今週の銀河乞食軍団。

-LEYMEI「堕ちた天使達の残影」キルタイムコミュニケーション ISBN:9784799202524
話△ 抜○-△ 消小 総合△

怪物と対峙する女性機甲部隊の乗機はみな無数の触手に襲われて全員粘液まみれ本編&描きおろし別エピソード+独立短編7本+フルカラーショート2本。誇り高き戦闘ヒロインを一敗地にまみれさせ恥辱の罠に堕としてゆく正調凌辱ストーリーてんこ盛りでお送りする作者初単行本だ。
例によってキルタイム系はアンリアル執筆陣を除き作家についての予備知識はないのだけれど、聖闘士風味なコスのばいんばいん女子がガッツリ鎖で拘束され分泌物で柔肌を汚されているジャケットに惹かれ衝動買い。収録作品の初出を見ると雑誌媒体よりアンソロジーコミック執筆メインの人のようで、大半の漫画は同社の戦闘美少女アンソロ「闘神艶戯」/「メガミクライシス」に掲載されたもの。
ゲーム/アニメの影響も明らかなタッチで描かれる推定10代後半～20代なかばの女性陣はみなキュッと締まった細腰なのにおっぱいとお尻は景気よく盛られたスーパーモデル顔負けのボディ。そのうえピチピチのスーツだの甲冑だのに身を包んでいるものだからよけい肢体のむっちり感が強調されじつに扇情的だ。
そんな彼女らが乗っかるストーリーはキルタイムの原点たるヒロイン堕ちもの。舞台こそファンタシー世界からカガクな未来までさまざまだが、いずれも戦いに身を投じる凛とした美女たちが敗北の屈辱のなか下賤な男どもに純潔を踏みにじられたのち強姦輪姦レイプ緊縛強要触手拘束監禁調教とバッドエンドへ一直線だ。ほとんどの物語で彼女たちはろくに快楽を覚えることなく苦悶に満ちた表情のまま犯され続けるというその容赦なき姿勢が君の内なるサディズムをビンビンにかき立ててくれることだろう。
冒頭からいきなりエロピンチが発現しあとはマッハで凌辱のスピーディーな展開ゆえ情緒には乏しいものの、そのぶん濡れ場含有率は圧倒的。身体の自由を奪ったのちろくに濡れていない蜜壷へ強引に怒張をねじこんで激しく腰を使い続ければ、ヒロインもビッグバストをぽよんぽよんに揺らしながら恥辱に耐え続けるも徐々に快楽の淵へ陥落してゆく。どこまでも拡がる「くやしい……でも感じちゃう(ﾋﾞｸﾝﾋﾞｸﾝ」フォーマットのなかに気のすむまでひたり続けたまえ。
強大な力やら圧倒的な体格差やらに自由を奪われ美しき肢体をむき出しにされたおにゃのこのお口へ無理やり欲棒をぶちこみつつ豊満なバストをもてあそびあらゆる場所を白濁液でマーキング。すぐさますべすべまんこの奥底をゴリゴリ突き上げれば強烈な悲鳴を発し彼女は全身で拒否反応。おかまいなしに全部の穴を犯し続け幾度となく白濁液で内奥を汚すうち、いつしかヒロインのむなしい抵抗は止み瞳孔から光も失われてその人間性は完膚なきまでに剥奪される。
地位にものを言わせ立場の弱い女性をいいようにするほの暗い悦びやら生意気なオンナを屈服させる快さやら、およそ三次元の世界ではやっちゃいけないことを存分に脳内でトレースしすっきりとストレスを解消できる大人の癒しツール。あまりに定番ゆえ目新しさは皆無だがそのぶん脳みそに負担をかけずお約束にひたれる設計だ。個人的には触手だと抜き度が落ちてしまうのでやや評定を下げてしまったが使い心地はきわめて良好。ｵｻｰﾝの俺としてはまるで1980-90年代のレモンピープルにでも載ってそうな(むろん絵柄はそれなりに現代的だけれども)メカスーツ少女レイプ系「ファイナルミッション」についつい股間がたぎってしまったことよ。