2009-07-26

本日のブーリアン・オペレーション。

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話△ 抜○-△ 消小 総合△

ファンシィな萌えっ娘どもとベタ甘ラヴ短編全11本。ここ最近の

ポプリクラブで主流をなす女性作家系萌え絵でほんわか純愛

系というトレンドに沿った新人さんの処女単行本だ。エロゲ

風味の彩色も美しいカヴァーをめくればキュートなおにゃのこ

たちがイケメンな男子とのポップでスウィートなラヴ・アフェアに

いそしむという期待を裏切らない内容の読み切り群が勢ぞろい。

一部例外はあるもののほぼ巨乳専科でティーン主体のヒロイン

たちはティピカルながらも快活/おとなしめ/お嬢さま/幼なじみ

などひととおりの属性を用意してあり(強いて言えばツンデレが

いないか)取っつきもよさそう。あとカチューシャやリボンなど

髪にチャームポイントを施した娘が多いのは個人的加点要素。

そんな彼女らが瞳をうるませハートマークを四方八方へばらまき

ながらアンアンあえぎまくる濡れ場はねっとり感こそ希薄な

ものの絵柄同様に可憐で、プリンスメロンのごときおっぱいを

ちんこの律動とともにぷるんぷるん揺らしながら未曾有の快楽に

あらがえずに陶酔した表情を浮かべるさまが読者の性的衝動を

効果的に喚起する。愛する彼氏のちんこに貫かれ幸せそうに

絶頂を迎える女の子の内へ外へと甘露のごとく輝く白濁液を

お見舞いしフィニッシュだ。とまあ萌えエロとしては処女作から

要求水準をクリアしているものの、初期作数本は分量的にもの

足りなさを覚えるのと全般的な性交描写の淡泊さはいかんとも

しがたくこの採点に。とりわけ同心円を数本描いてトーン貼り

つけただけみたいな味気ないまんこは要改善。萌え全開のタッチ

でもそれに甘えず気合の入ったビラビラやクリをガシガシ描き

こむ作家はポプリに限らずいっぱいいるのだから、野郎用抜き

漫画としての本分を忘れることなく精進してもらいたいものだ。

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