2008-12-23

今週の匕首伝説。

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話○ 抜○ 消小-無 総合○

プレーンなフェイスに滑らかボディのアリスたち乱舞短編9本(うち継続シリーズ銭ゲバ妹もの1本)。作者3冊めの今作はすっかり描線も作劇も安定し早くも大御所の風格。
リアルとぷにの境界線上を絶妙に綱渡りするタッチは変に生々しい表紙CGよりも中身の白黒原稿の方が本来のテイストで、のっぺりしたモンゴロイド特有の容貌を欠点ではなく魅力として漫画絵に落としこむ手腕は当代随一。ことに完全無欠の笑顔でなく困り顔や泣き顔などのクセのある表情が派手でもなんでもないのにグッと心に響く。
物語は突如挿入された触手SFネタ1本を除けば現代日本の当たり前の日常のなかのゆるやかで甘やかなラヴ専科。また女の子側から積極的にアプローチを仕掛けて男どもをドキドキさせる野郎ドリーム全開のお話も多くて非常にユーザーオリエンテッドといえよう。
そんなキュートなヒロインたちが幼い肢体をおずおずかつ興味津々で男子の欲望にゆだねるエロシーンはいっそう完成度を高め、ちんこにトーンが乗っかるのみでまんこフルオープンの思いやり設計との相乗効果で実用性抜群。なにげないピロウ・トークを積み重ねつつ徐々に粘膜の接触面積を増してゆき、ささやかなおっぱいを揉みしだきながら激しくストロークをくり返して2人仲よく絶頂。
膣内射精一辺倒ではなく数本ゴム着用があるものの外部漏洩よりは許せるので無問題。なお俺的には小学生離れしたおっぱい装備の妹の友達を美味しく頂戴「Hug Hug」および目隠れ吃音っ娘とイチャラヴ「Endearing with the sound turned off」でヘヴィローテを組んでます。
話○ 抜△ 消小 総合△

萌えエロ+バカの異種格闘技短編全10本+おまけ漫画。表紙/裏表紙の印象どおりこのごろ流行りなエロゲ系のタッチで巨乳寄りのお嬢さんがガッツリファック。
どっかのアニメからまんま抜け出てきたようなヒロインたちは外見おとなしめなら内気っ娘で高飛車っぽけりゃツンデレと定型を裏切らない安心感。帯の謳い文句ほどバカっぽくはないものの基本は和姦ギャグで、とりわけ直近作5本はラストで女の子が「え~~っ!!」と漫☆画太郎ばりに脱力オチをかますのが最大の特色。もっともエロシーンにまで笑いを侵入させることはないので過剰な心配は無用かと。その他ピュアラヴからダーク系までおおむね明るく落とすので軽快な読後感。
ドタバタあわただしく行為になだれこみおっぱいもお口も手足も存分に活用してまずは駆けつけ一発。パイパンまんこがしっとり濡れたら即座にちんことのランデヴーを開始し、結合部ドアップを多用して擬音とアヘ声の飛び交うなか汁まみれフィニッシュだ。
とまあキャッチーな絵柄で楽しくHという親しみやすい作品ながら全体的に大味で性器の匂い立つようないやらしさや表情のしたたるようなエロスに乏しいのは今後の課題。
あとネタのしょうもなさは好きなのでもう少しバカに振っても大丈夫だと思う。同じポプリならヤスイリオスケという先達がいるし、ほかにも土居坂崎や奴隷ジャッキーなどの活躍を見れば笑いと抜きは両立可能とわかるはずだ。

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