2010-03-26

本年度の事業報告。

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話○ 抜◎-○ 消極小 総合○
セックス大好き女子高生が幼き日の性的遍歴を語りはじめて
前後編+親友の思わぬ痴態を目撃したヒロインがみずからも
行為に耽溺前後編+セレブ妻が元カレとの再会から忘れた
はずの本性を呼び覚まされ前後編+独立短編2本+イラスト
ギャラリー。ここ数年は一水社/ワニ/富士美から順ぐりで
コミックスを刊行しているこの人2010年最初の成年単行本。
すっきり系のタッチは基本をそのままにいっそう粘度と色
つやを増し、とりわけ昨今はアヘ顔がやたらと扇情的。また
他社ではリア充男女のオサレなラヴ・アフェア一本やりとなり
つつあるなか桃姫掲載分ではほの暗いトーンの堕ちもの系や
アモラルな幼女/少女ネタを描いたりと物語のレンジが広くて
個人的にはここからの新刊がいちばん好み。今回も期待を裏
切らず一風変わったストーリーが勢ぞろいでこの作家の最良の
部分を存分に味わえる。10代なかばをメインに小学生(回想
のみ)~若奥様まで用意されたキャラクターたちはその表現の
ありようこそさまざまながら等しく性の求道者であり、誰しもが
男の欲棒をくわえこみ我を忘れて快楽にあえぐ光景がたまら
なく淫猥だ。ことに秀逸なのがハートマークを乱舞させながら
瞳もうつろに涙を浮かべだらしなく口を開いては全身をのけ
ぞらせて絶頂に達するその表情。あどけない女児や快活な
少女、けなげな妹に貞淑なワイフといった昼の貌との対比が
いっそう背徳感を刺戟する。粘液まみれの結合部を激しく貫か
れるたびに淫語をばらまき紅潮した顔で中田氏を懇願する
さまはもはや1匹のメス犬だ。ご要望にお応えし大量の白濁液を
お見舞いするや膣内を収縮させ最後の1滴までをもしぼり取る
さまにわれわれの射精もとどまるところを知らず。ラヴラヴ
和姦にすら濃厚にただよう本能の衝動が抜き度をさらにアップ
させてくれ、どのページを開いてもすぐさまちんこをしごける
優秀な陰部摩擦支援装置。今回収録分では本編よりも作中
でのょぅι゙ょ初アクメ描写で精巣のストックが枯渇するほど使わ
せていただいた「XXX ADDICT」が私的最強最愛作品。
話△ 抜△-○ 消小 総合△
巨乳眼鏡っ娘エロ漫画家のもとへアシで入った男子が彼女に
加えその担当編集やアシ仲間をゴチになりまくり長編5話+
年上チビ巨乳家庭教師と恋の勉強連作2本+独立短編3本。
キャッチーな萌え絵にふさわしい甘口ラヴとそれに似合わぬ
濃厚ファックとのミスマッチが素敵な作者成年5作め。なお
冒頭長編の彩子先生シリーズはこの人の2ndコミックスに
収録の読み切りから設定を持ち越しなので、そちらを読んで
いない人には導入がわかりにくいかも。少々雑然とした雰囲気
ながら訴求力の高いアニメ/エロゲ絵のアマルガムでぺたっ娘
からばいんばいんお姉様までフルラインナップ完備の全方位
外交だ。コンビニ売りメインのポプリクラブ掲載作らしくオール
和姦の作品群はエロ漫画的お約束が盛りだくさんすぎて新鮮
味は薄いが、そのぶん濡れ場への移行もスムーズで息子の
摩擦運動を阻害しない。女子サイドから積極的に脱衣しすぐ
さまお口でちんこをほおばっては白濁液をゴクゴク吸引して
くれるものだからたまりません。ほんのり色づく乳首をねぶり
倒しながら細っちい肢体をかき抱き暴れん棒を濡れそぼつ
蜜壷へインサート。ほおを染め息を荒げる彼女たちのキュートな
アヘ顔を堪能しながら愚息も昇天だ。とまあいつもながらの
構成ではあるのだが個人的にとても残念な変化があり点数
ダウン。まず今回どういうわけかやたらと膣外射精が増加して
おり、中田氏大好きっ漢の自分は心の底から落胆。ぷっくり
まんこからあふれ出る勢いで子宮の奥深くへザーメン斉射を
受けたのち満足げに余韻にひたる表情のすばらしさは処女作
から定評があるだけに、最大の武器を捨ててなんとするのだと
いう疑問を抑えきれない。それから描きおろし部分やカヴァー
下などから判断するについ最近顔の描き方をマイナーチェンジ
したようなのだが、それがいまいち好みでない方向に。瞳の
表現とか以前の方が愛らしいと思うのだがどうだろう。次回は
不見転でなくよそさまのレヴュウを見てから購入可否を判断
すべきかもしれない。
話○ 抜△ 消無 総合△
幼なじみ3人の幸福な関係が愛と嫉妬の渦のなか壊れてゆき
表題作長編全8話。いささかオーセンティックながら上品で
繊細な描線を用いつつ幸福含有率0%の陰惨なストーリーを
くり広げるさまがすばらしい作者5冊めにして初のまるまる
続きもの。もともとほのぼの和姦よりガチ凌辱の方が断然
光っていた人だが今回は全編これレイプで読みごたえバッチリ。
90年代うたたねひろゆきライクな絵柄は表紙のようなCG塗り
よりは古きよき水彩画こそが似つかわしく、さらにはモノクロ
原稿の方が白い肌と漆黒の髪との対比がいっそう映える。
どこか腺病質なタッチとキリキリ胃の痛む愛憎劇との相性は
なかなかよろしく、短躯純情男子歩くんの心をつかめない
ワガママドS少女の桂子さんが外道堕ちサンダーロードへと
突き進むさまをじっくりねっとり展開。好きでもない男に処女を
捧げ吹っ切れた彼女が才色兼備の姉貴分・香さんに仕掛ける
悪辣なトラップとそれがもたらす皆の破滅をたっぷり尺を取り
描き出す。桂子さんの勝ち誇ったツラと香さんのおびえきった
表情とを交互に映し出しながら進行する調教シーンは拘束
緊縛ではじまり屋外露出に犬プレイ、器具挿入からスパンキング
へとエスカレートし好きな男子の目の前でNTR完堕ちを見せ
つけるころには香さんの精神もすっかり壊れ幼児退行。歩くんの
ちんこまでいいようにして喜びにひたる桂子さんの栄華は
しかし急転して……あとは見てのお楽しみ。あとがきで述べ
られるように思うように話が進まないとか歩くんが空気だとか
瑕はあるものの、ひたすら救いレスで突っ走る情念のほとばしり
には敬服。心理描写にプライオリティを置くぶん性交濃度は
ひかえめで評価を落としてしまうが、登場人物が少しでも
幸せになるのを許せない生粋の凌辱スキーにはたまらない
ご褒美となろう。

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