2007-11-20

今宵の暗黒舞踏。

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話◎-○ 抜○ 消極小 総合◎

教師と生徒たちが地下遭難パニック長編「クラッシュ!」全6話&描き下ろし後日談+短編2本。
コミメガでの連載終了後音さたなくてお蔵入りかと危惧していたがやっと単行本化されてひと安心。なお初見の方が表紙の妙なアニメ絵のイメージで本編に入るとかなり違和感を覚えるのでできれば先に別単行本でタッチを確認が望ましい(なんでこんな仕上げに?)。
さほど接点のなかった5人の女子たちが否応なくサバイバルするうちにお互いの心の奥深くの闇まで相照らすようになり、なすすべなく立ちつくすだけだった主人公も彼女たちとの交わりのなかで変化していく。そんなシークエンスを積み重ねていった結果としての最終話で全員ベッドごと駆け出すシーンの爽快感は近年随一。抜き的にも5人のヒロインズがきっちりキャラ立てしてあって各話メインの濡れ場を張っており、いずれかの子が琴線に触れるのではないかと。
個人的にはこの作家には希有な巨乳っ娘の五島さんがストライクゾーンど真ん中で、いま読み返しても壮絶に抜ける。お話の没入度では同時収録の短編「ハートメイカー」も雑誌掲載時に驚嘆したもので、主人公のエキセントリックな設定や驚異的にけなげなヒロインの愛らしさは作者の構想どおり長編にしてもらいたいくらい。去年~今年あたりのゴージャス宝田のストーリーテリングはちょっと神がかってきていて恐ろしくも毎回楽しみ。
話○ 抜△ 消極小 総合○

オール短編全9本。一般でも別ペンネームで描いている人だがこれが処女単行本。
表紙/裏表紙の印象どおり中身もザックリとしつつもウェットな質感を感じさせる魅力的な絵柄で、ことにカヴァーの折り返しの油絵みたいなタッチはとてもいい。お話もそうしたルック&フィールと合致した叙情派和姦エロで、添加物未使用の自然食品みたいな素朴なノリ。
収録年代が2003~2007年と幅広いぶん見た目のばらつきはあるがテイストはいっしょ。中学生から大人女性までのどのヒロインも萌え属性とかそういうのと別種のかわいらしさがにじみ出ていて、エロ漫画というよりは大石まさるあたりの一般漫画を読んでいるかのような趣。
そのぶんエロシーンはさほど印象に残らず、ちんこを握るに至る決定力には欠ける感じか。ガチエロ原理主義のメガストア&メガストアH掲載分なので濡れ場含有率はさほど低くないのになぜか欲望に直結しない、そんな不思議な作品集。
話△ 抜○ 消極小 総合△

性欲旺盛ブルマ妹短編連作3本&描き下ろしショート+短編6本。
表題どおりブルマ含有率がやたら高く、しかも匂いをかいだり履かせたままちんこをこすりつけたりずらして挿入したりとフェティッシュな方向にフル活用。妙にテカった布地の質感やら装着時のお尻の艶めかしい盛り上がりやらほのかに浮かぶ土手のラインやらでブルマの魅力を果敢にアピール。
そのぶんストーリーは脇役に回り、元来どんな奇抜な話でも描ける人だが平凡な学園ラヴコメに終始。しかしながら女子サイドが快楽の享受に積極的で男子がその欲望に従属するという旧来の持ち味は健在で、とりわけ冒頭からの兄妹連作は基本ラヴだが妹の大胆な行動に兄貴が終始押されっぱなしなのが笑える。
エロ的にはむろんぬかりなく、リアル寄りの肢体をガッツリ抱えこみながら気持ちよさそうに中田氏する際の抽送感が素敵だ。しかしながら最大の弱点は登場時から最新型とは言えなかったタッチが現状ではさらに浮きまくりなこと。エロ同人ではそれなりに元ネタに即したいま風の絵柄にもできるのにオリジナルではかえって泥くささが増しているような。作風は好きなだけにもう少し時代に寄り添ってほしいところ。
話△ 抜○ 消小 総合△

厄病神にとりつかれた主人公が災難から解放されるために出会った女の子をHで幸せにして……な表題作長編全7話+短編1本。
古式ゆかしい90年代エロゲ風の絵柄でくり広げるガチンコエロが持ち味の作家だが、今回はなんだか話まで往年の「きゃんきゃんバニー」みたいで大笑い。途中で座敷童だの死神だのも乱入するが肝腎の厄病神さんはいっさいエロなしなのもきゃんバニっぽい。
お話は中盤以降グダグダで畳み方も適当だが抜き的には充実。各話登場のヒロインたちが和姦/凌辱問わず即座にまんこをおっ広げてごっつい肉棒を激しく出し入れされるさまが露骨なくらいに描写される。また前作に引き続き乱交系のネタが多めで、まんこもアナルもお口も両手もちんこに占領されて一斉掃射の精液を受け止め絶頂に達する女の子の痴態に愚息もエレクチオン。
昨今の洗練された萌えエロに慣れた貴方には若干高いハードルではあるものの非常にプラグマティックな1冊といえよう。


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