2011-12-16

今週の名誉革命。

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-時丸佳久「ハーレムキャッスル The Beautiful Days」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799201770
話△ 抜○ 消小 総合△

しがない騎士見習いから突如王位継承者へ成り上がった主人公はメイドに女騎士にお妃候補にお義母さまと多種多様な女性陣に囲まれ毎日毎晩H三昧表題作長編全8話。タイプの異なる女子どもをずらりと並べて交互にちんこ挿れ放題のタナボタハーレム満漢全席でお送りする作者3冊めのコミックスだ。
自分の場合キルタイム系列は定期購読している「コミックアンリアル」執筆陣を除いてあまりなじみがないのだが、この作家も既刊2冊をリリースしているにもかかわらず今回店頭で発見するまでまったく知らなかった人ゆえこれが初挑戦(作者さますいません)。なお今作は同社でリリースしているHラノベの漫画化だということだが、原作は未読でプレスリリースや第三者の感想ブログなど二次情報のみに基づいてレヴュウしていることをあらかじめお断りしておく。
てなわけではたしてお話についていけるのかと心配しながらページを手繰りはじめたのだけれど、ちゃんと1ページめにあらすじと登場人物一覧がコンパクトにまとまっていて導入は完璧。原作ではなにやら各キャラそれぞれ波瀾万丈のイヴェントもあるようだが、このコミカライズに関しては抜きキャラたるヒロイン10人が冒頭から勢ぞろいし全員好感度MAXというプロアクションリプレイ状態なので修羅場とかの心配はご無用。
きわ立って特徴的ではないものの健康的でイヤミのないアニメ絵で描かれるヒロインたちは少女から熟女までみなかわいらしく、原作小説のサムネイルで見たスタイリッシュだけどやや固い描線のそれとは異なる印象。よってノヴェルから入った人はもしかしたら違和感を覚えるかもしれないが個人的にはこっちの柔和なタッチの方を断然支持する。またツンデレから天真爛漫系、ボーイッシュに母性愛タイプとキャラ属性も要求され得るものをほぼ網羅した豪華仕様でさまざまなニーズにお応え。昨今のトレンドに乗っかり男性主人公の方もむやみにキュートなショタっぷりで、作中では一部好事家のご期待どおり女の娘プレイまでやってのけてます。
のっけから女の子みなショタ殿下・フィリップスくんのちんこを求めて競うように乳尻をすりつけてきては速攻ファック×10人ぶんのイージーゴーイングな展開で物語的コクは希薄なものの、ゴージャスな女体乱舞やら要所での複数乱交などといったハーレムものならではのエッセンスはきっちり押さえて抜きには好適。なお原作/作画担当の好みもあるのか各ヒロインの露出度には若干差があり、どちらかというと巨乳系/お姉さまタイプを優先の雰囲気。表紙や最終話までの構成を見ると作者的には主人公の義母にして王国を統べる偉大な女王・グロリアーナ様がいわゆるラスボス的存在のような気がする。
細かいことはさておきいざ行為に突入すればみなさん主人公スキスキガールなので求められるまでもなく即座にまんこくぱぁ。彼も心得たもので躊躇なく暴れん棒をインサートして往復運動に没頭する。気持ちよさそうにアンアンあえぎまくる彼女らの痴態を堪能しつつすぐさまファースト種つけとあいなるのだが、大半のお話では順番待ちの女子どもがお尻まる出しにしながら寵愛をお待ちかねしているので休むヒマもない。さっそく2人目3人めと複数まんこを征服して子宮の奥底へ白濁液を注入だ。これら女体回転寿司が頭からケツまで飽くことなく続き、最終話ではお約束の全員集合えっちで見開きいっぱいに広がる10の蜜壷めがけザーメンショッツ。
若干フィーチャーするヒロインの方向性が私的嗜好とズレはするものの、総体としてハーレム話のセオリーを忠実に踏襲しその魅力を余すところなく披露した優秀な抜きツールだ。多彩なおなごどもに無条件で奉仕されまくる夢のような情景を味わい現世のつらさをほんの刹那忘却するのもまた一興だろう。ちなみによそのレヴュウだと女王様とか女騎士さんとか眼鏡さんあたりが人気のようなのだけれど、自分は華奢っちいボディをよじりながらイキまくるさまがなんとも犯罪的でグッドなロリっ娘メイド・キャロルたんやポニテの庶民派女子・マガリさんなど、どっちかというと主流派でないキャラの方が好きみたい……。

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