2009-04-05

今夜の受波脳。

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  • しなま「ふぇてぃっしゅサークル」ティーアイネット ISBN:9784887743021
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

特殊な性癖持ちの同級女子×4と変態プレイを堪能連作4話&おまけ+実姉を思う弟の気持ちに優しくお応え前後編+短編1本(処女作より継続シリーズ)。ツヤツヤムチムチの非常に訴求力の高い絵柄で液体まみれの息もつかせぬ特濃セックスがすっかり定着の作者3冊め。
ハイティーンから20代前半までのやや巨乳寄りヒロインたちはみなさん快楽の享受に積極的で、とりわけ今回分量的にメインの中編連作「H.H.H.」では彼女らが主人公に秘密を打ち明けるやいなや抑えていた欲望を大胆に解放するさまが読み手の勃起中枢を直撃だ。口淫/露出/菊門/自慰おのおのの属性を各話の行為内容に上手にからめながら光沢を帯びた性器に粘度の高そうな分泌物を大胆にトッピングしエロスの一大交響楽を奏でてみせる作劇はじつに爽快。こってり胃にもたれる性交描写と裏腹にお話はさわやか青春群像というギャップもおもしろい。
むろん短編群とて物語展開/濡れ場にはなんら遜色なく、とりわけ冒頭からの「キモチイイ」シリーズでエッチな眼鏡っ娘荻野さん&おしとやか肥大クリ女子椎名さんとでくり広げる濃密な3P絨毯爆撃は白眉。露天風呂で人目はばからずダブルまんこ全開してサンドイッチファック後連続発射というスケベ男子の妄想実現ぶりに君のちんこも随喜の涙。
とまあ実用性では当代随一だが不満も。まずおまけ漫画の淫語っ娘エロはヒロイン造形も行為の趣向もドツボなのに分量不足でヘビの生殺し。作者サイトによると本来正規の5話めになるはずだったとのことでもったいなさ倍増だ。あと当初からクドめの描線ではあったけれど昨今は人間離れしたバランスのお顔が頻出してきて少々気がかり。
とはいえ強力無比な抜きツールなのは間違いなく、慣れない新生活に疲れた君へのすばらしき活力賦与剤となろう。
話△ 抜○ 消小 総合△

スラッとグッドな肢体の女子たちがザーメンまみれ短編全8本。姉やら上級生やら女教師やらの大人びたヒロイン主体だが同い年に幼なじみなど非年長キャラも2人ほどいるので混在を気にする人は注意。いずれにせよ頭身高めでボンキュッボンの熟れ熟れボディは共通なのでつるぺた大好きっ漢は回れ右。
どんなアングルから見てもデッサンの崩れないたしかな画力で描かれる登場人物たちはしかしながらずいぶん古典的なアニメ絵で、なにやら前世紀末のマイナー系ヲタ誌にでもいそうな雰囲気。まあMujin/真激系ではさらに化石っぽい人たちがいまだ現役なので相対的に得していますが。
巫女に水着にナースとやけにコスネタ多めの作劇は定石どおりの展開で新味はないがムダに自己主張せずちんこの後方支援に徹しており好感。一部後味悪くシメる作品はあるものの基本的に前向きな和姦系でまず万人向け。
抜きオリエンテッドな社風のこの出版社ゆえ当然エロシーンの充実度は高く、豊かなおっぱいをじっくりとねぶり倒して着衣を乱暴にはだけすみやかに性器を露出させてガチバトル開始だ。挿入したまま乳首をグリグリ刺戟しケツをわしづかみしながらなんども腰を突き上げ、フィニッシュは大ゴマ使って豪快に白濁液をプレゼント。
タッチが端正なぶん下品寸前のアヘ顔やイカれた淫語攻撃などといった扇情性の演出には乏しいが、みっしり充実感のある女体におぼれてみたい貴方へのギフト好適品。個人的にはおねいさんたちよりもツンぎみ水泳部部長と競泳水着プレイの「放課後の人魚」がもっともグッときたです。


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