本日の人類補完機構。

• 彩画堂「おたくのメガミさん(1)」双葉社 ISBN:9784575836745

話△ 抜○-△ 消大 総合△

高身長がコンプレックスの地方出眼鏡っ娘女子大生が勘違い

から同居した男子の性的放縦ぶりにつられエロエロな日々を

送ることに表題作長編9話(以下続刊)。マークなし。コンビニ

売り誌を主戦場にしながらもコッテリ脂っこいタッチでこれまた

暑苦しい肉食動物系のファックをガツガツくり広げる作者新

シリーズ。OLさんが人生に疲れたリーマン男子を迫力ボディで

癒すというこれまでの作品と比べヒロインの年齢がわずかに

下がったが相違点はそれだけ。とりわけ同居人の存在が一段

引っこんでゲストキャラとの行きずりHになる後半はもう完璧に

前作までのカーボンコピー。この長編のフックであるはずの

長身コンプや腐女子設定などは途中から放置ぎみなので、

表題から想起されるようなオタネタを過剰に期待せぬよう。てな

わけで物語的に多くを期待するタイプの作品ではないものの、

最大のセールスポイントである濃厚な濡れ場がすべてをカヴァー。

えらく肉置きのよい大柄な肢体をはしたなく開いてはガンガン

ちんこを突き入れられて気持ちよさそうにイキまくる主演女優

メガミさんのゴージャスなセックスはとても第1話でヴァージン

だったとは思えないほど。終盤では行きずりの男やサークル

同僚にふるさとの昔なじみなど見境なく撃墜するまでに成長

した彼女は将来きっと先行作品ヒロイン同様のヤリマ……慈母の

ごとき存在へとのぼりつめることでしょう。もうひとつのウリで

あるぶっかけ描写を無に帰す無慈悲な白抜き修整で評価が

大幅に下がるものの、U-18対応物件としては最高クラスの

実用性はあいかわらず。俺的にはメガミさん回想シーンの

巨乳小学生ぶりにもっともグッときたのでこれで番外編でも

描いてもらいたいところですが。