- 前田千石「ハハカノ」双葉社 ISBN:9784575834611
話○ 抜△ 消大 総合△
爆乳義母にことあるごとに迫られなし崩し的に愛欲の日々表題作長編全10話。
マークなし。表紙登場の下チチもまぶしいママンがメインだがその他快活幼なじみや
不思議系先輩にキャリアウーマン叔母とサブにもいろいろと。律儀に現在の主戦場の
マガジン・マガジンと双葉社から交互に単行本を出すこの作家は今回後者の番。
ダークでウェットな愛欲乱れ打ちもカラッと軽快ラヴコメも両方こなすが双葉社の
仕事は一貫してライト系。あとがきによるとややエロ寄りに持っていこうとしたそうだが
性器はおろか分泌物まで執拗に痕跡を抹消する厳しい修整もあり抜き的に強力に
なったかというと疑問。とはいえどんなに修羅場っても最後は後腐れなくおちゃらける
口当たりのよい展開とふんだんにおっぱいを散りばめサクサクまぐわうインスタントな
濡れ場はコンビニ売り誌エロの鑑。ゴージャスな肢体が目の前でピチピチ跳びはね
気持ちよさそうにイキまくるさまが心を豊かにしてくれる。ヒロインが誰をとっても
立派な隆起の持ち主ばかりなのでつるぺた大好きっ漢にだけはオススメできかねる
ものの、破綻なく安定した描線で劇画臭もなく変にオサレっぽくもない万人受けの
タッチはU-18世代のエロ漫画入門としても好適。
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