酒とエロ漫画の日々。: 今週の円月殺法。

話○ 抜○ 消小総合○

オールロリ短編全10本。非ロリもののリリースが続いていたが久しぶりの完全貧乳で

ロリスキーならマストバイ。表紙・裏表紙の印象だとこの人得意のガチンコ調教ものを期待する

向きもあろうが、今回はどちらかというと和姦寄りなので凌辱大好きっ漢は注意。内容的には

まいどおなじみつるぺたっ娘にガッツリちんこはめまくりという実用的な作風で、最近

増えてきた子供同士えっちも数本搭載と死角なし。もうヴェテランの域の作家だけに画力の

飛躍的な向上などは期待できないものの、抜きツールとしての安定感は抜群。個人的には

つり目ボーイッシュっ娘がお風呂で同級生とほのぼのエロな「DON'T MIND」がツボ。

話△ 抜○ 消中総合○

まだ路線に迷いがあった前作から完全に巨乳ロリに振りきった短編11本。お話的には

なんだかフェチ度が高くなりやたらと尿だの汗だののスメル系の描写が登場する。それでいて

ファンシイな絵柄はそのままなのでそのミスマッチ感がエロ喚起力を増していて効果的。

俺的にはあまり好きな方向ではないのだがこれはこれでアリ。ただ今回の単行本の最大の

問題はすべての美点を帳消しにする巨大なモザイク。わりと性器描写をあからさまにする

タイプの作家だけにこういう暴挙をやられると点数が暴落する。抜き評価は修整のことが

なければ◎をつけられただけにもったいない。この人や琴の若子みたいに作家買いクラスの

人はともかくこの出版社の今後の新刊は購入へのハードルが高くなってしまった（先月の

月見大福のときからいやな予感はしていたが）。

話△ 抜× 消大総合×

ちびっ娘奥さま奮闘記からいつの間にか男女キャラ大量投入順列組み合わせラブコメもの

長編9話（連載中）&おまけ。マークなし。2巻収録分あたりからこちらの期待していた方向と

違った展開になってしまってその後はわりと惰性買いなのだが、もう抜き漫画としては

使えない話に成り果てた。ヒロインのエロはますます減りしかも妄想シーンばかりになって

ちんこ混乱。サブキャラたちの惚れたはれたでだらだら続いているだけ。いまの展開なら

エロ漫画としての必然性はないと思う。もうこっちは見切ってマークつきで描いている

あいかわらずのエロエロ短編に期待するしかなさそうだ。1巻を見たときは「これでマーク

なしとはなんとお得なえろっちさ!」と感動したのもいまは昔。

話×（ホメ言葉）抜△ 消大総合△

冴えない専門学校生がある日突然理想どおりの女の子を手に入れて……な長編9話（続く）。

マークなし。記憶がないのをいいことにヒロインを自分色に染め上げていきつつ周囲のいろんな

サブヒロインたちと犯りまくりという清く正しいハーレム系。あいかわらず作劇面での頭の

空っぽさが絶妙で、いまどき貴重ですらあるご都合主義の連鎖が脳みそに優しく作用する。

こういう娘ばっかりだったらさぞかし恋愛はらくちんでしょう。ただ点数を下げたのはこの人

得意の股ぐらパックリ開いて中田氏三昧という芸風が微エロ誌でもおんなじなせいで修整後の

エロ度が大幅に低下してしまうから。こちら方面が長い人は性器描写なしでもエロく見せる

テクを駆使しているのでそれなりに実用になるのだが、たぶんゆずぽんはまだそのへんの

使い分けがわからないのだろう（それか単になにも考えずに描いているかだ）。そんなわけで

この人だけは単行本化の暁にはマークつきオンリー希望。

酒とエロ漫画の日々。