-LEE「ケモミミ温泉へようこそ」茜新社 ISBN:9784863491779
話○ 抜○ 消小 総合○
日頃の疲れをいやすため訪れた温泉で出会ったケモノっ娘2名に押しかけ女房されてただれた愛欲生活表題作長編6話&描きおろしショート+アパート憑きのキュートな幽霊さんと入魂ファック連作2本+独立短編3本。ふにふに愛らしいロリっ娘が小さな身体を大胆に使役してドプドプ中田氏されまくりのすばらしすぎる芸風がまいど素敵な作者3冊め。3年前の刊行となる前作からずいぶん待たされたが待望の新刊だ。
ぷに系絵師の美点のみをピックアップし悪魔合成したみたいな訴求度抜群のタッチは非常に戦闘力が高く、ことにケモノ耳キャラを描かせると右に出るものがない。前作は人類オンリーだったのが今回は表題作をはじめとする人外さんの占有率が一気に上昇。個人的には獣耳嗜好はさほどないのだがこの作家の描くそれは造形が秀逸なのですんなり受容できるのがグッド。なお掲載作品の初出と表紙や描きおろしとでいくらかブランクがあるぶん絵柄の変化が認められるもののベースラインに変化はないので表紙買いしても裏切られることはないかと。
幸福感満載のラヴラヴ和姦で統一された作画もまた柔和な絵柄によくマッチしたもので、ことにお互いの手足を絡めあいボディを密着させて愛情を確認するしぐさがたまらなくいとおしい。登場人物の誰ひとりとして不幸になることのないピースフルな物語世界にせちがらい日常を生きる君のささくれた魂も安寧を得られること間違いなしだ。
外見年齢ロウ~ミドルティーンとおぼしき女性陣はみなさんコンパクトな肢体をお持ちで、おひとり巨乳さんがいるほかはかすかに隆起したぺたっ娘さんでデザインを統一。年相応の無邪気さで喜怒哀楽を目いっぱい表現する光景に思わずほっこり。そんな彼女らがすべすべまんこにガッツリ怒張をハメこまれて子袋めがけたっぷり白濁液を注入されるのだからもうエレクチオンが止まりません。
充分にページを割かれプレイも多彩なエロシーンはじつにウェルメイドで、とりわけヒロインがその小さなお口に暴れん棒をほおばってコクコクしゃぶり倒すフェラチオや唯一のおっぱいキャラ・みくちゃんのおわん型バストではさみこみながら同時に舌先で亀頭を刺戟するパイズリシーンなど前戯から見所がいっぱい。すっかり蜜壷を濡らし準備完了の彼女たちへすみやかにフェードインし、激しく往復運動をくり返すたびに恍惚の表情で甘い嬌声をあげるさまに興奮もいや増す。四方八方に淫語ばらまいてよがりまくる彼女らのちんまいボディをガッシリ抱えこみながら幾度となく膣内射精するその都度全身をのけぞらせ絶頂に達するおにゃのこの痴態に読者の精巣もすっかり打ち止めだ。
ほぼ同時期にRINで掲載されていた抱き枕シリーズがなぜか収録もれしたのが残念きわまりないのだが、それをさっ引いても作画/作劇ともに高水準のガチ抜き物件としてすばらしきお仕事。あと個人的にはこの人にはレアなショートボブ巨乳タヌキっ娘のみくちゃんがなんといっても最愛で、この娘で俺の包皮が引きちぎれるほどにちんこを使わせてもらいましたよ!
-大庭佳文「らてらん」久保書店 ISBN:9784765934466
話○ 抜△ 消小 総合△
ちょっとだけ周囲より進んだ思春期カップルたちの恋愛模様オムニバス連作10本+描きおろしインターミッション3本&あとがき漫画。プレーンで朴訥とした絵柄を武器に甘やかなおこちゃまファックを紡ぎ出す叙情派エロが心地よい作者第2単行本。
細身のキュートな女の子2名が小指を絡めあうなんともほほえましいカヴァーの印象どおりに不必要な描きこみを排した繊細な筆致で描かれるプレ~ミドルティーン女子のふわっとした質感がなんといっても最大の魅力で、これまた素朴でかわいらしい男子キャラと並べあわせて惚れたのハレたののやりとりを臆面もなくくり広げるさまには読んでるこっちが赤面。
今作においては小学校を舞台にスタートする冒頭の保健室Hからラストの高校入学まで、物語によってメインを張るカップルを交代させながら登場人物がいっしょの時間軸で成長していく周到な構成を採る。我々読者は個々の彼氏彼女(一部は彼女彼女)のイチャラヴを楽しみつつ最後まで読み切ってみるとそこには一大クロニクルが展開されていたことを知り思わずうなるわけだ。とはいえその間キャラの消長があって全員が出張るわけではないからそれと気づかずにひとつひとつのストーリーをかみしめるのだっていい。
テンプレ的な属性附加もあでやかな美貌の発露もない、ごくごく当たり前の日本の小中学生であるヒロインたちはその華奢で起伏の少ない肢体までもがじつにジャパニーズ的。ことにいまどき1人くらいはロリ巨乳だって用意するのに誰しもがつましい乳首とあるやなしやのささやかな隆起しか持ちあわせていないみごとな貧乳ぶりときたらまことにつるぺたスキーの桃源郷だ。
そんな貧相なボディをしかし彼女らが思う存分活用しちゃうギャップがたまらない。エロシーンそのものは分量も少なく描写もごく淡泊なものだが、女子サイドから積極的に挿入をおねだりしては精通したて男子の欲棒をお出迎え。せわしない突き上げがもたらす快感にすなおに身をゆだねてアンアンもだえる表情がふだんの純朴なそれとの対比で勃起中枢をいたく刺戟する。
行為そのものはごくおとなしいのでページをめくって即摩擦運動開始とはいかずに物語とのシナジー効果が発生するまでの暖機運転が必要となるが、「こんなおとなしそうな娘がそんなことを!」的サプライズがみごとに発揮される好例。昨今はLOでも執筆を開始するなどようやくアクティヴな活動をはじめたこの作家の次回作にも激しく期待だ。
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