2008-11-28

今夜のマクガイヤー・ブラザーズ。

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話◎ 抜○ 消小-極小 総合○

天才すぎて周囲と合わず不登校のヒロインがアホでスケベだけど

誰よりも彼女を理解する義兄の愛情により次のステップへと踏み

出す表題作長編6話&後日談×2+短編2本。処女作は完成度の

ばらつきが気になり回避したが作者2冊めのこれはLO連載中に

飛躍的な成長をリアルタイムで目撃したので迷わず購入。過剰な

萌えっぽさはないが端正でソフィスティケイトされた透明度の高い

絵柄は今回収録分でほぼ完成。冒頭長編を含めロウティーン

固定の貧乳少女たちは赤飯未満もしくは炊きたて。義理ながら

兄妹相姦/ガチ近親/幼なじみどうしの兄貴分&妹分とインセスト

タブー色濃いめ。描線同様に淡々と語られるストーリーはしかし

ながら重たいテーマをそ知らぬ顔で乗っけており、ほのぼのと

したモノローグの裏に少女のアモルフな感情をしのばせときに

間欠泉のように噴き出させもする。その奔流を白々しくなり

すぎる直前で抑制するストイシズムこそが味だ。一方でこの

スカしてるととられかねない心象描写をわりと露骨なエロシーン

との対比で上手くバランスさせているのはなんだかソツがなさ

すぎて憎らしいぞ。とまれパックリとたてすじ開いてピキピキ

ちんこを挿入すれば冷静にしかし大量に淫語を放出するエッチな

ょぅι゙ょの妖艶なアヘ顔に読み手の欲棒もエレクチオン。容赦

なくまんこもアナルも酷使し器具で責めおしっこ出させと放埒の

限りを尽くしガッツリ中田氏三昧の充実ファックで愚息も昇天。

ヴィジュアルが地味なので100マイルオーヴァーの剛速球で

ねじ伏せるパワーピッチよりは緻密にカウントを組み立て勘所に

サークルチェンジを放りこむ技巧派の趣ではあるが。ロリに

抵抗がなければこの清冽な物語は得がたい体験となりうるので

ぜひとも挑戦してみることをお勧めする。

話△ 抜○-△ 消小 総合△

つるぺた幼女からたわわなおっぱいさんまでレンジも広く短編

10本。この名義では1冊めとあとがきにあったので記載のあった

作者サイトを覗くと紗雪の新名義と知りビックリ。前世紀の末

あたりに平和出版系で執筆していたころは典型的なアニメ絵に

ハードすぎない無難エロという印象で自然と疎遠になったが

当時より華やかさは増量気配。適度に萌えフレイヴァーを散り

ばめたタッチは化石作家の多いこの出版社にあっては取っつきの

いい部類。執筆時期によって多少絵柄の変遷はあるものの

すべて2008年度作品であり許容範囲かと。なお広範な年齢層を

フォローし乳サイズも大小取りそろえとはいっても基本童顔

キャラのうえに上限がハイティーンなので大人スキーは要注意。

作劇面では不快感をもよおさない健全安全和姦オンリーで

キャラ造形もキュート&イノセントっ娘から小悪魔系にクール

ビューティーと自由自在に属性を操るさまはさすがヴェテラン。

ほんわかした雰囲気のまま甘ったるエロに突入しプリティな

淫裂に若い血潮を挿し入れてなんどもストロークをくり返し

気持ちよく中田氏フィニッシュだ。かようにそつなくまとまった

作品集ではあるが気になる点も。松文館参入直後の数本は

濡れ場占有率が低く旧PN時代のような淡泊さを覚え採点を

下げることに。またバリバリ萌え絵なのにまんこはゴリゴリ

詳細描写という昨今の風潮には追随及ばずといったところで

このへんは次作以降に期待。

話○ 抜○ 消大 総合○

死を望む患者の元に現れHでお命頂戴する黒い看護婦の都市

伝説は本当だった!? 表題作長編全7話&プロトタイプ読み切り

短編。マークなし。読者には正体バレバレなふだんは地味っ娘

巨乳ナースクロサワさん×記憶喪失の入院患者シロウくんの

ドタバタラヴを縦軸に並乳いばりんぼ女医さんやブラックナース

退治屋金髪異人っ娘のチャチャ入れを横に織りまぜ展開のハイ

テンポエロコメはじつに読み口爽快。黄色い楕円つき作品でも

有無をいわさぬガチンコファックだけにとどまらないストーリー

テラーとしての片鱗を見せていたこの人の本領発揮だ。バカ

だったりすましたりしてるけどみんな前向きでスカッと気持ち

いいキャラたちの生気にあふれた表情がとても魅力的。二転

三転しながらもきっちりメデタシ大団円に持っていった本筋も

そうだがサブヒロインたちともいざ愛を交わす場面になると

律儀に赤面ものの王道タイマン純愛風味になるのが素晴らしい。

レイティングの都合でまんこ本体こそ抹殺されるがモチモチの

おっぱいやばいんばいんの肢体を存分にねぶり倒し執拗に腰を

打ちつけてハデに擬音をばらまきながらガッツリ膣内射精の

高密度な濡れ場はさすが和姦ハードエロの旗手。少々うるさい

くらいの画面構成もむしろ物語全体のドライヴ感を増す効果を

与えていて作風とベストマッチング。この作家の生命線である

克明な女性器描写が修整により封印されるのがくやしすぎる

ものの(それでもアンダーヘアくらいは見せてくれますが)、

読んでも抜いても大満足。



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