-ポン貴花田「天使のマシュマロ(4)」少年画報社 ISBN:9784785934439
話△ 抜○-△ 消大 総合△
売れっ子アイドルとボンクラリーマンの人目を忍ぶ恋模様も決着のときがきて……表題作長編8話(第25-32話、完結)。マークなし。訴求力抜群のキュート&リッチな絵柄でもってもちもちおっぱいっ娘がかわいくエッチに乱れる眼福な光景をこれでもかと絨毯爆撃の作者最新単行本。
前巻あたりからメインヒロイン・みさきちゃんのほか準レギュラー的なアイドル仲間を抜きキャラに加えいっそう濡れ場は豪華絢爛となり、さらにこの巻前半部では心ならずも売春乱交パーティに巻きこまれた彼女の目隠し公開ファックと派手なギミックを続々投下。とはいえみさきちゃんがちんこの侵入を許すのはあくまで彼氏たるボッキー君ひとりなので、すわ貞操の危機!? と心惑わせた貴方もご安心めされ。
これだけの長丁場だがお話の基本はちょっと刺激的なシチュをドンと提示→思わずコーフンし合体をオートマティカルに反復するだけなので、どこからでもストーリーに没入できるメリットはあるものの2人の関係に決着をつけるラスト数話以外はメリハリに乏しいのも事実。よって物語的コクを味わうよりはひたすらみさきちゃんの童顔爆乳美まんこ乱れ撃ちに耽溺するのが正解だろう。
そんなわけでバニーだのブラジル水着だののやたら挑発的なコスだとか学園内青姦やら痴漢電車やらのむやみに劣情をそそる舞台設定をバックに発情度数120%のオスとメスが一心不乱に性器どうしのがっぷり四つ相撲をくり広げるエロシーンはまいどながら貫禄の使い心地で、巨大な白抜き修整の下に隠れたフェラ時の舌遣いや怒張をきつく締めつける肉ヒダの感触さえも想像させてしまう熟達の筆致によりヘタな黄色い楕円物件よりもよほど効率的に勃起中枢を突いてみせる。パックリご開帳しながらゴリゴリ蜜壷を貫かれ涙とよだれまみれになりながらアンアンあえぎまくるみさきちゃんの艶姿に辛抱たまらず白濁液を膣内奥深くドプドプ注入だ。
ヒロインがメガネの着脱で性格豹変という初期設定は最後ほとんど意味がなくなり、また中盤からの新キャラ逐次投入はせっかくのイチャラヴ純度を薄めてしまってと作劇面で首をひねる部分が多く総合評価を下げたものの、コンビニ売り誌にマッチした肩のこらないラヴコメと意外に濃密なエロスとを無理なく両立したいつもながらの職人芸は健在。まずはボッキー君の改めてのプロポーズを受け入れ次なるステップへと踏み出したみさきちゃんの幸福そうな笑顔に乾杯するとしよう。
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