話△-○ 抜△ 消大 総合△
容姿端麗巨乳女子アナが仕事に恋に大活躍表題作中編4話&番外編2話+独立短編2本。マークなし。たしかな画力と華のあるCGワークを武器にあでやかでキュートなおっぱいガールズのえっちな素顔を描き出す作者の記念すべき2ケタ到達(再録を除く）コミックスにして当出版社での4冊め。
成年マークつきではハイティーン主体にひたすら実用性を追求するという印象のこの人だが、コンビニ売り誌ではややヒロインの年齢層を上げて勤労女性主体とし、お話も無難なライトエロコメへとマイナーチェンジ。とはいえご立派なおっぱいをドドーンと強調して読者サーヴィスにいそしむさまはさすがの職人魂。あと後半収録の読み切り2本がそれぞれワン・アイディア展開の大バカ話/本番抜きのちょいとしっとりヒューマンドラマとお約束にとらわれない持ち味を出していてよかった。
頭身は高めだが肉づきもそのぶんガッシリしていて要らぬオサレ感を排除しつつフェイスは童顔寄りとヲタ層にも優しいキャラクター造形の女性陣はサブはさておき主役級はみな掌からあふれんばかりの巨大な双丘を標準装備で、あお向けになってもまったく崩れないビューティフルな乳房のシルエットが繊細なトーンワークの助けを借りてヴィヴィッドに表現。また黒々としたジャングルを描き分けぽっかり姿を現す土手高まんこもいい感じで、真っ白けの無慈悲な修整を巧妙にかいくぐり微妙な盛り上がりを上手いこと残している。
このむっちりした肢体を存分に活用した濡れ場はなかなか豪華絢爛で、ことに表題作連作においてどうにも固さの抜けないヒロイン・高見沢蓮実アナにヴァイブ入れたままニュース読ませたり温泉でポロリさせたりスタジオの片隅でつがってみたりとシチュを活かしたエロスを続々投入するあたりはヴェテランならではの味。弾丸おっぱいを派手にシェイクさせながら職業意識に目覚め一部始終を詳細実況中継する蓮実ちゃんの端正かつ淫猥なアヘ顔を堪能しつつ大仰なエフェクトを背景にして膣内射精フィニッシュだ。
いくつか物語上の不整合が気になったのと（ヒロインと恋人の関係は1話での幼なじみからいつの間にか大学で知り合ったことになっている）、同時刊行のしらんたかしよりはマシとはいえ面積大きめの白抜き消しは減点材料でいささか総合評価を落としてしまったものの、媒体の性質に応じ巧みに題材や味つけを調整するウェルメイドなお仕事には頭が下がる。個人的にはこの人が描く中高生くらいのヒロインも大好物なのでマークつきの方ではそちら多めにしてくれるとうれしいなあ。
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