2008-05-24

今夜の三軍神参上。

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話◎ 抜◎ 消小-無 総合◎

援交ハメ撮りAV撮影で生計を立てながら無為に生きる青年と孤独を抱えてなかば衝動的にその網に引っかかる地味っ娘中学生の出会いからはじまる息苦しくも真摯なラヴストーリー表題作長編全9話+加筆ページ多数。
甘々ラヴな読み切りや短編連作主体ながらときおりビターな後味を残す物語をも描いてきた、その後者の要素が全面的に開花した作品。雑誌掲載のときからショートカット貧乳寸胴すべすべまんこのヒロイン歩ちゃんが幼い肢体をおずおず開きながら成年男子の凶悪ちんこを受け入れ頬を羞恥で赤く染めながら中田氏され逝きまくるさまに腎虚になるまで抜かせてもらったものだが、そんな個人的思い入れを差っ引いても漫画として一級品。
途中別キャラのエロが1本ある以外は単独ヒロイン制。お話は時系列を一部シャッフルしてあるのでちんこを握る前に全体像を把握するため通しで読むすることをオススメはするが、深く考えず抜き用として使えるページをピックアップするやり方でもOK。RIN連載時のように本番突入前に以下次回とかの生殺しがないのは単行本ならではの美点。
最大の武器であるプリプリした質感のじつに美味そうな未成熟まんこはさらに洗練の度を増し、強引に差し入れられた怒張をキュッと締めつける感触や膣内射精の後ちんこを引き抜くのにつられて柔肉が引っぱられる光景までもを克明に描写。男性器こそトーン乗っけだが観音様は全面公開という心得た修整もうれしい。
そんな具合に欲望を充足しつつまたお話に戻れば、トラウマや無力感にさいなまれ空虚な生活を送る2人の関係が当初の搾取/被搾取のそれから徐々に変化し、葛藤とすれ違いを経ていくばくかの救済がもたらされるまでの一連のシークエンスが決してハリウッド的な大団円でないぶんいっそう心に残る。
第1話と最終話の加筆や後日談がこれらの余韻をより深いものにしてくれ、エロ的にもストーリー的にも関谷あさみのここまでの頂点と呼ぶにふさわしい佳作だ。あとはひたすら非成年に旅立たれないのを祈るのみ(いっぺん電撃系で描いてたけど)。

話△ 抜○ 消極小 総合△

短編10本+巻末収録作の描き下ろし後日談。LOに本拠地を移転するまでは絵柄の変遷が激しく、古典的な劇画絵の名残のあるタッチからスタートし途中YUG風味に急遽転換。そこから頭身が上がり現在はオーソドックスなぷに/リアル系のハイブリッドでほぼ定着。表紙/裏表紙のカラーに比べると中身の白黒は一段見劣りするが帯にある本編の数コマ抜粋を見て抵抗がなければ無問題。
表題ほど妹率は高くないものの親類や近所の子などなじみの関係カップルメイン。女の子は小学校高学年~中学生主体でふくらみかけの双丘装着が仕様なので胸面フルフラットじゃないと死んじゃう病の人は要検討。
多少ダークなオチの作品もあるが基本はお気楽和姦で取っつきのよさそうな芸風。年長ヒロインの話は終始女子側が主導権を握り気持ちよく精液をしぼり取られるマグロ願望男子垂涎の展開で、逆にアンファンテリブル系の年下キャラの場合は当初は奔放な行動に野郎側が翻弄されながらも次第に攻守逆転しラストは甘い睦言交じりにたっぷり白濁液を注入と1冊で2度美味しいミクスチュアの妙。
ただ最新型の絵師たちと比較するといまやあか抜けない部類の絵は宣伝で謳うほど萌え系かというと疑問。とはいえティーン直前~ロウティーンのプリティなニンフェットたちとの夢のひとときを過ごしたい貴方なら検討する価値あり。
話×(ホメ言葉) 抜◎ 消極小-無 総合○

高校教師の主人公が新たに赴任した女子校で生徒食いまくり表題作長編全11話。
最近は柄にもなくストーリーらしきものを備えた作品群が続いたが今回はひさしぶりの本領発揮で、委員長からはじまり担任クラスの女子どもが続々現れては一方的に股を開いて中田氏させてくれまくるタナボタエロの金字塔。その他同僚保険医さんを賞味したり百合シーンを挟みなどしつつ最終話は教え子でもある実妹にガッツリ膣内射精でシメ。のっけから好感度MAXの女子高生が手続きのいっさいを省略し即座にちんこをくわえこみガンガン腰を振りまくる安直さ(注:賞賛してます)と実用最優先の高い濡れ場含有率は他の追随を許さない。
血管バキバキの男性器と干物テイストなシワシワ女性器とのガチンコバトルも健在だが、やりすぎ感がやや薄れ描きこみやトーンワークがマイルドになったぶんさらに万人向けに。ヒロインたちの内面描写はないも同然だが見た目のヴァリエーションは豊富で、舞台装置を存分に活かし安易にひん剥かず制服を着せたままコトに及び、また下着は脱がせてもソックスはそのままなあたりも心憎い配慮。
少し前にレヴュった山本よし文とお話のミーニングレスネスでは共通しているが常時絵柄のマイチェンをおこたらず最前線に留まらんとする高いプロ意識がこちらには感じられる。いまだに麻宮騎亜デッドコピーの印象しかない人は近作をいちどでもチェックしてこの作家の地道な努力を評価すべきだ。脳みそへいっさい負担をかけずジョイスティック操作のみに専念できる模範的な抜き物件としてぜひ。


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