2011-02-07

今週の演歌街道。

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-吉村竜巻「ぱいのみ!」クロエ出版 ISBN:9784903714509
話△ 抜○ 消小 総合△

ラグビーボールのごとくドドーンと張り出したダイナマイトおっぱいを標準装備のドスケベガールズが激しく双丘を振り乱しながらだらしないアヘ顔さらしてイキまくり短編全10本。タイトルに偽りなく単行本のどこを開いても胸!乳!バスト!の絨毯爆撃ですべてのおっぱい星人の勃起中枢を狂わせるすばらしき芸風のこの作家じつに3年半ぶりとなる2ndコミックスだ。
一般青年誌調のオーソドックスなタッチはいささか描線が雑だったりときおりデッサンがあやしくなったりはするものの劇画的泥くささとは無縁で、また景気よく効果音やオノマトペをちりばめた饒舌なヴィジュアルにより作品全体から勢いやスピード感といった威勢のよい印象を読者に与えることに成功している。そのぶんしっとりとした情緒や繊細さといった要素は希薄なのでエロ漫画に叙情性を求める向きは手に取らないこと。
ピチピチはじけるハイティーンから妖艶な魅力の人妻までヒロインの年齢層はさまざまだが、彼女たちすべてに共通しているのはその常軌を逸した爆乳。帯の惹句に「平均バスト100オーバー」とあるようにお顔のサイズをはるかに凌駕したそれは重力に逆らい屹立する砲弾型およびいまにも張力を失いそうな垂れ乳の両タイプを用意しあらゆるおっぱい星人のニーズにお応えだ。
処女単行本「モチハダ」ではわずかに含まれていたダーク系のオハナシは今回姿を消し、ストーリーラインはみな明朗快活エロコメで統一。ほほえましいイチャラヴ作品はもちろんのこと、やや強要ぎみにエロ突入するものでも最終的には女の子が随喜の涙を浮かべ気持ちよさげによがりまくるので読み口爽快。いずれも着衣の段階からすでにはみ出す寸前まで存在を主張するおっぱいを可及的すみやかにキャストオフしてしかるのちじっくりねっとりファックにいそしむ実用オリエンテッドな構成で抜きツールとしてスキのないお仕事。
景気よく2つのふくらみをまろび出すとさっそく谷間にシャフトをはさみこみド迫力のパイズリを開始する。男の側も両手をその巨大な塊に添えながらせわしげに腰をスライドさせてさっそく先走り汁分泌だ。発射後休むいとまもなく準備万端の蜜壷に剛直をねじこみ再度往復運動をスタートさせれば彼女らもしょっぱなからアクメ顔トップギア。粘膜どうしをこすりあわせるたびお口をヘロヘロに歪め言語にならない嬌声をたてながら法悦の態だ。完全に理性を失い本能のままに腰を振る彼女らが懇願するのに応じてたっぷり白濁液を種つけすればエロメスども絶頂。
執筆時期が幅広いせいで絵柄にばらつきが感じられるのと乳に向けた執念の反動ゆえかまんこ周辺がさほど魅力的でないのはマイナス要素であるものの、もんではさんでしごいてとバストをあらゆる手法で料理する乳房チュチェ思想の具現化たる本作は全世界60億のおっぱいファンダメンタリストの理想郷。俺的にはショートカット爆乳っ娘の胸の谷間に氷突っこんで納涼パイズリ→セクース移行の「冷やしプリンはじめました」がfeel so good。

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