2007-05-20

今戦の3フィート・ライン。

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話○ 抜◎ 消小 総合◎

巨大妹×チビ兄近親ラヴラヴ表題作連作短編6本+ノン・シリーズ短編4本。その他

おまけで表題作の設定をいろいろ紹介。近藤るるる直系のタッチも洗練を重ねるうちに

本家よりはるかに扇情的になり、ことに気持ちよさげに精液を流しこまれながら虚空を

見いやり法悦の体で絶頂に達する際のアヘ顔の破壊力は随一。なかでも今回メインの

「大妹」シリーズはショート/巨乳/ちょっとアホと萌え要素てんこ盛りのヒロインはるかの

エロ顔のヴァリエーションがじつに豊富で愚息も昇天。能天気な妹が尊敬と愛情の対象で

ある兄に対し巨大なちちしりを無造作に押しつけ甘えまくるただそれだけの作品なのだが、

終始積極的な妹のイノセントな愛情と圧倒されながらもほだされてメロメロになってゆく

兄との恋愛模様がほほえましい。むろんエロ的にもこれまでになく強力で、ダイナミックな

乳をブリブリ振り回しながらパイパンまんこをパックリ開いて極太ちんこを迎えこむ。豊富な

断面描写を織りまぜつつ子宮の奥深くまでたっぷりザーメンを流しこむフィニッシュは

とても抜き喚起力が高くて素敵だ。また同時収録の短編もレヴェルが高く、なかでも黒髪

ロングカチューシャおでこっ娘が覚えたてのセックスに耽溺しまくる「修学旅行」は白眉。

品行方正美男美女カップルが肉欲のとりこになるさまがなんとも抜けまくり。この本を

含む3冊の和六里ハルのエロ単行本のなかでも間違いなく最高傑作と呼べるデキで、

個人的には今年ここまでのエロ漫画単行本のベスト。

話○ 抜○ 消小 総合○

オール短編10本+描き下ろしおまけ漫画。すっきりポップな少年漫画絵でありながら

やけにリアル寄りの性器描写が光る作者処女単行本。ちょっと淡泊な印象を受ける

カラーより適度にウェット感の出る白黒原稿の方がいい味を出していると思うので、

できれば見本が確認できるところでチェックするとなおよし。明るく楽しいエロコメを

ベースラインに幼女から大人女性まで幅広くフォローとしょっぱなから芸達者で、

出版社的には使い勝手のよさそうな素材。冒頭に記したようにちんこまんこの造形が

じつに詳細をきわめているのが最大の美点で、とりわけビラビラのシワひとつひとつの

肉質感や挿入時の結合部の摩擦感がとてもエロっちい。ライト系の作劇とねっとり性交

描写とのギャップは今後も強力な武器となることだろう。ぜいたくを言えばタッチが

健康的すぎて萌え心を喚起しづらいきらいがあるがそのへんは今後に期待。俺的には

ちびっ娘純真高校女子がニセの占いにだまされて変態ロリ教師にセックスさせちゃう

「占い大臣」がよかったです。

話○ 抜○-△ 消小 総合△

母子相姦に仲間はずれの妹も参入近親中編5話+義父にDV/凌辱兄妹相姦中編4話+

短編1本。短編も含めオール近親。表紙の印象からはロリ色が強そうだがエロ的には

前半の母子もの「出戻りママ」の印象が強くて微妙に裏切られるかも。以前1作目を

購入したときにやたらクセの強い絵柄に辟易してしばらく離れていたのだが、多少

あか抜けはしたものの基本的には昨今の萌え系の流れから逸脱したタッチ。お話的

には比較的後ろ暗さのない短編を除くとドップリダークな近親輪廻or理不尽な暴力と

凌辱の支配する地獄の家とおどろおどろしい展開。とはいえ母親が息子の懇願に

負けて愛欲のドツボに堕ちてゆく前半の中編も人間の負の側面を克明に描写して

いく後半のそれも読みものとしてはたいそうおもしろく読んでしまった。てな具合に

いちいち濃ゆくて万人向けではないがさわやかラヴコメ糞喰らえな貴方ならぜひ。



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