2006-02-20

今夜の四月テーゼ。

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  • 成田香車「放課後まで待てない」コアマガジン ISBN:4877349650

話△ 抜◎ 消極小 総合○

主戦場をティーアイからコアに移しての1冊目。女教師×男子生徒表題作連作2話+高校生

カップル連作2話+短編4本。登場したときからひたすらハードコアエロでゴージャスな肢体

描写と派手なイキ顔のツートップが売りでそれはいまも変わらない。でも歳月の経過とともに

絵柄がどんどん劇画方向にぶれてきて、もともと低くはなかった熟女率がさらに高くなりと

だいぶ訴求対象が変わってきた。この単行本から入ったファンが1冊目を見ると卒倒するのでは

なかろうか。それはさておき抜きツールとしてはあいかわらず強力でドエロ作家ぞろいの

メガストアでもまったく見劣りしない。お話的にはご都合主義全開の抜きの副産物にすぎない

ものなので特筆すべきものはないが(ラストの連作のコメディ調のものは新機軸か)、ちんこの

お供としてはコストパフォーマンス高し。個人的には前の絵柄の方が好みなので若干総合点は

下げたが強力な精子抽出装置。

  • 春風道人「ダブル☆インパクト」コアマガジン ISBN:4877349669

話△ 抜○-△ 消極小 総合△

兄×双子ロリ妹(+α)表題作長編7話+短編2本。ほぼ全編ラヴラヴ和姦ものなので凌辱

スキーには回れ右推奨。雑誌連載時にはきちんと読んでいなかった作家なのだが、もともと同人

ではお世話になっていたので購入。もともとロリから年上まで、貧乳から巨乳まで難なくこなし、

クセはあるものの端整な絵柄でお話も軽快、いかにもディジタルくさいグレイスケールのうるささ

さえ気にしなければ万人にオススメ……とベタぼめしたいところだが、今回は個人的地雷のショタ

要素がやけに多かったので全般的に評価低めに。これがなければ問題なく及第点なのだけれど。

とはいえ昨今の若人たちならばショタごときドンと来いと思われるのでそういう方は評価3割増で。

話△ 抜○ 消小 総合○

押しかけメイド連作2話(前作から続き)+短編7本+描き下ろし。前作は絵柄マイナーチェンジ

まっ最中のやや混沌とした物件だったが今回は変身完了後なのでほぼ表紙コンパチ。むりやり

とってつけたような萌え絵の導入も描き慣れてきたのか違和感が薄れてきた。ストーリー展開も

ヤケクソ強姦ものが減って無難なラヴコメが主体になりだいぶ万人受けに。でもへそから下は

これまでどおりまるでオッサン雑誌の若奥様のようなもろ劇画調の性器描写で笑ってしまう。

それでも首から下→へそから下とだんだん劇画絵の面積は減ってはいるのだが。そのへんが気に

ならなければむやみに激しい性器結合描写や膣内射精断面の充実ぶりなど実用性はかなり

高水準。指でまんこをこねくり回すシーンにやけに力が入っているのでそちら属性の方は必携。

前述2冊より心もち消しのトーンが濃いめなのが気になったがいい抜きツール。

話○ 抜△ 消極小-無 総合△

ロウティーン幼女限定ガチンコエロ大家最新刊。養女淫行ハーレム表題作5話+妄想少女

もの3話+短編2本。しばらくライトな話が続いていて安心していたところにいきなり女子割礼+

集団レズプレイの表題作を持ってこられて悶絶。やっぱりこの人は筋金入りの変態だ。絵ヅラ的

にはすっかり男子のデオドラント化が進んで、話によってはほしのふうた並みのほのぼの感すら

かもし出すようになっているのが笑える(それだけに表題作の変態っぷりが逆に際立つ)。初期から

おなじみの爬虫類ヅラ大人がだいぶ減り、恒例の有名人友情出演もすっかりごぶさたになって

しまったのが寂しいが。ここのところレズ率が高くてどうしても採点は低めになるが、ワン&

オンリーの変態漫画描きとしてチェックの欠かせない作家。なお前作まで載っていた作者性転換&

萌え化おまけ漫画「かんらんちゃん」が今回未掲載なのでファンは要注意。



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