2008-10-31

本年度の補正予算案。

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話○ 抜◎-○ 消小 総合○

精液ドロリ短編全8本。表紙/裏表紙処理は外注につき中身を

鵜呑みにはできないが昔なつかし少年漫画系の健全なタッチで

ありながらじっくりねっとり濃厚エロというギャップが大変よろしい

作者3冊め。前半部に収録の2007-08年度作品5本とうしろの

2002-03年度作品3本とでは明確に断絶があり、前者の方が

より抜きオリエンテッドな構成。ふくらみかけパイパン少女から

崩れかけボディの完熟人妻まで多彩な女子キャラたちが明朗

ラヴコメに始まり鬱々ダーク系に至るまでさまざまなお話を

展開だ。和姦でも凌辱でもエロシーンは高密度で、とりわけ近作

では極限まで圧縮しつつお話理解に支障をきたさない導入部と

めいっぱい尺を確保し饒舌に語られる濡れ場とのバランスが

絶妙。舌先でていねいに乳首を舐めあげればお返しに屹立する

怒張を根元からこってりフェラの前戯も上等だし、本番に突入

してピストンをくり返すごとに柔肉がまとわりつく女性器をカメラ

アイで捉えながらそれ自体生きもののように蠕動する膣内を

映し出しつつ陶酔しきったアヘ顔さらすヒロインの子宮深くに

中田氏までの一連のシークエンスがA-10細胞を直撃する。

そして射精後にだらしなく弛緩したヒロインのまんこから逆流

した白濁液がコポッと垂れてくる場面を切り取った数コマの

描写はこの作家最高の見せ場だ。初期作ではまだストーリーに

冗長さがあり実用度も見劣りするため一部採点を落としたが

強力無比な抜き物件。作者自身お気に入りというファミレスで

ダブルヒロインに連発の「ハニーズへようこそ!」が自分的にも

フェイヴァリット。

  • エレクトさわる「淫術の館」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784860326487

話△ 抜◎-○ 消小 総合○

爆乳メイドエルフさんが研修先の洋館で触手まみれ凌辱調教

表題作シリーズ連作3話&外伝&完結編+短編4本+設定資料。

巻末の獣人宇宙婦警もの以外は同一のRPG風味ファンタシー

世界観でのお話。巻頭から中盤までの直近作とその後ろに収録の

以前の作品とでタッチに差異はあるが一部の例外を除き巨大な

おっぱいの人外っ娘が無数のちんこや触手に責められ過剰に

白濁液を浴びて逝かされまくるガチエロ専科。強くディフォルメの

かかったエロゲ調のタッチはやや人を選ぶものの淫蕩な空気を

画面全体から発散させている。いざページをめくると即座に粘液

まみれのウネウネが女体にからみつき下品なまでに巨大な双丘を

しぼったり先端を刺戟したりで早くも臨戦態勢だ。催淫効果のある

濃密な臭気に囲まれていよいよまんこもアナルもお口もすべて

触手や男根によってふさがれ激しく液体を分泌したりされたりの

バトルロイヤルに突入すると正気を失ったヒロインたちが四方

八方に淫語を連射し白痴じみた表情でペンキをぶちまけたかの

ような大量のザーメンを顔面に受け連続絶頂。行為のさなかに

肉体を変化させられちんこを生やしたり乳房を肥大化させたりの

ゲテモノ化が同時進行するカオティックな濡れ場は読み手の逸物

からも精液抽出を促進させること間違いなし。ふたなり耐性の

ない俺は若干ついていけない部分はあるもののエロシーンの

ヴォリューム感では今季随一といえよう。今作のマイベストは

おこちゃま巨乳ケモミミっ娘がミルクを買い出しに行って別の

ミルクも飲みまくりな「はじめてのおつかい」。

話△ 抜△ 消極大 総合△

巨乳派遣OLがお疲れリーマンやチェリーな若人を身体で癒しまくり

表題作長編10話(第11~最終話、完結)。マークなし。前巻に引き

続きヒロインがばいんばいんボディの内外へ精液放出される単純

明快な抜きツールだが、この巻収録分からほぼ同様のお話展開

だった別作品「ハナさんの休日」の主演女優若井ハナさん(爆乳

メガネOL)が参戦でダブルヒロイン体制を確立し、その他年齢

不詳の派遣会社女社長もときおり抜き担当で乱入。コッテリ肉感

的な肢体の上に若干リアル寄りながらていねいに劇画臭を除去

した全方位外交のフェイスが乗っかったキャッチーな絵柄はさすが

コンビニ売り誌の大御所作家。エロシーンも非成年のハンディを

感じさせない肉食動物系の濃厚ファックで、絶倫な彼と淫乱な

彼女とがちんことまんこを格闘技のようにぶつけ合いいろんな

液体飛ばしてフィニッシュを迎えるさまは日本人離れしたド迫力。

ただ基本的にムチムチ巨乳キャラしかおらず外見上の差別化

要素が髪型と身長くらいしかないので濡れ場が単調になりがち。

それとハナさんの方が見た目も行動もキャラが立ってて(だから

こそ再登板したのだろうが)肝腎のタイトル・ロールの存在感が

この巻では減少傾向。それ以上にヤバいのは性器のみならず

ぶっかけた精液にまで執拗にホワイトを入れまくる言語道断の

消しで、このフェイタルな弱点が単行本の価値を著しく低下させて

いる。彩画堂のねっとり性交描写があるからかろうじて商品と

して成立しているけれども限りなく×に近い総合評価。



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