- サジジロー「イ、イレてもいいよっ」久保書店 ISBN:9784765909778
話△ 抜○ 消極小 総合△
ショート巨乳ボクっ娘が弟→兄と近親連発連作2本+短編8本。はりけんはんなが
改名……というか非成年用のペンネームと発音を統一したのだろう。もう5年くらい
ごぶさただったのだが強烈にディフォルメの利いた絵柄で土手高まんこを惜しみなく
ご開帳しインスタントに中田氏三昧の作風はまったく変化なし。わけもなく好意的な
ヒロインたちが1人で勝手に言い訳しながらあれよあれよという間に挿入させてくれて
気持ちよく抜いてくれるお手軽一辺倒の展開なので深いことを考えず実用に供する
には最適。3次元的なリアリティを真っ向から拒否した人工的な質感の肢体描写も
ある意味ニーズに忠実といえるだろう。またこの人の趣味なのかやたらボクっ娘
登場率が高いのは個人的に好感。一方で昔は主人公以外の野郎キャラにやたら
ムサい親父どもを濫用する悪癖があったのだがメイン/サブを問わずショタな男子
だらけになったのにはびっくり。これも時代のニーズにお応えなのか? とまあ健在を
確認してうれしくはあったものの、出はじめのころは斬新に思えたミリペンでササッと
描いたような独特のタッチは萌え絵全盛のいまとなっては時流からズレを感じる
ところ。さらに鼻や唇の描き方に以前はなかった変なクセが入っていて気になる。
まあ表紙/裏表紙の絵柄と中身は完全コンパチといえるのでそこがハードルに
ならなければお気軽な抜きツールとしておひとつ。
0 件のコメント:
コメントを投稿