2007-10-27

本日の四環系抗鬱薬。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク

話○ 抜◎-○ 消極小-無 総合○

ロリ巨乳日焼けスク水少女前後編+短編10本。小学校中~高学年オンリーの

幼女専科で出発しながらロリ巨乳という新機軸を導入することで独自の立ち位置を

獲得した作者4冊目。萌え絵のメインストリームからは逸脱した微妙にリアル志向の

絵柄が年齢に似合わぬ立派なおっぱいの質感を描写するうえではむしろ効果的で、

今回もこんもりした双丘を持ち上げる際のヴォリューム感の演出や屹立した乳首を

指先でコリコリと刺激するさまが勃起中枢を直撃。もっともこの単行本のメイン

テーマはそちらではなく表題にもあるようにスクール水着の全面フィーチャー。

個人的にスク水属性はさほどないので正直ピンとこないとはいえ、紺色の生地を

無理やりこじ開けて乳をひり出しすき間からちんこを挿入し精液まみれにする

一連のシークエンスはたしかにグッとくる。まあ作品ごとにテーマを導入すると

いう狙いはアリだと思うので無理のない範囲でいろいろ挑戦すればいいと思います。

勝手な意見を言わせてもらえば今回は冒頭の鹿児島弁巨乳少女が方言を駆使

して乱れまくる「In the Season of Fresh green」が俺的ツボ突きまくり

だったので次はぜひ方言シバリで。

話○ 抜△ 消小 総合△

ロボっぽい先輩女子連作2話+短編9本。抜きオリエンテッドなつくりでないので

まいどきつめの評価ながらついつい購入してしまう不思議なテイストの作家。

決してスムーズでない語り口とちんこの快楽にご奉仕するには微妙なタッチとで

間違いなく一般受けはしないのだが、コメディ話のひたすらオフビートなノリと

たまに混じるシリアスネタの独特の余韻とが俺をとりこにする。もっとも最初の

ころのような完全にエロは飾りでネタのおもしろさだけを追求した作品群は減って

きて近ごろはわりとふつうにちんこまんこを合体させており、掲載誌がロリ主体の

せいでつるぺた多めだったのが大きめの乳も描くようになってきてそちらの面では

一般的になっているかも。またプレイ自体は強要系が多いのに上手くギャグに

逃げたり叙情ティックなオチに誘導したりで読後感が陰惨にならないのは大いなる

美点。ストレートをめいっぱい投げこむ作家たちの横で1人ナックルボールを

ひょいと放ってみせるかのような孤高の雰囲気を今後も大事にしていただきたいもの。

話○ 抜○-◎ 消極小 総合○

ちょいM彼女×ちょいS彼氏連作2話+短編9本+描き下ろしショート。女性作家×

ガチンコエロの相乗効果で前2作もいい感じだったが、今回はこれまでおざなり

だった女性器まわりの描写が基本シンプルながらもより肉感的になり抜き度が

さらにアップ。いとうえいやあずまゆきがすっかり使えなくなり天櫻みとのが廃業

したいまこの人の存在価値はかつてないほど高まっているといえよう。また夢見る

乙女系からボーイッシュ元気っ娘までヒロインたちのヴァリエーションの豊富さは

野郎どもでは及ばぬ細やかな造形の妙を見せておりさすが。和姦ほのぼの系

ながらいざコトに及ぶとプチ鬼畜なプレイにいそしむ男子が多いのもこれまで

どおりのよいアクセント。これ以上描写がくどくなると独特の味が失われる寸前で

上手く踏みとどまっている純愛ガチエロもののメートル原器。

話△ 抜○ 消小 総合○

オール短編全7本+描き下ろし12P。いい感じの表紙に釣られたが初見時は見本が

なくパスし今回2度目の正直。頭身高めでムチムチボディのおねいさん主体ながら

TIにありがちな半劇画系ではなくより現代的な絵柄。まだ少し固さの見られる描線

だがこれが独自の肌の質感をもかもし出しており、ちんこまんこをこれでもかと

強調したアングルとの相乗効果で抜き喚起力を高めている。性器描写を前面に押し

出したスタイルは同じTIではしなまに近いラインだがタッチの新鮮さでは向こうに

譲る代わりにエロ漫画としてのベタなわかりやすさではこちらに一日の長があるかと。

また収録本数は少なめでも1本あたりのページ数をたっぷり取ってあるのでエロ

シーン含有率も比例して高く、粘度の高そうな白濁液を大量に注ぎこむ膣内射精

描写が素敵だ。お話面はまだありきたりだし高校生と人妻とで顔の造りにほとんど

差がなかったりと弱点は見られるが次回作にも激しく期待が持てそう。



0 件のコメント:

コメントを投稿