話△ 抜○ 消小 総合△
百合っ娘並乳さん×ノーマル巨乳女子×巻きこまれ男子の奇妙な三角関係表題作中編3話&番外編+科学者の父親から主人公宅に送りこまれた最高級ラブドールとめくるめく愛欲生活長編6話&描きおろしインターミッション+独立短編1本。やわこいボディの萌えっ娘どもと性器どうしガツガツ干戈を交えまくりのたいそうユースフルな芸風で迫る作者初単行本だ。なお新刊端境期につき大型連休前に発売のものを遅延レヴュウしていることをあらかじめお断りしておく。
書店で偶然見かけるまでは予備知識ゼロの作家だったのだけれど、おにゃのこ2名が乳を寄せあいながらもの欲しげにこちらを見つめる表紙のインパクトに惹かれフラフラとレジへ。中身もカヴァーイラストの印象を裏切らないいま風のアニメ絵で描かれるキュートガールてんこ盛りのキャッチーなもの。全体的なラインはまるっきり現代的なのにほおはぷっくり丸っこくアゴはとんがった顔の輪郭は往年の後藤圭二っぽくてちょっとおもしろく感じた。
この訴求力の高いヴィジュアルに乗っかる女性陣は機械だったり死神だったりの年齢不詳系を含め見た目は10代後半の食べごろガールで統一。ちびっ娘もいなければアダルトさんも存在しない割り切った構成だ。おっぱい的には表題作Wヒロインの片割れがやや控えめなほかはたゆたゆのビッグバストを標準装備しており、それらが押しつけたり揉みしだいたり等のアクションによりダイナミックに変形するさまがじつにエロっちい。
タイトル・チューンとなった後半部の中編より冒頭長編の方がカヴァーでの扱いも内容的なリキの入り方も明らかに上でこの単行本表題はどうかなあと思わぬでもないのだが、ともあれ物語はこの2つの長尺ものおよび読み切りのいずれもオーソドックスなライトエロコメ。帯に複数姦を示唆するコピーがあるように両連載とも男子1×女子2の乱交が含まれているのが特色ではあるものの、終盤までは基本1on1なのであまり過剰にそっち要素に期待せぬよう。また物語全体としては軽いノリなのに三角関係へ向かうプロセスだけは妙に暗く女の子が不必要に修羅場るのはどうも空気を微妙にしていて、いささかギクシャクした語り口とともにお話評価をマイナスしたゆえん。
とまあ小姑ってみたけど艶めく女体をハードに使役するエロシーンはなかなか充実していて、とりわけ色ツヤよく元気なちんこと肉襞パックリなすべすべまんこを惜しみなくクローズアップの画面構成が勃起力アップに貢献。イチモツをほっぺに押しつけられた女の子がうっとりとほおを染めたり暴れん棒に自分からまたがって甘い吐息をもらしたりの巧みなちんこ遣いに感心しきりだ。
みずから含んだ彼の分身を玉も筋もいとおしげに舐めあげてたっぷり先走り汁を浴びた彼女の下腹部はすでに準備万端。すかさずたぎる欲棒をフェードインさせればたちまち法悦の態でハートマークを四方八方に連射する。激しく蜜壷を貫かれるたびきつく柔肉を締めつける積極攻勢に愚息もギヴアップ寸前だ。おねだりするような視線をこちらに向けながら膣内射精を懇願するヒロインの内奥めがけドプドプと本番汁をぶちまけてミッションコンプリート。
長丁場のストーリー構成には少々ぎこちない部分が見られるけれど、やらしい構図のカットアップは勘所をズバズバ突いており精液分泌支援物資としては優秀。ことにおにゃのこの上気したような表情がなんとも劣情をそそりグッドだ。今回収録分では情動に乏しい日常パートの言動とは裏腹にえっちでは少女ティックなかわいらしさを存分に発揮のアンドロイドっ娘・アップルにきゅんきゅんしまくりな長編「プロトタイプアップル」が最愛。
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