- ゆずぽん「ちまちまっ」アップロードシナジー ISBN:4903471071
話△ 抜○ 消無 総合○
オール短編全11本+フルカラーショート4P。前作はマークなしで少々もの足りなかったが、
今回はいつもどおりのゆずぽん節+消しなしで抜きツールとしていいデキ。長編作品で見せるような
ご都合主義全開の超インスタントな展開は短編だとさほど目立たず、それなりに起承転結のある
オーソドックスなエロコメに仕上がっている。おおむね和姦主体なので凌辱スキーは回避。個人的
には内容のなさっぷりもゆずぽんの個性だと思っているのでもっとはっちゃけてくれた方が好きだが、
一般的にはこちらの方が受容されるかと。収録年代がやや前からのものも含むので(2003年から)
絵柄のぶれが気になる向きもあるかと思うが、ちょっと前の少女漫画調の絵柄でバリバリご開帳の
ガチンコエロという基本線に変わりはないので表紙で大丈夫ならぜひ。
- 四万十曜太「Chris Claus」ジェーシー出版 ISBN:4901858513
話△ 抜◎ 消小 総合○
落ちこぼれトナカイ獣人っ娘奮戦記表題作長編6話+兄妹&褐色肌メイドシリアス中編3話+
フルカラーショート4P。冒頭の長編はヒロインが居所を転々としている間ひたすら辱められ最後は
極太バイブはめて露出放置というもろ凌辱寄りの展開なのだが、「~っス」口調のすっとぼけ
爆乳トナカイっ娘がわりと飄々としているのでどっぷり暗くならないのが美点であり、ダークな
展開を望む人にはもの足りなくもある。後半の中編は父親が死んでから実の兄妹でないとわかった
2人の愛の行方という定番のお話で目新しさはないが、これまた乳&まんこ描写がエロっちくて
実用的。褐色メイドさんは前の単行本にもそっくりな人がいたがこれはスターシステムなのか?
ともあれたゆんたゆんの巨乳さんたちにバリバリ中田氏というストレートなエロ描写はちんこの
お供に好適。ケモノ系のネタは好みでないので総合評価は落とすが堅実な抜き作家。
- 佐波サトル「おぼえたての乙女」一水社 ISBN:4870766299
話○ 抜○ 消小 総合○
巨乳主体短編全10本。年齢的にはミドルティーン~大人まで様々だが全員ボインちゃん(死語)
なのでつるぺたスキーは回れ右。デビュー作である前の単行本と比較すると不安定だった描線は
おおむね固まってきて、1本だけ掲載されている初期作品以外はほぼ均等なクオリティ。一水社の
生え抜き組のなかではもっとも着実に成長していると思う。お話的には甘々のラヴコメをベースに
ツンデレとかお嬢様とか幼なじみとかの定番要素をバランスよくちりばめていて無難。あえて
疵を挙げれば表紙・裏表紙のタッチが少々中身のモノクロと違って見える点か(巻頭フルカラーは
ちゃんと中身と同じ感じなのに)。掲載誌の扱いを見る限り大プッシュされているとかの様子は
ないが個人的には応援してます。
- 月下冴喜「突いて壊してぇ!」東京三世社 ISBN:481262326X
話△ 抜○-△ 消小 総合△
オール短編全8本+描き下ろしふたなりショート。このところ比較的和姦率が高い単行本が続いたが、
今回は表紙の印象どおりゴリゴリの凌辱系メイン。もともとお話は適当でガンガン犯るだけ漫画系の
人だけに、縛ったり輪姦したり脱糞させたりと愛のないセックスをテンポよくこなしている。1本だけ
古い絵柄の作品が混じっているがおおむね現行のタッチなので裏切られ感もないだろう。でも評価が
低めなのは個人的にアウトなふたなりネタや女装ショタなどの夾雑物があるから。「チャレンジと
いうことで」描いたそうだができればそっち方向のチャレンジは遠慮してもらいたい今日このごろ。
まあそこに抵抗のない人なら久々のダーク系主体ということでどうぞ。
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