本日のニュー・ディール政策。

• 稍日向「かまってくれなくてもいいんだからねっ」コアマガジン ISBN:4862520545

話△ 抜◎ 消極小 総合○

ツンデレ微乳実妹&素直お嬢無乳妹分のツインヒロインと3Pバカエロ中編4.5話+短編4本+カヴァー下おまけ(フルカラー)。
前作が果てしなく最強な抜きツールだったので当然のごとくデフォ買い。今回はノンシリーズの短編も含め年齢がだいぶ下寄りになったので大人スキー向きではなくなったが、あいかわらずすっきり絵柄でありながらガッツリエロ&膣内射精断面盛りだくさんでちんこのお供には最適。やや堅いタッチだが破綻のない美しい描線で、純粋な性交描写だけでなくイキ顔もすばらしいのが加点ポイント。
前作の昔の人しゃべりの貧乳さんで開眼したのか、今回メインの中編のツンデレ実妹がステロタイプキャラながら破壊力抜群。常にバカ兄貴とさげすんでおきながらそのバカ兄貴のバカ兄貴汁(要するに精液だ)を口調とは裏腹に恍惚とした表情で受け入れるさまがたまらなく扇情的。そのぶんもう片方のヒロインがすっかり影が薄くなってたり話にぜんぜんまとまりがないのはそういう芸風だとあきらめた。
おそらく高岡基文や大井はに丸みたいに長編をやらせると構成力のなさで足を引っ張るタイプなのだと思うけど抜きにはなんら支障ないので受容。

• 猫玄「パニックまっしゅROOM!」コアマガジン ISBN:4862520537

話△ 抜○ 消極小 総合○

教師である実姉の陰謀で女子中に放りこまれた少年(当然女装)が先輩や教師や同級生とドタバタエロ表題作長編全8話+描き下ろし後日談。
ここ数作はほぼロリばかりのが続いたが今回は展開上普通サイズの乳や巨乳さんもあり。中盤まではコメディ調で進行するのだが徐々に張り巡らされた伏線が生きてきてラス前はシリアス展開(メインヒロインのルームメイトがダーク担当)、そしてハッピーエンドと手慣れた構成。
でも話評価が低いのは猫玄の悪いクセである伏線回収の唐突さと急さが今回も出てしまったうえ、それをフォローするはずの後日談が予定どおり収まらずカヴァー下まではみ出しちゃっているせい。前述の稍日向みたいに構成力がないわけじゃなくて終盤まできちんと組み立てができる人なのになんでここまでオーラスのまとめが下手なんだろう。
とはいえ抜き物件としてはもはや職人芸でなんら文句はなく、性器描写全般の確かさから多彩なエロシチュやアクメ顔のすばらしさに至るまでさすが大ヴェテラン。主人公の女装少年をも抜き要素に含めちゃう
ような描写にはどうしても引いちゃうので満点にはしないが、「手堅い」というタームをそのまま単行本として具現化したような作品。

• 天太郎「HAPPINESS!」コアマガジン ISBN:4862520405

話△ 抜○ 消極小 総合○

オール短編全10本+おまけ。主に司書房系の雑誌で描いていた人だがコアに顔を出してからチェックするようになった作家。
表紙のとおりの巨乳っ娘たちがぶるんぶるん乳を揺らして明るく健康的にエッチ。ざっくりした質感のあまりオタっぽくないさわやか系のキャラでこれまたライトなラヴコメ主体なので凌辱スキーは回れ右。
年齢的にはロウティーンから母親まで幅広いがすべてが常軌を逸した爆乳さん。プレイも当然ｵﾊﾟｰｲ方面を活用しまくるわけだが最近の売れ線エロ漫画の常として性器描写もぬかりなく。ダイナミックなパイズリシーンや派手なクライマックス描写は抜きツールとして高水準。
個人的にはやや中田氏率が低いのが気になるがおおむね無問題かと。一部暗めのオチの作品もあるがどうみてもハッピーエンドの方が向いてそうなのでそっちメインでお願いします。