2011-10-29

今期の家族手当。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-しいなかずき「ばけバレ!」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799201497
話○ 抜○ 消小 総合○

動物病院を営む主人公のもとへある日やってきたケモミミ母娘と夢の獣姦生活表題作中編3話&描きおろし特別編+30歳童貞男と彼に召喚されたロリ淫魔とがなりゆき同居からラヴラヴへ前後編+独立短編4本+前単行本表題作前日談1本。下のお口を原形をとどめぬほどにゴリゴリ拡げて子宮えぐり出しのド迫力エロスと甘口ほのぼのストーリーとの奇妙な悪魔合体がまいど素敵な作者4thコミックスは当社からの第3弾。
イヤミのないオーソドックスなアニメ絵でょぅι゙ょからママンまでみな愛らしく描き出すハートウォームな作画はたいそう取っつきがよろしくて、マニアックさを前面に押し出した絵柄が支配的なアンリアル執筆陣のなかにあってはチャレンジしやすい部類。もっとも後述するように題材のチャレンジャブルなことといったらハンパじゃないのだが。
掲載誌の誌風を反映して登場人物はみな現代世界の物理法則が通用しない非現実ワールドの住人。逸脱具合はすこしふしぎがプラスされた程度から獣人だの天使だののスーパーナチュラルな存在が跋扈するものまでさまざまだが、現生人類のいるところでもヒロインはこぞって人外なのでヒューマンじゃないと愛せない貴方は回れ右で。
必然的におにゃのこの年齢は不詳とならざるを得ないが、乳サイズ的にはぺたっ娘と爆乳さんのほぼ両極端。乳首方面もちんこ挿入用の器として活用するシーンが多いこともあり全体としては後者が優勢といえよう。このへんは前作「淫乱人形ヒメ」などの既刊にも共通する要素。
そんな彼女たちの秘密の花園をあたかもゴム製品のように目いっぱい拡張し伸展させては中身をむき出しにする万国ビックリ人間ショウのごとき光景をまいどくり広げるのがこの作家最大の特色。ビラビラに両手突っこんで入り口をグッとこじ開け内臓の奥深くまで見せつけたり腕を差しこみ子袋ごと手前に引きずり出したりと、同じことを3次元界で実施すれば即逮捕レヴェルの荒技が延々と目前で展開されるのだから好事家にはたまりません。同様にしてニップルやアナルやらも皮膚組織の限界までビローンと伸ばされたあげくちんこ汁の吐出口と化すのだからエロ漫画入門したての素人にはオススメできない。快楽専用に改造された各種エロパーツをまさぐられるたび全身をのけぞらせトロトロのアヘ顔さらしてなんども絶頂に達するヒロインの景気よいイキっぷりに乾杯だ。
そんなブルータルな人体改造が横溢するというのにオハナシの方は拍子抜けするほどにスウィートで、困っていたところを助けられ恋に落ちたり一緒に暮らすうちに愛が芽生えたりのハッピー仕立てがメイン。今作はめずらしくダーク含みでシメる話やラストまで凌辱一本やりの作品もあるのだけれど、このハードコアな濡れ場とのギャップを楽しむ意味ではこれまでどおりの和姦志向な物語の方がしいなかずきらしさを堪能できると思う。とまれエロシーンに突入すれば性器拡張シーンを主菜として組みこんだ泣く子も黙る特濃ファックが全編を支配。粘膜の最深部まで見せつけながら言語にならない咆吼を発する彼女らの体躯すべての穴という穴へ白くねばつく液体をたっぷりマーキング。
最近ではすっかり穏健になったアンリアル誌上において依然その奇抜なシチュにより異彩を放つ作家ではあるけれど、もともと絵柄自体は親しみやすくストーリーもほのぼのと牧歌的ゆえ、偏見を捨てて挑戦してみれば意外とすんなりなじめるはずだ。このラヴラヴ人体改造の得も言われぬ魅力を体験せぬ手はないと思うのでぜひいちどみなさまもお試しを。今回分ではキツネっ娘親子丼を心ゆくまで味わいつくせるタイトル・チューン「ばけバレ!」がもっとも愚息の慰安に貢献。

0 件のコメント:

コメントを投稿