- 海原港「娘すぷれ」三和出版 ISBN:9784883564200
話△ 抜○ 消極小 総合△
肉々しいまんこ開いて精液ドバーッ短編全11本。本拠地を
松文館系からマショウに移転後の初単行本。直近の作品では
めっきり凌辱づいていて救いレスな陰惨オチだらけだったのに
こちらでは一転能天気和姦でビックリ。今回収録作でも三和
でのお仕事はすべてライト系なのに対しよそで描いた短編
3本は典型的なガチンコ強姦輪姦ものなので、予備知識なしに
この本を買った人は作風の落差に驚くことだろう。どちらかと
いえばダーク話が本性だと思っていただけにイヤイヤ描いて
いるのではと心配。とはいえストーリーは二の次でひたすら
執拗な性器描写を展開するこの作家にとって松文館の無惨な
修整からまぬがれた効用は大きく、薄く小さいトーン消しは
ヒダヒダの1本1本までびっしりペンを入れられたまんこや
アナルの魅力をスポイルせず美点のみを引き立たせてくれる。
ティーン主体で並~巨乳のヒロインたちをすみやかに寝転
がらせてくり広げられるエロシーンはみっちりお得感が高く、
上下の穴をグッと広げて待機する彼女らにビッグコックを
プレゼントしがっぷり四つの真剣勝負だ。お腹を突き破らんと
ばかりに激しい抽送をくり返し適宜解剖図のパノラマを交え
ながら子宮の奥深くまでたっぷり白濁液を注入するさまが
マイサンの上下運動を力強く支援。とまあ新路線も上々の
立ち上がりながら、正反対のネタを1冊のなかで並立させる
のはやはり食い合わせが悪すぎて減点。雑食の俺は抵抗
ないのだけれど帯で純愛を謳っておいていきなり白目剥きや
異物挿入が混ざってたら普通の人はいやがるはず。
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