2010-10-03

今月の異端審問。

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-じゃみんぐ「牝辱館の未亡人」ティーアイネット ISBN:9784887743670
話○ 抜○-△ 消小 総合△

亡き夫の遺志を継いで学生アパートを経営するヒロインが借金のカタに取立屋の性欲処理を強要され表題作中編4話+短編3本。爆乳/デカ乳首/剛毛まんこのドスケベキャラが激しく乱れて中田氏をおねだりの直球エロスが読者の勃起中枢をダイレクトに刺戟する作者通算20冊め(再刊3冊を含む)。
司書房でデビューして今年15年目にならんとする大ヴェテランのこの人、シャープな描線の90年代風アニメ絵でもってちちしりまんこ等のエロパーツすべてが大ぶりのフェロモンダダ漏れガールズを和姦/凌辱どちらも美味しく頂戴のわかりやすく使いやすい作風が光る。ティーアイに移籍してからはダークなガチ調教ものが多めで今回も分量的にはそちらが主体だ。
熟女系の不得手な俺はひとつ前の人妻凌辱話をパスして今回ひさしぶりの出会いなのだが、冒頭未亡人ものをはじめヒロインの年齢層はやはり高め。読み切りの母娘丼や高校生、双子少女でティーン分を補給という感じか。露骨なほどの熟女感はなかったので今回は購入したが、個人的嗜好からすると10代メインのをまた読みたいところ。
お話の趣向はもろ凌辱一直線の表題作からはじまり洋物親子の輪姦ネタ(でも合意)「蕾の咲く夜」、見せ物小屋でセックスを売りものにする(ちょっとイイ話混じり)「夜魅せの双華」ときて男性教師×女生徒の明朗ラヴ「全快!?ラブえもーしょん」でシメときれいにダークからライトへグラデーション。長年この業界で活躍するだけあって長編も読み切りもウェルメイドにこなし安定感は抜群だ。
ゴージャスな肉体を縦横無尽に振り回しいろんな液汁にまみれながらヒロインがよがりまくるド迫力のエロシーンはむろん最大の見せ場で、妙にガタイのいい野郎キャラのねちっこい愛撫を受けてほおを恥辱で染めながらもこらえ切れぬ快感に身をよじらせる淫猥な構図がたまらない。砲弾のように突き出たビッグバストへ強引に欲棒を這わせハードにしごきあげるパイズリおよびお口いっぱいにイチモツをほおばってのバキュームフェラで早くも先走り汁をほとばしらせる。さっそくヌレヌレの蜜壷めがけ一気にストロークを刻めばたちどころに気をやりイキまくり。強要プレイではじまるお話でもことここに至ればもはや彼女たちは本能のみに突き動かされる1匹のメスと化し、内へ外へとなんども白濁液を浴びてすっかりアクメ顔。幾数回に及ぶ射精の総仕上げとして最後にひときわ濃ゆいのを膣内へドプドプ注ぎこめばやっこさんケダモノのごとく咆吼し絶頂だ。
劇画臭こそないとはいえ萌えとは対極のコッテリした絵柄は受容のハードルが高く、また個人的にはどうしても息子をしごけないふたなりネタを混入されたので泣く泣く評価を下げたものの、読み手の根源的な欲望に訴える即物的エロスの大物量攻勢は比類なく強力でこれぞまさしくキング・オヴ・抜きツール。収録作のなかではマイ好物のサッパリ系短髪巨乳JKが大活躍する「全快!?ラブえもーしょん」で気持ちよく使わせていただきました。

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