- URAN「誘惑はあかね色」富士美出版 ISBN:9784894218291
話△ 抜◎ 消極小 総合△
同僚と婚約中の高校教師が突如美術部の女生徒に迫られて……な表題
作長編6話&脇キャラスピンオフカラーショート+短編3本。ハイティーン~
大人女性のヒロインたちは冒頭長編中のゲストキャラ1名以外はたわわに
実ったおっぱいの持ち主だらけで(でも全員パイパン)、キャッチーなアニメ
系の絵柄で描かれるツヤツヤムチムチの肢体がなんとも蠱惑的だ。この
訴求力抜群のタッチでくり広げられる濡れ場は量/質ともに申しぶんなく、
オーソドックスな和姦主体ながら奇抜な趣向や道具などまったく必要性を
感じない。ヒロイン側から積極的にキャストオフし即座に土手高まんこを
ご開帳するとすでに準備万端で、おもむろにピキピキちんこを挿入し激しく
グラインドしながら屹立したクリトリスをいじり倒すと嬌声をあげ上気した
アヘ顔をさらす女の子の媚態を楽しみつつガッツリ膣内射精。プルンと弾む
双丘の張りや性器周辺の絶妙なシズル感など女体を美味そうに描写する
手腕がとにかく抜群で、こと実用性では今年度屈指。健康的で愛くるしい
笑顔の女子キャラたちが幸福そうに乱れるさまがダイレクトに脳裡を刺戟
することだろう。てな具合に使い勝手では文句なしなのだがストーリーには
疑問符。ネタバレになるので詳細は省くがもしこのオチにするのならダブル
ヒロイン制の冒頭長編は心象描写の比重を間違えている。だから撤退する
側は積み重ねたキモチの精算が上手くできたとはとうてい見えず、逆にもう
一方は描写不足のせいでラストの行動が唐突に感じる。作者なかがきの
解説どおりに収束したとは思えずに読後感がモヤモヤするのだ。どんな
エンドを選んでも造り手の自由だけどこれでは結末に至るまでの説得力に
欠ける。「男の夢とロマンのつまった都合のいい話(作者談)」であるなら
なおのこと構成をきっちり詰めてほしかった。短編は無難なデキなので話
評価は相殺したけど抜きツールとしては万全なだけにもったいない。
- あ~る・こが「幼い愛液」オークス ISBN:9784861056109
話△ 抜○ 消小 総合△
オール短編全12本。商業誌に掲載の一般人類もの前半6本と同人から
ピックアップの猫耳もの後半6本とにくっきり峻別され、作品解説もちょうど
まん中で各パート1ページずつ割いた構成。前作はめずらしく中高生メイン
だったけど元来筋金入りのロリ絵師であり、今回人外多めなので明確では
ないが人間サイドは義務教育~高校生、ケモノサイドは外見小学生相当の
幼女主体で1人を除きみごとに貧乳。むろんみなさんシルキースムーズな
ワレメちゃんを標準装備なので若草が生い茂ってないと勃たない貴方は
回避すること。能天気和姦からちょっぴり残酷な結末までお話の振幅は
さまざまながら行為そのものはおおむね合意なので、この作家がときどき
やる救いゼロのド真っ暗な凌辱系苦手の俺も安堵。もう大ヴェテランだけ
あり絵柄もストーリーもおなじみで新味はないものの、貞操観念低めの
ロリっ娘がてらいもなくガッツリエロにいそしむさまが変わらぬ安心感を
与える鉄板銘柄。いつも言及してしまうのだがとりわけ女の子が肢体を
突き抜ける快感に身もだえし歯を食いしばりながら絶頂に達する表情が
たまらなく抜ける。個人的には猫耳属性希薄なのとそちらサイドが自分の
ストライクゾーンからするとロリ寄りすぎるのとで採点を落としたが、ケモノ
耳大好きっ漢ならむしろ評価アップで。それと前回の単行本では表紙/
裏表紙がどういうわけか中身のモノクロとまったく印象の異なるタッチで
とまどったがこの本では違和感のない仕上がりになっており、ジャケットで
購入可否を判断してOK。
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