2010-04-03

本日のタブレット閉塞。

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  • 成田香車「バナナミルクセーキへようこそ」若生出版 ISBN:9784948714182
話△ 抜○-△ 消小 総合△
レストラン経営の縁戚宅に居候の浪人生が下宿先の女どもに
童貞を奪われ以後精液しぼり取られまくり表題作長編8話+
短編4本。ゴージャスな肉体を誇示するヒロインが見境なく
男根にがっつきケダモノのような咆吼をあげるさまを描かせ
ると天下一品のこの作家4年ぶりの商業新刊だ。いまどき
めずらしいコピック彩色の表紙をめくってみればどっしりと
大ぶりの肢体が乱舞するこれまでどおりの成田香車キャラが
お出迎え。黒目がちな瞳の繊細な造形だったTIでのデビュー
当初に比べるとタッチはけっこう変化していて、それは冒頭
続きものと同時収録のお蔵出し読み切り群とのギャップを
見ればよくわかる。ティーンも混在していた駆け出しのころ
からすっかり熟女メインになった女性陣を描写するのにふさわ
しく濃密な牝臭をただよわせたバタくさい絵柄はもはや萌え
とかそういうのとははるかに縁遠い地点に到達してしまった。
いっぽう基本和姦ながら重たい背景を登場人物に背負わせて
いた以前の芸風がウソのように物語はC調エロコメに。今回
メインの長編はエロ/一般問わず昔からおなじみの女所帯に
男1人パターンであり、3姉妹&その母親を順ぐりにご賞味した
のち複数姦や出張ファックをこなしシメは全員乱交とこれまた
お約束。中盤以降は筋らしい筋はなくひたすらまぐわうのみ
なので重厚なストーリーを求める人には死んでもお勧めしないが
とにかく実用的。ゴムマリのような巨乳をまさぐられ即座に
発情した彼女らがいきり立つ怒張にみずから腰を沈め、完熟
まんこを独立した生きもののように蠕動させては快楽に浮か
された下品なアヘ顔をさらけ出す。にぎやかな擬音と過剰に
ハートマークをばらまくあえぎ声とをBGMにしながら呆けた
ツラでよがりまくるエロメスどもの膣奥めがけてたっぷり白濁
液をお見舞いだ。マジで単なるおばさんである母親や嫁ぎ遅れ
風味の長女など個人的嗜好から完全に外れるキャラもいて
抜き評価を下げてしまったが、ドデカいケツに敷かれて性を
搾取されたい向きにはむしろ格好の欲望充足装置となろう。

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