2007-03-25

今季の開幕オーダー。

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  • 水無月十三「我が肉に群れ集い、喰らえ。」茜新社 ISBN:9784871828970

話○ 抜◎ 消極小 総合○

女教師&女生徒×男子生徒乱交表題作前後編+短編6本。超絶画力とそれに負けない寡作

ぶりがあまりにも有名な作者最新刊。小学生から母親までレンジは幅広くみなさん貪欲に

快楽をむさぼるヒロインばかり。1on1でも多人数プレイでも等しく合意なので凌辱スキーは

パスすること。初出一覧を見るともっとも古いもので5年前の作品なのだが歳月の経過は

まったく感じられず、どの時点をとってもその時代時代の最新モードに見えるのがすごい。

うるし原智志あたりがルーツであろう貧乳から巨乳まで自由自在のたしかなデッサンと

ボディまわりの流麗なトーンワークはあいかわらずで、タッチの古びなさとかエロ喚起度

ではもはやこちらが上だろう。清楚なキャラたちがガッツリファックされ目線もうつろに

さまよわせつつ盛大に淫語吐き出しながら絶頂に達するさまに思わず愚息もエレクチオン。

濃いめの絵柄に多少の好き嫌いは出るだろうが、まず抜き物件としての評価は最高クラス。

それでもフルマーク満点にしないのは1冊の単行本として見た場合明らかにヴォリュームが

足りないから。同時発売の茜の他の新刊と比べると厚みが2/3ほどしかなく、おそらく予定

どおり原稿が上がらないのを決算期の3月中に間に合わせたいがために強引に刊行したの

だろう(そもそもそこに至るまでもが数年とかのスパンで遅れてるのに)。これだけモラルの

低い人が斬られないのはひとえに作品がすばらしいからだろうが、ほかの作家はいい気

しないだろうなあ。

話○ 抜○ 消極小 総合○

貧乳専科短編10本+描き下ろしショート。単行本をまたいで執筆されている「秘密の○○○」

シリーズ1本&おまけ収録。小学生からミドルティーンまでまん中やや高めの頭でっかちロリっ娘

勢ぞろい。今回で12冊目とすっかりヴェテランで、もはや新鮮さは欠片もないが作画も作劇も

破綻なくまとまった高水準の抜きツール。おおむねラヴラヴロリ誌のRIN掲載作主体なので

和姦8:凌辱2とライト寄り。幼なじみとか兄妹とか許嫁とかまあわりとベタに愛あるカップルが

イチャイチャと。いざエロシーンに突入するとさまざまなアングルで快感にあえぐヒロインズを

ズームアップしつ締めはガバッと大股開きでつるつるまんこに中田氏フィニッシュと手堅い構成。

ここ数作は表紙の塗りを外注しているので若干中身のモノクロとの印象が違うが極端な乖離は

ないので許容範囲。カヴァー裏には恒例の充実した作品解説があるのでまずは皮をひん剥いて。



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