- みなすきぽぷり「イツかのアノこ」ジェーシー出版 ISBN:9784901858649
話○ 抜○ 消小 総合○
幼女オンリー中田氏三昧短編11本。初単行本から5年、途中の長いブランクや絵柄の
急激な変化など紆余曲折を乗り越えてようやく2冊目が出た。なお現在は椎木冊也
名義で主にCROSSで執筆しているのだが、なぜかその名前での掲載分も含めて旧
ペンネームでの刊行。リアル寄りながらぷに系のエッセンスを取り入れた顔の造作と
3次元からそのまま抜け出してきたような第2次性徴前幼女ボディでくり広げるガチンコ
エロがなんとも犯罪ティックで素敵なのだが、迷走期には別人のように絵柄が変わって
しまいそのうちまったく描かなくなったのでこのまま廃業かと危惧したものだ。再び
定期的に新作を発表するようになってからは以前に近いテイストに戻してきているが
萌え系全盛の現在ではやぼったい部類。和姦だろうと凌辱だろうとオッサンやお兄さんの
ちんこを受け入れ準備もできてないつるつるまんこに強引に挿入し嫌がるのもおかまい
なく膣内射精なので読んでてとてもいけない気分に。あと上半身は着衣のまま下だけを
ひん剥いてエロに突入するシーンがたいへん多くてこれが絶妙に勃起中枢を刺激する。
個人的にはヒロインがハゲ親父の餌食になり一発ハメられたあと2回戦に突入する
シークエンスを表情の変化とちんこの侵入具合で表現するラストページがグッときた
「マーちゃんの不当請求」がベスト。
- 吉川かば夫「巨乳至上主義」コアマガジン ISBN:9784862521446
話○ 抜○-△ 消極小 総合○
生身彼女&自縛霊母親変則親子丼前後編+マッドサイエンティスト&常識人助手ドタバタ
連作2本+短編7本+描き下ろしショート。アニメ系のカラッと明るいタッチで描かれる
やや大味ながらダイナミックな性交描写とそれを台なしにしかねない強烈なハイテンション
ギャグてんこ盛りの芸風はあいかわらず。とはいえ最近はヤスイリオスケとか土居坂崎
とか強引にギャグをぶちこむ作家が増えたのでちんこしか活用したくない人にもさほど
抵抗感なく受け入れられているのかも。てなわけで巨大な乳を派手に揺らしつつ大股
開きでまんこを読者に見せつけながら豪快にフィニッシュだけどラストでギャフンオチの
様式美が延々と。俺は映像系の素養がないのでパロディの元ネタがあまりわからないのが
残念だが、ちんこを握っている最中に笑いを挿入されても大丈夫ならぜひ。
- 綾乃れな「やわあね」茜新社 ISBN:9784871829052
話△ 抜○ 消小 総合○
富豪姉弟短編連作3話+ショタ坊ちゃん&巨乳メイド連作3話+ご近所年上お姉さん×
ショタ連作2話+短編2本。コテコテの萌え系キャラにドカンとおっぱいというここ最近の
綾乃れなの典型な絵柄だが、すべてRIN掲載分の今作はストーリーラインにこれまでと
明確な違いがひとつ。まずカップルの構図は年上女性×年下男子に固定され、和姦では
あるものの男子サイドはまったく主導権を握れずひたすらヒロインたちにいいように
される展開ばかり。言ってしまえば「ショタっ子凌辱」とすら思える。本来そういうのでも
成人男性で男子主導型でもなんでも描ける人だが、編集からの要請か自主的に縛って
いるのかしているのだろう。性交描写そのものは絵柄のわりにハードで、妙に立派な
ちんこをパックリまんこに導きながら激しくグラインドし断面図つきで大量にザーメン
放出。女の子がこみ上げる快感に歯を食いしばりながら耐えるさまや射精時の律動を
くどいくらいに伝える擬音がなんともエロっちい。ヴァラエティに富んでいた前作までとは
異なり明らかにターゲットを年上嗜好の受け身願望男子に絞った作品だけに好き嫌いが
はっきりすると思うが、エッチなお姉さんに腎虚になるまでしぼり取られたい貴方なら
マストバイ。
- 裏次郎「ひよこのたまご」茜新社 ISBN:9784871829106
話○-△ 抜○ 消極小-無 総合○
ダメ大人兄×東北訛りしっかりもの小学生妹ラヴラヴ妊娠ストーリー「はらませ」連作
4話&番外&描き下ろしおまけ+短編4本。みなさん初潮前~直後のランドセルの似合う
つるぺたさんばかり。のっけから2人の仲を認めてもらうためにひたすら子作りにはげむ
近親カップルというタガの外れた漫画でたいへんよろしい。主題がそれだから男性器/
女性器の描写は充実しており、射精後の精液が子宮内を伝うさまを断面図を豊富に用い
ながら詳細にフィーチャー。ロリ&断面作家というとLowが第1人者だと思っていたが
こちらも別方向ですごい。イメージ映像でくり広げる最終話の受胎シーンは抜くよりも
まず笑ってしまった。重たくなりがちなテーマの作品だけど裏次郎のぷに系の流れを
汲む清潔感のある絵柄と秀逸なキャラ設定(とりわけヒロイン志津子ちゃんの健気かつ
キュートでちょっとアホなそれは出色)のおかげで後ろ暗い背徳感がぜんぜんないのが
美点。LO基準のちんこに極小トーン&まんこ丸出しのやっつけな修整も抜き的には
ありがたい。ノン・シリーズの短編は時期によるデキのばらつきがあって冒頭シリーズ
よりは落ちるが、最近作になるほど絵もアイディアも冴えてきているので次も期待。
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