2006-05-29

今年度のヨム・キプール。

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話△ 抜○ 消極小 総合○

兄妹相姦短編連作6話(続く)。表紙も裏表紙も同一のキャラで表が過去(女子高生)、裏が

現在(人妻)。長編と銘打っているが作内の時系列が現在-過去を不規則にクロスオーヴァー

する形式で、かつ各話ごとの独立性が高いのでおそらく中編くらいの構想だったのが延びて

しまったのだろう。だもんでストーリーラインは少々ぎくしゃくしているが、もはやこの人の

トレードマークと化したたゆんたゆんな乳描写を前面に押し出したエロは訴求力が高い。一歩

間違うとプランパーっぽくも見えたりするのでスレンダー嗜好の方にはお勧めしないが。昔は

ひどかった一水社の消しもかなり改善されて、ようやく極小判定が出せるほどに。これで

せっかくのカラーページをモノクロで収録なんてことがなければもっと評価が高いのだが。

俺の購入したのは通常版だが同時発売のハイグレード版も結局収録状況はさほど変わらない

ようなので、コレクター気質でないのならこちらで充分。抜きキャラが実質1人だがそこが

無問題ならぜひ。

話○ 抜○ 消無 総合△

オール短編全11本。女子高生~母親までやや年齢高めで乳大きめ。お話的にはスチャラカな

ライト系からどっぷり陰惨な凌辱まで盛りだくさん。収録年代が幅広いせいで絵柄にばらつきが

あるので、表紙買いの人は中身との相違に注意。個人的には予備知識の少ない作家で、マーク

なしの単行本しか知らなかったのでなんか新鮮。おおむね古い順から最新のものまで時系列

どおりに並んでいるので、絵柄の進歩が手にとるようにわかる。とくに乳首まわりのトーン

処理と性器の描きこみの上達ぶりが素晴らしい。俺的地雷の女装ネタを数本かまされたので

総合評価は落としてしまったが、次はデフォ買いで。

話○ 抜△-× 消小-無 総合△

薬と器具でアナル開発表題作長編6話+別キャラでアナル開発2話+別キャラで食糞2話+

別キャラで薬と人体改造2話。表紙だけ見たらいきなりタッチが変わっているのでびっくり

したが中身はいままでどおりの絵柄。薬とスカトロと人体改造をトートロジーのように

くり返す作品群。全編を支配するゆがんだ世界観と妙にクールな読後感は作中でもしばしば

登場するクスリのせいだろうか。複数巻にわたる長編でやるような徹底的な人体破壊はさほど

ないが、それでもビロビロに拡げきった肛門に水道の蛇口を取り付けちゃうとかまんこに爆竹

突っこんで処女散らすとか洗面器いっぱいのうんこをグイッとお口に流しこむとかとかえぐい

描写のオンパレード。アイラやフラミンゴ掲載作品という時点で覚悟すべきとはいえ敷居は

かなり高い。曼天あたりでやっている無改造・非凌辱系の安全な作品だけでしのざき嶺を

知っている方は速攻回避で。



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