2006-10-04

今月の社会主義リアリズム。

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  • おおぬまひろし「ちんまり80%」東京三世社 ISBN:4812623588

話△ 抜○ 消小-極小 総合○

小学生女子売春グループ短編連作3本+ノンシリーズ短編7本。基本は就学前~

ティーン以前のガチロリだが2本だけOLものがあるので胸の起伏恐怖症の方は要注意

(表題はつまり8割ロリってことですな)。今上天皇の在位と同じかそれ以上のキャリアの

はずだが、最先端とはいかないまでもそれなりにいま風に絵をいじってて化石っぽく

見えないのは立派。性交描写の方は手馴れたもので、ヒロイン脱衣からフェラ・クンニ、

パックリまんこ開いてバリバリ中田氏フィニッシュとよどみなく。基本和姦で女子サイドも

積極的に快楽を享受していて後ろめたさ皆無なのが美点。あと野郎側がいざちんこを挿入

する直前にまんこおっ広げながら「入れちゃうよ」と宣言して、それを聞いて女の子が

顔を赤らめるコマがこの作家のいまも昔も変わらぬ抜きどころ。全部に出てくるわけじゃ

ないが大昔からこのシチュを多用していたのでよっぽど気に入っているのだろう。個人的

には今回は年齢層が両極なのでできれば中間のも読みたかったところだが、変わらぬ

使い心地としっかり時代に合わせてくる柔軟性に乾杯。

話○ 抜△ 消大 総合△

青姦カップル中編4話+短編4本。マークなし。さわやかなタッチの表紙絵に惹かれて

お試し購入。出版社といい連載媒体といい元からエロの人ではないらしく、実際青年誌っぽい

作風。竹内桜とふじかつぴこと道満晴明を混ぜてステアしたみたいな絵柄。年齢的にはハイ

ティーン~大人とやや高め、乳も小さすぎず巨大すぎずだがもちもち感のある美味そうな

描写。とはいえエロよりは人生の切なさ・ほろ苦さを浮き彫りにしたようなどことなく静寂感を

覚える作劇が持ち味。まあ表紙や帯にあるみたいに過剰に叙情性をうたいあげるのは

どうかと思うが。そんなわけでちんこのお供としてはいまいちパンチ不足だが(消しもガッツリ

白抜きだし)、このタッチでガチエロを描いてくれたらかなりいけるのではないかと。表紙にも

あるが水着を描かせるとことに扇情的でよろしい。いずれどこかの純エロ漫画誌にでも

描いてくれるのを期待しよう。



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