最大のストロングポイントはしかしながらやはりエロシーンそれ自体。元来が薄い本初出ということもあって1本あたり最小16ページから長くても28ページまでのタイトな容量ながら濡れ場占有率はむやみに高く、ロリ巨乳ヒロインの滑らかかつ豊満な肢体を思うがままに蹂躙してはくり返しナマ中田氏のスペクタクルな光景が画面いっぱいに広がる。そしてこの作家のエロ描写でなんといっても白眉なのはそのマーヴェラスな性器結合/膣内射精断面描写で、2次元/3次元の美味しいところ採りな絶妙のバランスでつむがれる淫猥なちんこまんことが粘膜どうしハードにこすれ合いながらさまざまな分泌物で妖しくうるおい、そして最後は子袋のいちばん深い部分めがけ精嚢の奥から陰茎を通り亀頭から勢いよく白くねばつく液体が放たれビュルビュル音を立てながら着床する、その一連のシークエンスがじっくりねっとり執拗に映し出される光景がまことに壮観。「ガッツリ生で種つけしてるんだ!」というライヴ感覚にシンクロしながら読者たるこちらも気持ちよくオタマジャクシを同時放出のすばらしき体験はまさに天にも昇る心地よさですよ。
もはや誰も干渉してくるもののない2人だけの空間で兄妹は寸暇を惜しみ互いの肉体をむさぼり合う。年齢不相応のビッグな乳房にむしゃぶりつきながら下腹部の敏感な部分を執拗に刺戟するたび麻薬のような甘い声がもれ発情にも拍車だ。すっかり濡れそぼち準備万端の蜜壷へ屹立した怒張をねじこみ激しくストロークを刻めば呼応してトロトロのイキ顔さらしはしたなく四方八方へハートマークをまき散らすのだからたまらない。くり返し内奥を貫くたび日本語にならない咆吼を発し執拗に膣内射精を懇願してくるヒロインのリクエストにお応えし、妹まんこの許容量いっぱいに妊娠間違いなしの特濃ザーメンの奔流を2度3度4度とくり返しお見舞いだ。
作者の発言からも一生おがむことはできないだろうとあきらめレヴュることなどかなわぬと絶望していたところにもたらされたこの年の瀬の福音に圧倒的感謝をささげ五体投地で喜びをかみしめているところ。収録作が個人的にも最強クラスで使えまくったセレクトであったのもうれしくティッシュの消費量もうなぎ上りだ。欲を言えば同時収録作の片方がゴムつきファックでなかったら実用性評価をフルマーク満点にしたのだけど。ぶっちゃけ薄い本執筆だけで問題なく日々のゴハンを食べられているはずの作家でありなにがきっかけで商業単行本化が実現したのはわからないが、もし願いがかなうのなら次回以降も同人シリーズを2冊3冊と続けざまに商業ベースで刊行していただければ重畳きわまりない。そんなわけで2019年の締めくくりはいまから本作Wヒロインたる理香ちゃん&由香ちゃんのドエロすぎる痴態をオカズに抜きまくりパーティーで決定ですよ!

אבדון

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12/28購入。

-蒼樹うめ「微熱空間(3)」白泉社 ISBN:9784592711605
-村井良太「佐藤栄作」中公新書 ISBN:9784121025708
-「コミックゼロス」#82

2019-12-27

本日のクロッキーブック。

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-関谷あさみ「ラフスケッチ」文苑堂 ISBN:9784861173363
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

教師と教え子それぞれが禁忌の関係におびえつつもおぼれてゆきオムニバス3話+独立短編5本。超絶キュートな思春期入りたてガールズがいきなり恋の階梯を駆けのぼり大人の世界を垣間見るなか華奢な体躯を覚えたての快感で激しく打ち震わせまだしちゃいけないアクメ顔をお披露目の作者最新刊は黄色い楕円仕様としての通算5冊めのコミックスにして当レーベルからの初見参だ。
いっとき一般誌で連載したり同人に注力したりでこれだけのキャリアを誇りつつも世に送り出されたエロ漫画単行本はわずか4冊と作品産出ペースはかなりゆったりしているものの、長い時間を待機するに値するだけのとてつもなくファンシィな作画と巧緻な作劇とをまいど読者の前に惜しみなく提供してくれるエロ漫画界きってのリヴィング・レジェンドのひとり。今回も茜新社より2015年2月に上梓された前単行本「僕らの境界(ライン)」からじつに5年近くの歳月が流れ去ってしまったが、この人に関してはどれほど待たされようともそのリターンが膨大なものだからなんら気にならないですよ。
はかなげな雰囲気のセーラー服美少女がふくらみかけのバストを読み手の前でだけチラ見せというおそろしく訴求力の高いカヴァーイラストでいきなりちんこは総立ち。中身のモノクロ原稿もさほど情報量はうるさくないのに破壊力抜群のキュートネスが拡がるいつもの関谷あさみ印だ。本作を購入した多くの方が気づくとおり、前の本からこちらの新作では掲載媒体が変わっていて、収録作はすべて当版元の「コミックバベル」誌上で2016-19年にかけ掲載のものが初出。直近の原稿ばかりゆえ絵柄の安定感も従来以上に抜群でジャケ買いも安心のできばえ。なお出版社公式サイト内の単行本情報ページで1話試し読みが可能なほか、著者twitterアカウントの発売告知ツイートから一部ショップ購入特典を参照できるので、あわてて本屋へ直行する前にそれらをチェックしておくのが吉。
この滑らかな筆致でもって近年はもっぱらランドセル下ろしたて/制服着用したての微妙な世代を専門にしている。茜新社の中学生専門誌で描いていたころとは異なり現本拠地のバベルでは明確な形での年齢シバリはないはずだけど、やはりこの人の感性にいちばんフィットするのがJCなのだろう。ただ同じお年ごろでも一時期は極端に幼形化が進んでこれほとんど小学生じゃん!というルックスだったのが昨今はわずかに頭身が高くなりお歳相応な雰囲気に。とはいえむろん流行りの巨乳JCなどには目もくれず細い手足に甘食クラスのささやかなバストを標準装備のニンフェットばかりゆえスレンダー嗜好の方はご安心めされよ。
ほのぼのイチャラヴから重苦しい禁断の愛まで多種多様なラヴ模様を描きこなす人で、単行本によってそのトーンをさまざまに制御してみせる。ヒロインのみならず男子サイドの葛藤や煩悶までリアルに描いていた前作のアトモスフィアと比較すれば今回は総体として若干ライト方向へ揺り戻しの感じ。少年少女の素朴な愛の交歓や兄妹の悩ましくもホットな恋物語などポップな空気が戻ってきた。とはいえ唯一の続きもの「先生、」シリーズのように教師と生徒の許されぬ関係をモティーフにした禁忌へ果敢に踏みこむ作品もモリモリと活写してあいかわらず達者なところを見せる。この人の漫画を長年読みつけている人ならラヴリィな絵柄からつむぎ出される物語がけっして甘々一辺倒ではなくむしろ隠微でほんのりビターな味わいをかもし出すものであることは百も承知なはずで、そうしたファンの期待をまったく裏切ることのない会心の一撃。
関谷あさみ漫画の最大の美点はこの比較的シンプルなタッチでセックス描写もけっして過激ではないにもかかわらず驚異的なまでに実用性の高いところ。1本あたり20-24ページのそう多くない分量でストーリーテリングへの比重も高くエロシーンはあまり潤沢でもないのにガッツリ使えまくるのはひとえにシチュの構築が巧みなのとおにゃのこの絶品イキ顔百面相が日本一と言っていいほどすばらしいがゆえ。純真無垢な少女が最愛の相手にだけ見せるとびきり淫猥な痴態と全幅の信頼を寄せギュッと抱きついてくるけなげな姿に我々もシンクロし胸の鼓動は高まり股間はいっそう隆起するのですよ。かくして狭隘な子宮めがけ本気汁を際限なく叩きつけたのち呼吸を荒げながら行為の余韻にひたりうっとり上気した表情を見せる彼女らの艶姿にまたしてもエレクチオン。
第二次性徴迎えたての未成熟な肢体を愛する相手にだけゆっくりとご開帳しながら少女はオンナへと姿を変えてゆく。子供らしく体温の高い体躯を抱きしめながら秘密の花園へと指を伸ばし敏感な部分をまさぐるとこんどはメスさながらの嬌声を早くも発するのだから不思議だ。じっくり時間をかけ愛撫されすっかり濡れそぼったスリットをたぎる怒張で強引に押し広げストロークを刻むたび同調して甘い吐息をもらしながらほおを紅潮させ未曾有の快感に打ち震えるさまがいとおしくもエロっちい。いよいよ感極まり歯を食いしばりながら衝動に耐え最初の絶頂に到達しようとするヒロインのJCまんこの最深部へ白くねばつく液体をプレゼント。
いつもながらに「カワイイ!」をそのまま体現する作画にその第1印象とは一線を画すどこかほろ苦さすらある愛の機敏を訥々とつむいでゆく誠実な作劇とのめくるめくコンビネイションに心打ち震わせマイちんこもハードに使役して満悦。一部のゴムつきファックや外出しフィニッシュでは私的実用度がわずかに低下したものの、現代日本エロ漫画界の誇るJCエロスの頂点をたしかに味わいこれ以上の幸せはないですよ。紆余曲折あり流れ着いたいまのホームグラウンドで末永く平穏に活動していただければと心底願う。今回収録のお話たちのなかでは、妹の行状に気づいていながら知らないふりをする兄の煩悶からついに2人結ばれるまでをていねいに描写「ボーダーライン」と、無邪気な子供だと思っていたかつての教え子が見せる淫靡な痴態におぼれて「先生、最終話」がことのほかお気に入り。

千と万

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12/27購入。

-水上勉「文壇放浪」中公文庫 ISBN:9784122068162
-「COMIC阿呍」2020年2月号
-「COMIC快楽天」2020年2月号

2019-12-25

かまわない 気にしない

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12/25借出。

-NHK「ETV特集」取材班「証言 治安維持法」NHK出版新書 ISBN:9784140886076
-川島幸希「直筆の漱石」新潮選書 ISBN:9784106038488
-前田朗「ヘイト・スピーチと地方自治体」三一書房 ISBN:9784380190070
-荒木博行「世界「倒産」図鑑」日経BP ISBN:9784822289973
-堀井憲一郎「文庫本は何冊積んだら倒れるか」本の雑誌社 ISBN:9784860114343
-柴田元幸編「「ハックルベリー・フィンの冒けん」をめぐる冒けん」研究社 ISBN:9784327481681
-「旅と鉄道」編集部編「寝台特急「北斗星」」天夢人 ISBN:9784635822022

2019-12-24

今晩のブッシュ・ド・ノエル。

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-しのづかあつと「すきのかたち」コアマガジン ISBN:9784866533858
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

大財閥ご令嬢に運命の匂いの人として突如熱烈アプローチされた主人公はその日から生活が一変し中編4話+交際し結ばれたばかりの後輩ちゃんはどんどんセックスに夢中となって連作2本+独立短編3本。キュートネス炸裂の女の子たちがこぞって積極的にまんこおっ広げ性の愉悦に没頭してはガッツリ膣内射精され心底幸せそうに絶頂のマーヴェラスすぎる光景をノンストップでお届けの作者最新刊は黄色い楕円物件としての通算2冊めだ。
いまは編集スタッフが入れ替わりいささか様相は変わったけれど、2000年代後半~2010年代初頭あたりの当社刊「コミックホットミルク」はまさにエロ漫画シーンの最前線を突っ走る綺羅星のような作家陣を取りそろえなにやらカリスマティックな空気すらかもし出していたものである。そのムーヴメントのさなかにあり抜群の存在感を示していたのが今回評価の俎上に載せるこの人で、前単行本にして成年向け仕様としてのデビュー作「ぼへみあん・らぷそでぃー」(2011年発売)も非常に優秀な精液分泌支援装置としてたいそうお世話になったものだ。しかしながらその後の活動は一般誌中心になりエロはもっぱら薄い本でという状況がしばらく続き俺は人生に絶望してしまったですよ。しかしながら自分が知らないうちに商業エロの方へカムバックし着実にストックも蓄積していたようで、なんと8年半ぶりとなるこの新刊リリースを目の当たりにしてまことに感無量。
圧倒的なまでにキャッチーなアニメ/ゲーム系の絵柄は登場したときから華やかなアトモスフィアをまといなんともまぶしく思えたものだ。さすがに2019年のいまとなっては時代の最新流行というテイストではなくなったけれど依然としてそのゴージャスな空気は健在。さっそく収録作の初出を確認すると2016-19年にかけてのホットミルク掲載分でまとまっており、やはり自分がコアの雑誌と縁遠くなっている間に本格復帰していたのだなとわかる。なお出版社提供の作者別情報ページではおそらく公式発売日(12/25)から、そしてすでに著者pixivアカウントの発売告知エントリでサンプル画像や各ショップ購入特典を参照できるので、しのづかあつと初体験の方はそれらをチェックしたのちの購入を強くオススメ。
おおむね10代後半附近のキュートフェイス/ビッグバスト女子を描くのをもっぱら得意とする人であり、本作でもヒロインの年齢層はそのあたりで固定。ただ一部お胸の容量がさびしい……もとい控えめな娘がいるので童顔巨乳大好きっ漢の俺は少しだけ評定をマイナス。ともあれどの子もとびきりの笑顔と少しだけエキセントリックな性格づけ(これは初単行本でも共通だった)がなされ、それがひと筋縄ではいかないストーリーテリングを生み出す源泉となっているのだ。
コミックス表題が物語るとおり、くり広げられるお話たちは万人に親しみやすいラヴコメベースのそれ。ただし前述したとおりヒロイン連中には少しだけ奇矯な味つけが加えられ――匂いフェチだったり性に貪欲だったりやたらと押しが強かったり――、彼女らの突飛な行状に男子サイドが終始振りまわされる構図がお話の基本パターンとなる。加えてどの子も愛情を通り越してセックスの権化みたくあけすけに欲望を全面解放するのがしのづかあつと漫画の特異な点で、なまじ彼女らのルックスが愛らしさ一辺倒なだけにその肉食獣めいたドスケベぶりとの対比がきわ立つのですよ。
そんなノリなものだから当然のごとくエロシーンはむやみに充実。1本あたり18-20ページのむしろタイトとすら言える分量なのに女の子側が自制心ゼロですぐさま肉体言語の応酬へ持ちこむのだから男子諸君もこりゃ辛抱たまらんわけですよ。滑らかな肢体をいろんな体液でグショグショにしながら激しく性器どうしを打ちつけてはトロトロのイキ顔さらすさまがまことに淫猥だ。ハードな交合の締めくくりに子袋の最深部まで特濃ザーメンをぶちまけられダイナミックに昇天しては膣口からコポッと白濁を逆流させ呼吸を荒げながら行為の余韻にひたる彼女らの艶姿でぼくらの自慰表明も止むことなし。
甘やかなムードをただよわせるヒマもなく女子どもは速攻で男子の股間にがっついては大胆不敵にご奉仕をスタート。めくるめく刺戟にたちまち先走り汁を搾取されたのちも休憩など許されず準備万端の蜜壷へ屹立したままの怒張をインサートだ。ぷっくりまんこをきゅんきゅん締めつけながらとろけたアクメ顔さらし四方八方へハートマークをばらまき続ける少女らのはしたなさすぎる痴態にいっそう興奮。いよいよ感極まり日本語にならない咆吼を発しながら昇りつめてゆくヒロインの子宮の許容量いっぱいに疾風怒濤の勢いで白くねばつく液体をプレゼント。
1冊め発売当時に比しいっそう洗練された作劇/作画でドスケベヒロインズの派手派手しい艶姿を大量摂取のなんともマーヴェラスな逸品。諸事情ありコアの雑誌をまともにチェックしていなかった自分にとっては青天の霹靂だったけど、この作家が商業エロ復帰後にここまで着実に実績を積み重ねていた事実を知らなかったおのれの迂闊さに恥じ入るばかりですよ。これで一部存在するゴムつきファックがすべてナマ中田氏だったら抜き評価三重丸だったところだけど、そのへんは来たるべき次回作に期待しよう。収録作いずれもシャフトも折れんばかりに摩擦しまくったけど、なかでもどんどんスケベ度を増す同僚年下女子の熱烈な要望にお応えし犯りまくり射精しまくり「むらむら後輩ちゃん」連作(1冊め収録の「ちーぷ・とりっく」連作をほうふつとさせるプロットですなあ)と、突如降臨し搾精にいそしむも上手くいかない天使ちゃんに別の冴えたやり方を指南の「来襲! 吸精天使はぁと」でもって大いにマイサンを酷使。

Doublespeak

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12/24購入。

-保阪正康「大本営発表という虚構」ちくま文庫 ISBN:9784480436375
-F・ディケーター「毛沢東の大飢饉」草思社文庫 ISBN:9784794223753
-盛本昌広「軍需物資から見た戦国合戦」吉川弘文館 ISBN:9784642071123