2011-03-19

本日の征服王朝。

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-梶山浩「人外の恋人」エンジェル出版 ISBN:9784873063799
話○-△ 抜○-△ 消小 総合○

イヌミミ少年のハードなご奉仕にご婦人悶絶オムニバス2本+ふたなり悪魔さん×おぜうさまな飼い猫っ娘の奇妙なラヴ2本+通常短編4本+フルカラーショート2本+カラーイラスト+おまけ漫画+キャラ設定etc。犬猫から悪魔に触手などタイトルどおりにヒトならぬ生きものたちと種族を越えた愛をはぐくむチャレンジャブルな作品ばかりを取りそろえの作者成年向け初単行本だ。
一般誌での連載やイラスト仕事などでその流麗なタッチは目にしていたのでわずかばかりの予備知識はあったのだが、いわゆる通常の商業エロを描いていたことはまったく知らなかった。ただそれにしても各作品のページ数や構成がまちまちなので多少ググってみたら同人誌掲載のものをあわせて収録とのこと。このへんは編集作業時に手抜きせず作品ごとに初出誌/時期を明記してもらいたかったところ。
つけペンの抑揚がくっきりと出たシャープな描線でつむがれるオーセンティックな前世紀末風のアニメ絵はしかしその卓越した画力もあって古くささなどはいっさい感じない。まあ現代日本舞台のラヴコメとかをやればまた別なのだろうがこのへんは人外ものというアンリナルなネタ専科ゆえ弊害が目たたず得している部分。
女性陣はといえば異生物に犯される側としてのホモ・サピエンス若干名を除けば表題に恥じぬアンヒューマン勢ぞろい。よって彼女らの年齢レンジは基本無意味だが見た目で人間換算すればハイティーン~20代後半といったところか。いずれも頭身高めのボンキュッボンな肢体を大胆に使役しながら艶っぽく乱れまくる光景がたいそう眼福。
動物擬人化として定番の犬や猫はもちろん、悪魔っ娘やPCから飛び出たヴァーチャル・ガールなどさまざまな非実在彼女たちが人間男子とイチャラヴというのが多くのお話におけるベースラインで、そこに異生物×人間女子やnotヒューマンどうしやらを若干まぶしたパッケージを巻頭/巻末に配置の触手凌辱でサンドウィッチ。この手のお話はそうした異生物設定自体がキモなのでシチュの提示から先はあまり突っこまれず物語的コクは希薄なものの、ヒト型ならぬ彼女らが甘い吐息をもらし喘ぐさまがなんともエキゾティックでさらに欲情をそそるのだ。
思考様式も言動もどこか人間とは異なるヒロインズといえどもいざ濡れ場に突入すればそこにいるのはひとりの愛らしくかつ淫猥なぼくの恋人。大ぶりのバストを揉みしだかれ下や指先で下腹部を愛撫されてほおを紅潮させうるんだ瞳で快感にもだえるイキ顔におっきが止まらない。すみやかに秘密の花園をこじ開けてゴリゴリ怒張を出し入れすれば女子どもいっそう高らかに嬌声をあげ涙ながらに行為を実況中継だ。法悦の態でなんども膣内射精を懇願するおにゃのこの異種まんこめがけたっぷり白濁液を放出し男女双方ノックアウト。激しい情事のあと男の胸に身をゆだね呼吸を乱しながら快楽の余韻にひたる彼女らの満ち足りたお顔がまたじつに扇情的でよろしい。
いくつかのお話で展開されているふたネタや触手ウネウネは個人的にあまり使えないので評価に幅を持たせたものの、女の子のとろけたようなアヘ顔は絶品で予想以上に抜けた。なかでも今回のフェイヴァリットは褐色肌+裸Yシャツという必殺のコンビネイションな悪魔っ娘がシッポ振り乱しながら甘エロ&ハードファックの「秘密の同居人」で、ヒロイン・タマラたんのドエロすぎる痴態でなんどもマイサンを酷使したことをここに報告しておく。

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