話△ 抜◎ 消小-中 総合○
お年ごろの妖怪っ娘たちが発情し人間男子の精を搾取しまくり連作シリーズ9本+独立短編3本。プリプリとはち切れそうな肢体を景気よくおっ広げてはいろんな分泌物にまみれてキュートにアヘりまくりのドスケベヒロイン大量投下に読者のちんこも全面降伏の作者5thコミックス。
親しみやすいアニメ絵基調ながらつやつやした肌の質感といいぷっくり盛り上がった乳や陰部といい黙っていてもフェロモンがダダ漏れのたいへん猥褻なボディ描写がまいどながらすばらしすぎる。ちんまりつるぺたロウティーンからちょいとくたびれボディの熟女までなんでも描きこなしなおかつどの年齢層でも等しくエロっちいのが特色だが、今回はどちらかというとヤング志向か。冒頭シリーズのレギュラーを務め表紙にも登場の童顔巨乳カッパっ娘・マオちゃんがお歳も乳サイズもちょうど平均値といったところ。
この作家のキャリア初期から断続的に描き継がれてきた「妖怪発情期」シリーズはトータルの世界観こそ共通だが形式的には一話完結。河童/垢舐め/龍神様/雪ん子/天狗……といった具合に日本古来の妖怪が擬人化/女体化をほどこしてレギュラーのマオちゃんおよび各話の当番キャラが濡れ場を担当のシンプルなイヴェント串団子で物語的コクはほぼ皆無だが、そのぶん股間の摩擦運動へ全神経を集中できる抜き特化仕様だ。
これら連作/読み切りいずれも小難しい感情のやりとりや心の葛藤などはごく最小限に抑えられ、すぐさまちんことまんこの真剣勝負へと突入するイージーゴーイングエロ。通常であれば安直のそしりを免れ得ないところだが、そこをこの作家は問答無用の女体乱舞で強引にねじ伏せてしまう。ぷにぷに弾力豊かな特盛バストやつややかな安産型ヒップをこれでもかと目の前に提示されるや読者のナニもたちどころにエレクチオンしもはやせがれいじり以外のことはなにも考えられない一匹の動物と化す。
すっかりうるんだ花びらを猛り狂うイチモツでゴリゴリ貫き激しく腰を打ちつけるたびにトロトロに表情を崩してハートマークをまき散らすヒロインの上気したアヘ顔がじつに扇情的だ。汗とも愛液ともつかぬヌルヌルの汁にまみれてなんどもピストンをくり返し、結合部から菊門までだらしなくさらした彼女らの熱く甘い吐息をBGMにしながら上下左右内外あらゆる場所へたっぷりホワイトソースをお見舞いし両者TKO。お顔もまんこも白濁液にまみれながら行為の余韻にひたるおにゃのこの艶姿にまたしても愚息からの射精止むことなし。
濡れ場の詳細実況に徹した造りゆえ大河ストーリー的読みごたえを希求する向きには悪夢としかいいようがないが、そんなのがどうでもよくなるほどハードにちんこをしごける熱核兵器級の自慰表明支援装置だ。ことにこの作家の描くキャラではアダルトさんより未成年女子が好みな俺にとっては過去最高に使える物件。ワニ恒例の煩雑な黒線消しがなければ抜き評価を三重丸にしてしまいたいほど。
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