2008-08-10

本日の大都会交響楽。

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話○-△ 抜○ 消極小-無 総合○

完璧超人先輩女子×ショタ後輩男子ガチエロ純愛表題作中編4話&フルカラープロローグ&後日談イラストノヴェル+短編4本+単品カラーイラスト。ドラマCD付属の限定版と漫画のみの通常版とが同時発売で、音ネタに興味なしの俺は後者を購入。
表紙/裏表紙でのキャッチーかつ高密度なエロゲ絵は白黒になると若干雑になり、かつ初期作では背景や一部の人物描写がえらく手抜きになるので多少落差を感じるかも。とはいえそれを差し引いても現在のエロ漫画シーンの売れ線ど真ん中な絵柄は訴求力抜群で、このタッチでパワフルな肉食動物系のガチンコファックをくり広げるのだからたまらない。
なかでも表題作は秀逸で、ベースラインは純愛なのに男子も女子もお互い性欲の塊で四六時中発情してはガツガツつがいまくるケダモノじみた欲望の発露がすがすがしくも素敵だ。気高く凛々しいヒロインの頭の中身は下品きわまりないエロワードをたれ流しながら集団レイプされ肉便器と化す願望で満ちあふれ、小動物系のショタっ子主人公はそんな彼女に蹂躙されるさまを脳裏に思い描きつつオナりまくる始末。
ふとしたきっかけで実際に結ばれてからは2人の底なしの妄想を具現化すべくひたすらハードなセックスにはげみ、絨毯爆撃のように淫語を連発しつついろんな液体を噴出しまくり仲よく絶頂。そんな濃厚な濡れ場のところどころにさわやかなモノローグや赤面ものの純真ラヴを織りこんでいるのが絶妙のアクセントになっている。
ちんこにごくわずかトーンが乗っかっているほかはなにひとつ視界を遮るもののない無臭性っぷりも実用性アップに貢献。前述のとおり初期の短編に稚拙さがあるのと性器描写自体は堺はまちやてりてりおほど美味そうに見えないのとで評価をワンランク落としたが、どんな夜にもきっと君の股間にたしかな効きめを与えてくれることだろう。
話○ 抜○-△ 消小 総合○

ウサ耳少女連作2本+短編7本。砂糖細工のように繊細なタッチで描かれるフワフワぷにぷにょぅι゙ょ満載につき大人スキーは速攻回れ右推奨。ロリ絵師のなかでは比較的肉づきのいい肢体描写をする人で、作品によってはほのかに甘食レヴェルのおっぱいが確認されるが下半身はみなさんすべすべで安心(なにがだ)。
今回もビター成分控えめでやや抜き重視に振っているここ数年の流れに沿ったラインの作品集で、前作よりもさらに甘ったる方向。キュートなアリスたちがラヴい雰囲気のなかで年上男子を翻弄したりされたりの現実味皆無な展開は初期のチクチク刺すような青春群像を求める貴方にはもの足りないかと思うが抜きツールとしてはこちらへの進化で正解。
キューティクルが輝くかのような美しい髪の毛が愛らしい丸顔ロリっ娘のコンパクトな身体をおもむろに持ち上げ、滑らかなたてすじを押し拡げて暴れん坊どもを収納しガンガン突き上げていくたびも膣内射精するさまが快感中枢をダイレクトに刺戟。ディフォルメきつめでリアリズムとは縁遠い画風なのにちんこまんこが妙に生々しく存在を主張するあたりが抜き度アップにも貢献。
濡れ場そのものはごくふつうで過度な分量でなくプレイに特別な趣向もないものの、それゆえに年齢の問題さえクリアできれば誰にでも受け入れられる間口の広い作品群。女流作家が陥りがちな男子サイドの過度な美形化やムダなやおい要素なども鄭重に排除されており、もはや幻想のなかにしかない少女漫画テイストを味わいつつちんこを握るのには最適。合体シーンだけあればいいというハイパープラグマティストでないのならこの甘美な砂上楼閣世界をぜひいちど体験してみることをお勧め。


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