酒とエロ漫画の日々。: 今夜のテレビ父さん。

話○ 抜○ 消小総合○

オール短編全8本。アンソからの収録が多いのか母子相姦やその他近親多め。一水社ということで

富士美の既刊より消し強化になるのはやむを得ないが、これまでの消しっぷりからするとだいぶ

緩和されているので安心。ただ実用品としてはいまいちパンチ不足というかおとなしめ。和姦

オンリー＝エロ度低めというくくりではない人だけに、前作のデキが神がかっていたと解釈すべき

なのかも。とはいえ表情とか肢体描写とかは充分なエロ喚起力を持っていると思うので、強姦

スキーではなくて絵柄が大丈夫なら損はしないはず。個人的には♂教育実習生×♀生徒会長の

女子リード系じっくりねっとり話「DIVING」がお気に入り。

話○ 抜△-× 消無総合△

そうとう前から描いていた人だがこれが初単行本。時代の変遷からまったく超然とした独特の絵柄で、

昔の作品を見てもほとんど古さを感じさせない。とにかく絵が上手いので読んでいるうちにちんこは

どうでもよくなってしまう。それは裏返せば抜きツールとしては疑問符をつけざるを得ないと

いうことだが。それと個人的にはショタ・レズ・ふたなりと地雷連発なのも総合点を下げた理由。

それでいて獣姦ネタはかなりえぐい描写もあるのにわりと受容できちゃうのが不思議。基本的には

コレクターズアイテムだが前述特殊属性のある方は評価アップで。

話◎ 抜△-× 消中総合○

以前全3巻で出版された女ドラえもん系エロ漫画の傑作長編の再販。当然ながら1巻(ISBN:4408168262)を

購入していないと意味不明なのでセット買い推奨。コスミック版と比較するとマークなしになったんで

消し強化がされているものの、ところどころ描き足しや未収録短編1本が追加されていたりするので旧版

所持者にも。後半部は抜き要素はほとんどなくてもっぱらストーリー進行に充てられているので

ちんこ収納を推奨。それでも主人公カップルのラヴの進行と世界の崩壊とをポリフォニックに描き出す

展開はまさしく圧巻であり、エロ漫画読みを自称するならひとつのメルクマールとしておさえて

もらいたいところ。これ以降のみた森たつや作品がすっかり抜けなくなってしまったという意味では

諸刃の剣だった作品ともいえるが（最近作「小池田さんと遊ぼう！」でようやく抜き漫画回帰を

果たしてはいるけれど）。

酒とエロ漫画の日々。