今週の熱身賽。

-やみなべ「ちつじょじかん」ヒット出版社 ISBN:9784894655492
話△ 抜○ 消極小 総合△

ロリっ娘怪人×少女愛好家ヒーローの果てなき性的闘争は今日も続き中編3話+独立短編4本。純真無垢なニンフェットの体温高めボディをゴリゴリ蹂躙し初潮前まんこにたっぷり種つけ三昧のユートピアが目の前に拡がる作者これが3冊めの単行本。
現在の執筆媒体であるロリアンソロ「comic少女式」が季刊ペースゆえ原稿がたまるのがどうしても遅く、2010年4月刊の前作「痴炉利主義（チロリズム）」からこの最新刊までずいぶん間が空いてしまった。しかしながら例によってヒット塗り炸裂のやたらと扇情的な表紙をめくってみれば、そこには従来どおりのょぅιﾞょワンダーランドがアタマからシッポまでみっちりと展開されておりホッと安堵。
2012年のエロ漫画としてはえらくプリミティヴな少年漫画/ぷに絵のハイブリッドな絵柄はデビューからそれほど変化はないものの、近作ではトーンワークが緻密になりお肌の質感がグッとアップ。さらにピッタリと張りついた下着のタイトフィットぶりだのそこからほのかに浮かびあがる乳首や陰裂のシルエットだのが読み手の原初的な情欲を大いに喚起せしめるのだ。造形としてはごく素朴なのにこうした生々しい作画的演出をくり出すギャップが俺をしてこの作家をジャケ買いに走らせる要因。
人外さん1名を除きプライマリースクール高学年あたりでお歳を固定のヒロインたちはほのかにふくらみはじめた2つの突起と視界をさえぎるなにものも生えていない神聖なるたてすじとを標準装備する。お日さまみたいな笑顔がキュートな彼女たちときたらみなお兄ちゃんやらおじさんやらに無防備に身をゆだねるピュアガールだらけで、無知につけこみその身体に指や舌を這わせてもなんら疑問を持たず受け入れてくる聖女のような存在だ。
読み切りも長尺ものも物語のベースは明朗快活ラヴコメで統一されており、痛々しいレイプだの調教だのとは無縁のほえほえワールド。導入で若干強引に迫ったり言葉巧みにだましたりの展開もなくはないが、最後は女の子みな気持ちよさげによがりまくりなので罪悪感を抱くことなく欲望を充足できるすぐれた設計だ。世知辛い世のなかをほんのり風刺しましたテイストの連作シリーズは若干ギャグがくどく感じたものの、ちんこの稼働にはとくに支障なく許容範囲。
いささかイージーなノリながらもいざ濡れ場に突入すればプレイはなかなかに濃厚。アンダーウェアの布地の下で息づく乳首やクリトリスやらを指先で執拗にこすり上げる執拗な前戯などまさに白眉だ。ねちっこい責めにすっかり発情し呼吸を荒げはじめるょぅιﾞょの痴態がなんともエロっちい。1本線のスリットをこじ開けて顔を出した粘膜をじっくりとねぶり続けられると大量におもらししながら彼女らファーストアクメ。
全身を打ち震わせなら行為の続きをおねだりするアリスたちのご要望にお応えすべく男の欲棒を幼い膣内へディープスロート。ちみっこいお尻を抱きかかえながら激しく内奥を貫くと女子ども随喜の涙を流しアンアンよがりまくり。性器結合部のクローズアップを多用しながらピストン運動の一部始終を詳細中継のヴィジュアルがぼくらの興奮をさらに高揚させる。華奢なボディをきつく押しつけてきてさらなる快楽を享受せんとするヒロインの未成熟まんこの最深部に熱々のコーンポタージュのごとくねばつき泡立つザーメンを許容量いっぱいに叩きつけ少女の胎内に消えない刻印を記して任務完了だ。
造形のヴァリエーションに乏しいキャラメイクや易きに流れがちな物語展開などあいかわらず弱点はあるけれど、能天気なイチャラヴとそれとは裏腹のリアルな抽送感をもたらすガチンコファックとの絶妙なコンビネイションが俺の勃起中枢を強力に刺戟。できれば新たなるお仕事先を開拓して作品産出のピッチを上げてもらいたい作家のひとりだ。今回分ではどっちかというと巻頭の短編群が私的嗜好に合致し、風邪ひき少女にお医者さんのぶっとい注射でお薬注入「医者と不幼女(自称)」と、召喚した悪魔ちゃんはじつは昔ひと目ぼれした女の子で……な「wizard30」で激しく自慰表明。