-たかのゆき「なかだし・おかわり!」ヒット出版社 ISBN:9784894654969
話○-△ 抜○ 消小 総合△
ミドルティーンから人妻まで多彩なヒロインを組み敷いては怒濤のファックをくり広げガッツリ膣内射精短編8本+フルカラーショート。前作から3年のインターヴァルを経ての2ndコミックスとなるが、処女単行本を見本閲覧後パスした俺は今回が初チャレンジ。
きわ立って特徴的ではないもののイヤミのないすっきりした描線を用い、コケティッシュな少女にはじまり妖艶さを振りまくアダルトさんまで、はたまた小ぶりな双丘からホルスタイン級のデカ乳に至るまで器用に描きこなす。冒頭のカラー原稿を除けばおおむね発表順に収録の作品群は歳月の経過による絵柄のブレもなくクオリティは安定。欲を言えばもう少し掲載ペースを上げてもらいたいところだが、作者サイトを見るとどうやら兼業漫画家らしくあまり多くを望んではいけない模様。
お気楽ラヴコメから背徳感バリバリのNTRものまでなんでもござれの作劇もまたずいぶんと達者で、ここに乗っかるキャラクターたちもツンデレ/妹/幼なじみなどおなじみの属性をそのまんま援用しつつお話のカラーにあわせ適宜テンプレを調整してウェルメイドに仕上げてくる。全体的には肩のこらない和姦ものが支配的で、いくつかあるダーク系も軽妙なギャグでシメたりポジティヴなオチをつけたりで陰惨な後味を極力残さぬよう配慮。そのへんがガチ凌辱スキーには不満となるところだろうが、最大公約数的需要に応えるうえではこれが正解だろう。
膣内射精原理主義者の自分が本書のタイトルで激しく期待したところであるエロシーンはむろん中田氏全面フィーチャーで、淫語と擬音にまみれながらヨダレだらだらたれ流しアヘりまくるおにゃのこの秘密の花園めがけ濃ゆいミルクをたっぷり種つけだ。その他ぐぽぐぽ音を立てしゃぶり尽くす濃密フェラやらお顔のパーツを埋めつくす勢いで大量噴射のぶっかけなどオプションプレイも充実でさまざまなニーズをフォローする。
個人的にはどうせなら外出しいっさいなしの膣内射精専科にしてもらいたかったし、一部の作品では肝腎の発射シーンがちょっと淡泊なのが残念でちょっと評定を下げてしまったものの、基本的には弱点の少ない鉄板抜きツール。今回収録分では家庭でも学校でも孤立する少女が自分を受け入れてもらうために身体を提供する「気持ちのありか」がせつなくもほんのり前向きな後日談とあわせお気に入り。
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