-姫野蜜柑「ろりるれろ」茜新社 ISBN:9784863491809
話○ 抜○ 消小 総合○
かわいいけど若干お脳が残念なロリっ娘の未成熟ボディをフル活用してガッツリファック短編10本+描きおろしおまけ。LO保守本流のキュートな絵柄を用いながらストーリーは徹頭徹尾ボケ倒し漫才という奇妙なミスマッチが摩訶不思議なケミストリーを発生しているこの作家処女単行本。
ぷにぷにと愛らしい丸顔とマシュマロみたいな質感が素敵な幼い肢体をお持ちのヒロインズは大半がティーン以下で、年長組でもプライマリースクールを越えることのないガチロリ専科。程度の差はあれどみなさんえらく純粋すぎる性格とあきれるほどの性的知識のなさを兼ね備えたイノセントガールぞろいだ。そんな彼女らのテラ・インコグニタをすみやかに開拓してはバリバリ白濁液を注入の濃密な濡れ場を次々とくり出してくるのだからたまらない。
この人を他の凡百のロリ作家と明確に分かつのが、まるで吉本新喜劇のようにポンポンと科白の掛けあいが続くコミカルな作劇。二卵性双生児のおこちゃまどうしファック1作品を例外として、物語の基本形は各話ヒロインと成人男性とのコミカルなヴォードヴィル。おおむね女子サイドがボケ、野郎側がツッコミにまわり、彼女たちの年齢以上に間の抜けたアクションに対してテンポよくリアクションを起こしていく。そのうち言葉だけでなくちんこでもツッコんでドプドプ膣内射精というオフビートなノリがアホらしくも心地よい。多くの作品で頻出するネイティヴな関西弁から察するに、物心つくころから本場のお笑いの洗礼を受けてこうした特異な作風が身についたのだろう。
言葉巧みに女の子をだまくらかして首尾よく性器挿入に成功すれば、劣情にまかせしきりに腰を使い全身をねめ回すハードな濡れ場のスタート。ほのかに隆起したちっぱいをコリコリ刺戟しながら委細かまわずピストン運動にいそしむ。未曾有の感覚にドングリまなこを大きく見開きながらこみ上げる快感にとまどうぺたっ娘のよだれまみれのアヘ顔がじつに扇情的だ。ストロークが深くなるたび全身を打ち震わせ初めての絶頂を迎えようとする彼女らの子宮口めがけて大量のちんぽみるくを放出しフィニッシュ。
プレイ内容だけだと強要ファックとも取られかねないのにストーリー全体を貫く脱力感のおかげでそれをまったりエロスへと持ちこむ力業で早くも読者の心をわしづかみにする金字塔的作品だ。一般的にギャグは抜きとの食い合わせが悪いものだがこれを読めばその先入観がくつがえされるはず。今回収録分では女の子が近所のニート親父にツッコミを入れまくるハイテンポな寸劇およびその2人がなんども体位を変えガツガツまぐわう入魂のほのぼのレイプとの両方を盛りだくさんに展開の意欲作「小さな八百屋さん」がすばらしすぎて100万回ほど抜きました。
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