2007-03-16

本日のエクセプショナリズム。

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話△ 抜○ 消極小 総合○

全部活のマネージャーを兼任するヒロインがスケベ男子と組んで部員たちの性のお悩み

解決短編連作11本。クッキリハッキリ明快なメジャー系少年漫画絵にアニメ絵フレイヴァーを

ブレンドの親しみやすいタッチにカラッと陽性のエロコメ展開の組み合わせ。この人の

単行本を購入したのは司書房で出した処女作以来だったと思うが、当時からのウェット感の

まったくない軽快な作劇に上手く性交描写の進化が加わった感じ。タプタプした巨乳寄りの

おっぱいの質感やまんこまわりのぷっくりとした肉感などが露骨なくらいのドアップの多用と

ともに抜き度を向上させている。対象女子が交代するたびに爆乳だったりアナルだったり

メイド萌えだったりと重点目標が変わるのでそのつど異なるテイストが楽しめるのもいい。

そんなこんなでいろんなタイプの女子を毒牙にかけつつ終盤はヒロイン小金井さんとそれまで

下僕扱いの千里くんとの純愛で締める学園ラヴの王道といえる構成。展開がゴツゴツつっかえ

たり唐突だったりするので話評価は下げてしまったが、次作も購入してみたいと思わせた1冊。

話△ 抜○-△ 消大 総合△

巨大企業の御曹司が一夜にして貧民に転落、気落ちする彼のもとにある日やってきた

女性は……で始まるドタバタエロ&借金返済コメディ長編全8話。マークなし。同人誌で

出していたシリーズにラストをつけ足して商業出版したとのこと。コンビニ売り誌の限界に

挑戦するような濃厚エロがこれまでのウリだし今回も冒頭からバリバリ犯っているのだが、

途中からストーリーを転がす方がおもしろくなったようでそちらの比重がどんどん増し、

抜きツールとしては微妙なものに。メインの押しかけ秘書さんはラス前まで妄想以外での

エロなしだし、サブヒロインの後輩女子との濡れ場も中盤以降は目減りぎみ。結果的に

気軽に読めるお色気あり漫画というこのレーベルにはもっともふさわしい作品になったのは

皮肉だが。あと初出が2000~2003年ということで序盤は絵柄がかなり違い、表紙より

だいぶアダルトかつ劇画寄りのタッチになるので最近作しか読んでいない人は気をつけて。



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