- 田中ユタカ「ときめきエッチ」蒼竜社 ISBN:488386250X
話○ 抜△ 消大 総合△
男の妄想全開ユタカ節満喫全5本+カラーイラスト。マークなし。当初よそでのレヴュウを見て
ちょっと危惧したが予想よりは実用になる。とはいえ性交描写そのものはヌルいといわざるを
得ないので抜き主体思想者は回避すること。恒例の電波一歩手前のモノローグはそうした描写の
淡白さを補う効果をあげており、さすがに当代一流の作家だなあと感服するしだい。しかしながら
1本だけ女子キャラ視点で科白まわしをする作品があるのだが、立場を逆転して語られると正直
居心地悪い。妙に話が安っぽくなるというか、ユタカモノローグを女性視点から展開すると
ちょっとヤバいな、と。そんなわけでいままでどおり男子キャラに存分に語らせつつエロ撤退は
しないでください。
- 猫玄「13cm」オークス ISBN:4861052130
話○ 抜○ 消無 総合○
作者23作目のオール短編全9本。後ろ2本がややシリアス混じりだが基本的にはライト系の和姦もの。
なお最近の猫玄はすっかりロリづいていたのだがこの単行本は表紙キャラ(25歳)をはじめとする
非ロリも含有成分なのでペド専科の方は回避で。ラストの話だけやや古い作品のようでストーリー
優先だが、ほかは最近の猫玄らしく実用性重視でソツのないお仕事。個人的にはひさしぶりに見る
巨乳系の描写もなかなか使えてよいものだと再確認。とりあえずショタものを混ぜられなかった
だけでも俺的には僥倖。無臭性のメリットを存分に生かしたまんこ描写もポイント高し。
- 綾乃れな「いいこと。」三和出版 ISBN:4883562972
話△ 抜○ 消小 総合○
キャッチーな絵柄で明るくラヴコメ全11本。裏表紙にご親切にも各短編ごとに「コスプレメイド+
教室」などと属性が明記してあるので購入時にチェックすべし。ストーリー的にはそれほど
特筆すべきものはないがイタい展開は皆無なので和姦スキーにご推奨。前作からそうだが非常に
華のあるキャラを描ける人でこれだけでかなり評価アップ。野郎キャラがみんな目の下に
クマ作って目つき悪かったりするのが謎だが女子がいいので気にならない。巨乳寄りでやや
ディフォルメの強い絵柄が大丈夫で破瓜多めなのが無問題なら良質の抜きツールとしてぜひ。
- 吉川かば夫「天然おっぱい劇場」晋遊舎 ISBN:4883804429
話○ 抜△ 消小 総合△
大ボケメイド連作2話+短編10本。表題にいつわりはなくみんな巨乳で乳首も大きめ。ちょっと
大味かとも思うが実用性に富んだ絵柄なのにギャグ色が強すぎて抜き評価が下がりまくるのも
いつもどおり。1話完結メインなので一発ギャグを混ぜやすくパロディが頻発するんで読んでて
楽しいがちんこの役には立ちづらい。なかでも巻末のゼ○サーガ(てかK○S-MOS)パロ
「未来型コンビニエンス!!」は小ネタがいちいち炸裂していて爆笑しまくり。雑誌掲載時から
さらに描き足しされていてそれがまたヤバネタ(ラストのモッコスオチにはやられた)。
身もフタもないパロを読みたい貴方へ。
- 辺ヒロユキ「カラダスイッチ」東京漫画社 ISBN:4902671212
話△ 抜△ 消大 総合△
兄妹前後編+短編5本。ラストに前作の宇宙人押しかけもの続編1本あり。表紙・裏表紙を見て
一瞬別人かと思ったけど中身は以前とさほど変わらず安堵。カワイイ系の絵柄できっちり
やることやってという実用的な作風。今回はダーク系皆無なので和姦スキー向け。しかしながら
マークつきの意味がないひどい消しで評価大幅ダウン。今日び松文館でもやらなくなった
巨大な白抜きを見るにつけ出版社運のない人だなあと思う。せめてCH系のどこかへ移籍できたら
もっとブレイクできると思うのだが。
- りゅうき夕海「もちもち白玉」幻冬舎 ISBN:4344804953
話△ 抜○ 消小 総合○
女教師堕ちもの前後編+感覚シンクロ双子前後編+短編8本。一瞬表紙を見て「こりゃ同姓同名の
別人か?」とあせったが中身は裏表紙の絵柄でいつもどおり。表紙の女教師ものともう1本だけ
多少絵柄が違うがほかはおっきい目玉に巨乳で搾乳というまいどまいどのりゅうき夕海。
といいつつラストに1本ロリがあるので属性のない人は注意すること。乳を存分に活用した
プレイが光る性交描写はあいかわらず抜けるが妙に構図に凝りすぎてなにを描いているのか
わからなくなるのもまたまいどのこと。女流っぽさ全開のタッチが問題なければおひとつ。
- 瑞井鹿央「Slow Step」茜新社 ISBN:4871827232
話○ 抜◎ 消小 総合○
ロリ系期待の新人大トリ登場短編13本。繊細かつすっきり系の絵柄でありながらつるぺたすじマンに
がっつり挿入・中田氏というギャップがたまらなく素敵だ。ひな缶Hiではじめて見たときから
待ち望んでいた1冊。個人的な印象としてはいのうえとみいがロリキャラを描いているみたいな
感じの幼女たちがぱっくりまんこ開いて挿入されるさまがヴィヴィッドに描写されている。
1本だけロリというには年齢高めのティーンズものがあったりふたなりがあったりするのが
気にならなければ自信を持ってオススメ。消しのトーンが面積小さめながらも濃いのがマイナス
要素になって総合点は下げたが今日の物件では1番。
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