今夜のマジックリアリズム。

• 吉川かば夫「発掘おっぱい大辞典」晋遊舎 ISBN:4883805107

話○ 抜○-△ 消極小 総合○

正義アイドルもの5話+短編8本。まいどおなじみたゆんたゆんな爆乳と抜きを阻害しかねない

ハイテンションギャグの取り合わせ。数本だけアリバイのようにギャグ控えめの通常ラヴコメも

搭載しているが、やはりメインはステポテチーンなスラップスティックコメディ。それでも初期に

比べればだいぶ抜きに配慮してはいるので投資に見合うリターンはあるかと。大味ながらメリハリの

ある肢体描写とアクロバティックな構図の多用はヴィジュアル的にも映えていい使い勝手。今回

ネタ漫画的には彼氏の吐くセリフが全部通常の3倍な人な「彗星系彼氏」とヒロインがフルメタル

ジャケット口調の「暴言ハニー」が双璧。ガンダム知識の薄い俺は前者はピンとこなかったが後者

には笑わせてもらいました。

• 松阪剛志「ずっと一緒」松文館 ISBN:4790116417

話△ 抜○ 消無 総合△

オール短編全10本。以前から抜きツールとしての高い性能は認めつつも前世紀な絵柄で敬遠

していた作者だが、だいぶアクが抜けたように感じたので購入。ラストの1本を除きおおむね能天気

ライト和姦で、わけても幼なじみ同士が結ばれる系が主体。年齢的にはハイティーン中心に中学生～

女教師くらいまで。いったんたがが外れるとひたすら犯りたい放題で、劇画系の流れを感じる肢体

描写は古さを感じざるを得ないものの射精・中田氏描写の確かさはさすがにヴェテラン。これで顔の

造作からさらに劇画テイストが薄まってくれば万全なのだが、ちんこのお供としてはよい仕事。

個人的にも耐性ができてきたのでもう少しさかのぼって購入してみようかと思う。