- 神楽雄隆丸「コスコススイッチ」茜新社 ISBN:9784863490215
話△ 抜○ 消極小 総合△
オール短編全9本。クッキリハッキリの軽快なタッチで比較的年齢/頭身とも
高い系ながら人妻や母親などの年長組でも所帯っぽさ皆無のみずみずしい
キャラ造形がまいど素敵だ。以前はほんわか天然母性さんが暴走する若者
ちんこを優しく導く甘々ラヴ主体だったが、前作あたりから同じ和姦ベース
でも不思議ちゃんや強気っ娘などのひとクセある女の子が野郎サイドをいい
ように振り回して思いをとげるタイプのお話が増加。また最初煮え切らない
男子に冷たく当たるのが徐々に情にほだされ態度が軟化するギャップ
萌えを広範に導入しており、愛情の深化とともにデレてゆく一部始終を
存分に味わえる。ハイティーン~子持ちシシャモのヒロインたちは全員
摩天楼のようにそびえ立つおっぱいの持ち主で、乳房が微妙に垂れて
いたりやたら乳暈が大きかったりと少々いびつな造り。下のお口も同様に
ビラビラが弛緩しきったりクリトリスが肥大していたりで、そうした不均衡が
むしろエロ度アップに貢献。迎え撃つ男性器の側もカントン包茎だったり
極端なアールがついていたりの異形ちんこなのがこの作家の特徴だが
今作では控えめか。とまれサクッと濡れ場に突入しジャングルをかきわけて
怒張をクレヴァスに侵入させると汗と粘液を方々にまき散らしながら際限
なく腰を突き上げ最後は男らしく中田氏三昧の黄金パターン。そんな具合に
メリハリのきいたエロシーンが効果的で消しも無臭性同然と実用性良好な
ものの不満点も。今回巻末収録の母子相姦もの(初出の明記はないが絵柄
からみてこれだけが一段古い作品)のような以前の作風でいちど完成形に
なったのを最近作ではわざわざ壊しているのだが無理して本性を押し殺して
いるようで落ち着きが悪い。市場の要請や編集の指示もあるのだろうけど
絵も話も少し前の方が自分としては好み。
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